番組審議会


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株式会社デジタルアドベンチャー番組審議会議事録<平成30年度>

(1)日時:平成30年10月5日 午後2時から午後3時30分
(2)場所:本社 会議室
(3)出席の状況:委員総数 5名 出席委員 4名
出席者氏名(敬称略):村木清司(知的財産教育協会理事)、春田美穂(デザイナー)
小島美和(クリエイター)、目黒一則(国立音楽大学講師)、村上舞子(フリーライター)
金泰佑取締役 メディア事業本部長 原田美穂編成制作局 局長 杉本明久営業局 局長

1)議題
1.現況報告

2.KNTV DATV Kchan!韓流TVの番組について審議
2)審議

1.現況報告
DA:平成30年度の番組審議会を開催させて頂きます。お手元のレジュメに沿って進行致します。よろしくお願い申し上げます。それではまず、現況報告をさせて頂きます。
昨年度の番組審議会でお伝えしましたとおり、放送と配信の未来を見据えて、今年の1月、NTTdocomoのプラットフォームdtvチャンネルにKchan!韓流TVを立ち上げました。
KNTV DATVに加え3チャンネル体制となりました。スタートさせた目的ですが、第三次韓流ブームと言われる今、中高生がK-POPに夢中になっているわけですが、KNTVとDATVは高価格、アンテナ視聴という物理的にハードルが高い状況にあります。もっと手軽に韓国エンターテイメントのコンテンツを視聴していただくこと、且つ若年層にはYoutubeにはない貴重な映像が必要となります。そうでなければ事業としても成立しないということで、有料配信モバイルチャンネルをスタートさせ、オリジナル番組に力を入れることに致しました。また、当社としても配信に参入したい意向は以前よりありましたが、プレミアチャンネルは放送のファーストウィンドウという特性上、サイマル配信権利をファースト放送と同時配信で獲得することは困難な状況から、ライトユーザーのニーズをキャッチするために、別編成でスタートすることに致しました。
 つきましては、番組審議も3チャンネルということで、今回からKchan!韓流TVの番組審議もお願い致しました。
 さて、今年度のトピックスとしましては、日本の韓流業界では何と言っても東方神起の活動再開で盛り上がり、第一次~第二次韓流ブームの方々のファン活動も活発になられていると見受けられます。よって、当社としても株主関係の強みを活かし、これまでよりさらに強いコンテンツを登場させることが出来ました。具体的にはKNTV初放送の東方神起のオリジナル番組を放送、大きな話題を呼び加入促進にもなりました。またSMアーティストの番組を継続的にKNTVに編成し、独占番組を多く放送することが出来ました。
次に、Kchan!韓流TVはオリジナルのトーク番組『JGのハルハルTV』を毎晩深夜0時から放送するというチャレンジングな編成を致しました。これにより31チャンネル中注目度No1となり、良いポジションを担っています。また、オリジナル番組としてK-POPのオリジナル番組を韓国から生配信でスタート、Kchan!、DATV、KNTVという順序で未公開映像を付けつつ放送致しました。今回ご覧頂いたバージョンはこの番組から派生した日本で行ったライブイベントを生配信したものです。
DATVは差別化を図り、中国・台湾のドラマに力を入れました。華流ファンからのリクエストも年々増えており、昨年から開始したBLドラマシリーズもリクエストが多く、第2弾を放送する予定になっています。LGBTについての理解が高まっていますが、近年BLコンテンツの需要も増しています。ということで、毎回番組審議会では調達した韓国ドラマをご覧頂くことも多かったのですが、今回は自社IP`であるオリジナル番組と中国番組をご覧頂きました。
近年、CS放送に限らずBSでも韓国ドラマ枠が多く、最速で見なくても良い、という視聴者の方もおられるように思います。また、K-POPでも、人気アーティストライブやK-POPフェスは高騰し、ファースト生中継、生配信の権利の獲得競争が激しくなっております。つまり、KNTV DATVの強みであるドラマは最速でなくてもどこかで見られる、K-POPは他局との競争激化という状況であるわけです。よって、当社ではオリジナル番組の強化にシフトしたのが今年度の大きな方針でした。CS業界でも当社の大型オリジナル、自社制作番組に注目が集まり、自由度が高いため宣伝や営業面でプラットフォーム連携が可能になるなど、企画営業連携も開始できる予定です。これから日本の放送業界は配信との共存であることは間違いありませんが、当社がどのような番組をどうお送りするか、という点においてデータ分析を重ねたいと考えています。忌憚ないご意見を頂ければと思います。
以上がご報告でした。

2.KNTV DATV Kchan!韓流TVの番組について審議
KNTV:オリジナル番組『東方神起の72時間』
DATV:中国ドラマ『メモリーズ・オブ・ラブ~花束をあなたに~』
Kchan!韓流TV:オリジナル音楽番組『Power of K in Japan 2018』

DA:それでは、まずKNTVの番組審議から始めさせて頂きます。
オリジナル番組『東方神起72時間』です。この番組は当社で放送するために制作されたバラエティ番組です。絶大な人気を誇る東方神起初のレギュラー番組としてのリリースは大きな反響を呼び、KNTVの加入促進に大きく影響しました。それではお願い致します。
B:トップアーティストのバラエティ番組を独自に放送できるポジションは大いに活かすべきだと思います。私の周りにもファンがいますが、かなり話題になったと聞きました。韓国バラエティを拝見するといつも感じるのですが、韓国の方はお話が上手ですよね。表現が伸びやかで日本人の無口さを痛感します。あとテーマが良いですよね。もし別の人生だったら、という職業体験ですが、スター以外の職業を仮想で体験することはアーティスト自身も面白かったのではないでしょうか。日本のバラエティにもありますが、ここまでじっくり体験することは少ないように思います。
D:私も同感です。構成台本はあると思うのですがファン待望の素顔、つまり長時間自分をさらけ出しながら魅力たっぷりな番組に仕上げる呼吸が出演者と制作者の意図として一致している気がします。このようなバラエティは簡単に制作ができない、あるいはバラエティに多く出演することは難しいのでしょうか。
DA:そうですね。まず、アーティストは基本が歌手ですから、ライブやツアーのスケジュールが優先になります。SMアーティストはグローバルに活躍していますので、各国でのスケジュールがあり、その他の出演についてスケジュールを確保することはまず難しい状況にあります。当社の構造としてこの作品がファースト放送出来る編成的な強みは今後も継続したいと考えています。
D:なるほど。かなり貴重なわけですね。なおさら長期に独占的に確保することが重要ですね。
DA:はい、「ここでしか見られない」独占オリジナルコンテンツを如何に長期に渡り活用できるか、というのは多チャンネル時代、VODなどの配信時代、フリーで見られるyoutbe全盛時代の最大の課題だと重います。
C:私は内容もとても面白かったのです。アイドル番組、スター番組に必要な「ギャップ萌え」が描かれていたように思います。またレギュラーであるという点が視聴者をワクワクさせ、継続加入してもられる良い点だと思います。1点だけ画面変わりが早すぎる部分もありますので、高齢者は録画をして戻しながら見るのではないかと思いました。
A:もっと長く見たいと思いました。続編に期待したいです。
DA:日本のファンは長期的な応援をしてくださる特徴があります。KNTVの視聴者の方々もそうですが、アーティストを長く応援する文化があると感じています。
B:続編はできるのでしょうか。
DA:まだわかりませんが、私たちも希望しています。
D:オリジナル番組を制作する場合、様々な形式があると思うのですが、ぜひ日本のファンの反響を活かせる仕組みがあると良いですね。韓流エンターテイメント業界における日本オリジナルという方式は新しいと思います。先駆者であるKNTVがやるべき仕事のような気もします。
A:そうですね。配信プラットフォームには同じコンテンツが並び、やはりオリジナルでTVスポットを売って加入促進をしていますよね。自社IPと言われて久しいですが、他国文化のコンテンツを日本ニーズに合わせて作るという時代だということがわかりました。
DA:KNTVではこの番組をメインコンテンツとして、東方神起の他の新作バラエティ番組も確保し、特集として編成しました。近年にない効果があったと思います。韓国のアーティストのグローバル展開は年々拡大していますが、日本のファンを大事にしていることはバックステージで感じることがあります。こちらが欲しいタイミングにスケジュールを確保すること、話数を長くすることは課題ではありますが、今後も努力したいと思います。

では、次にDATVの審議に移らせて頂きます。中国ドラマ『メモリーズ・オブ・ラブ~花束をあなたに』です。
DATVはアジアチャンネルというカテゴリーであり、韓国、中国、台湾などの番組を編成しております。数年前までは、台湾のラブコメドラマが反響がありましたが、時代とともに変化をし、現在は宮廷ものの中国ドラマが人気です。また先ほど申し上げた台湾のBLドラマというジャンルも出てまいりました。中国ドラマの宮廷時代劇は、韓流ドラマファンにも人気があり、壮大で豪華な美術演出も注目されています。今回は現代劇ですが、地上波では韓流ドラマ枠あはあっても、中国ドラマを見る機会が少ないと思いますのでその視点でもご覧頂ければと思います。よろしくお願いします。
A:華流と韓流はどちらもファンという方は多いのでしょうか。演出は全く違うように感じました。むしろ日本のドラマに近いのではないかと感じました。映像が非常に美しかったですね。ロケ地の魅力がよく出ていたように思います。
DA:韓流ブームよりも先に『花より男子』の台湾版で華流ファンが日本にできたと言われています。DATVへのリクエストを拝見していますと、韓流ファンの方が中国宮廷ドラマに魅了された形跡があります。韓流ブームが中国で起きた時に、韓国の制作スタッフが中国に行き、撮影指導が依頼されるという現象もありました。その国の文化でドラマテイストも変わると思いますが、このドラマは、ネット投稿で人気があった小説をドラマ化したものです。まず小説が人気があったという点でストーリー性に共感が集まるドラマであるという判断で編成しました。
C:所謂「見守り男子」というラブストーリーには必須のキャストが入っており、王道の内容だと思います。ただ軽いラブストーリーという感じはしませんでした。映像が美しいからでしょうか。どこか懐かしい感じもしましたが近年の韓流ドラマに慣れている人は刺激が足りないのではないかと思いました。
D:刺激という点では宮廷時代劇の方がありますね。私は良く拝見しています。続きが気になる愛憎劇が多いですが、なんと言っても「色」です。中国ドラマは画面のカラーが違いますね。今回のドラマは男性に魅力を置いたラブストーリーだと思いました。ドラマ紹介に文芸小説のようなドラマ、と書いてありましたが、私はもう少しストーリーが深い方がドラマとしては面白いと思いましたし、視聴者の反響もとれるのではないかと思います。
B:韓流ファンに韓国料理が根付いたように、現代劇の良さはその国の生活や感覚がわかる点です。今回の恋愛模様も何ら変わりがないようで、良く見ると細かいところで今の中国を感じますし、文化の違いを感じる、そういう意味では時代劇だけでなく、現代劇のドラマを編成することは放送文化という観点から良い部分だと思います。
DA:ありがとうございます。今年は台湾ドラマで展示イベントも考えていますが、DATVでは韓流だけでなく、中国、台湾、また他のアジアの国のドラマのニーズにも向き合いたいと考えています。開局して9年になりますが、明らかに中国ドラマのニーズは変わりました。
また今後拡大も予想されます。
A:そうですね。アジアには沢山のコンテンツがあり、紹介して行く面白さもあると思います。
DA:以前、台湾のスターのイベントに関わっていましたが、会場に来られる方は長年のファンの方たちでした。
A:中国や台湾の枠を増やすということは考えているのでしょうか。
DA:まだ日本に番組販売されるコンテンツ量が多くないという状況もありますが、ニーズを見ながら検討したいと考えています。
A:私はこのようなラブストーリードラマはいつの時代もあるものだと思っていたのですが、韓国は何かが流行するとそちらに似たジャンルが多くなると以前聞きました。韓国のコンテンツでラブストーリーが少ない時は、他国のもので編成するなど、いつの時代も編成にラブストーリーが入っていることが編成に彩りを見せるのではないかと思います。ただ、このドラマは王道を意識しすぎたのか、もう少し展開スパイスがほしい物語でした。
B:故郷に帰って来たら友人がCEOになっていた、IT企業の描き方などは、改めて世界中今の時代はどこも同じ描き方なのだと感じたりはしました。ネット小説ということですから、これが今若い人たちのニーズでもあるのでしょうね。むしろその点に気付いたりした部分もありました。
C:視聴者からするとラブラインの描き方に期待が集まると思いますが、中国のドラマは今後期待したいですね。
DA:ありがとうございました。これからもアジア圏のドラマはクオリティが高くなり面白いドラマが登場して来ると思います。これからも良質なドラマをご紹介して行きたいと思います。

DA:それでは、最後に新しくスタートしたKchan!韓流TVの審議に入りたいと思います。
まず、こちらをご覧ください(スマートフォンで表示)。Kchan!韓流TVの画面です。基本的にはモバイルのリニア配信となっています。TVにつないで視聴することも可能です。NTTdocomoのプラットフォームで、KNTV DATVとは違い、31チャンネルのパッケージベーシックプランで有料ととなっています。またDocomoだけではなくキャリアフリーでご覧になれる仕組みです。
A:視聴ターゲットはどのような世代なのですか。
DA:まだ明確になってはいませんが、まだdocomoの視聴ターゲットに準じるようで契約者は男性が多く、dtvチャンネルでもドキュメンタリーや車の番組、女性アイドルの視聴は多いようです。
A:では、韓流というジャンルはいかがでしょうか。韓流コンテンツは数チャンネルが参加しており、注目ランキングでは常に韓流K-POPが高い位置にいます。Kchan!は非常に健闘しておりまして、常に上位にいる状況です。
DA:新しいチャンネルですので、基本編成についてご説明します。まず、KNTVとDATVとは違う編成をしております。大きく3つのポイントで基本編成を組みました。
第一に、KNとDAよりは若年層をターゲットにした番組を組むこと。ドラマよりK-POPやバラエティを中心に組み立てております。第二に「配信」という観点からWifi環境がまだ整っていない日本では、在宅視聴が中心になるという点には注力しました。しかも若年層をターゲットにすると料金も嵩むことになります。よって、移動体視聴とは言え、在宅視聴率を核とした逆L編成をベースにしました。第三にオリジナルコンテンツを編成することです。配信の権利ウィンドウは最終ということから、見尽くされた番組が登場する可能性が高くなります。パッケージはアロケーション収入となるわけですから、視聴率競争です。
よって、Kchan!ならではのオリジナルを作ることに致しました。とはいうものの、新チャンネルに大きな予算はありません。協力してくださるアーティストとタッグを組み、毎晩深夜0時に会えるアイドル番組を企画しました。それが『JGのハルハルTV』です。注目番組の上位を継続的に占めております。ハルハルというのは毎日ということですが、JGという韓国人アーティストの日本語力、笑いがとれるパワフルなトーク力にスタッフも脱帽していますが、彼らのおかげで注目を浴びております。今回はご覧頂いておりませんが、今後の審議でご覧頂ければと思います。
そして、全3チャンネルで放送することを想定してスタートしましたが、大型音楽番組を開始しました。それが『Power of K』です。毎月1回、韓国から生配信をすることを基本としていますが、今回ご覧頂きましたのは『Power of K in Japan 2018』という派生番組で、6月2日に日本LIVE版として有料ライブを開催し、生配信したものです。
それでは審議をお願い致します。
D:韓国のK-POP番組は画面変わりが早く、日本とはカット割りの秒数が違うところ、そして照明が多く、画面から照明が出て来そうな勢いのものが多いですよね。今回の番組は、日本語で進行していることもありますが、少しゆっくり目の日本型であるなと思いました。
カメラマンや制作の方は日本のスタッフですか。
DA:はい、日本のスタッフですが、K-POP系に関わることの多いスタッフです。
D:そうなんですね。所謂光点滅パカパカ描写にかかりやすい場合があると以前聞いたこともありますが、K-POPファンはそれに慣れているように思います。通常は韓国から生配信ということは韓国スタッフ制作ですよね。日本で制作する場合に、韓国型演出を意識することはありますか。
DA:あります。カット割や照明など、韓国の番組やMVはかなり意識をします。しかし、日本語進行になる場合、あるいは通訳が入る場合はそれだけでスピードが緩むことがありますので、全体的に遅い進行と感じられることもあります。演者さんのパフォーマンスシーンは、韓国のスイッチングを意識して事前に研究することは多いです。
B:キャスティングが難しい時代に入ったのではないかと感じました。私もライブには行きますが、メインアーティストによって当然チケットの売れ行きが変わると思います。キャスティングはどのようにして決めているのでしょうか。
DA:メインアクトから交渉をします。ご承知のとおり現在は箱問題(オリンピック前会場が足りないという問題)がありますので、オムニバスは特にアーティストのスケジュールと箱を合わせることが難しい時代となりました。メインアクトと新人アーティストなどバランスを考えつつ、そして通常放送で反響のあるアーティストを選択して交渉しています。
A:生配信の反響はいかがでしたでしょうか。
DA:配信後の視聴者や来場者の反響は概ね良い評価でした。楽しいライブだったというものが多かったです。プラットフォームからは、dtvチャンネルの加入も伸び、PR効果が高かったという評価を頂きました。実際、プラットフォーム加入のためにコンコースにミニステージを作り、アーティストが出演するなど、イベント一体化のPRも行いました。
A:視聴者サービスはあったのですか。番組の生配信をされるとチケットを買って来た人たちのメリットはどのようなものなのでしょうか。
DA:チケット販売の際、視聴者先行販売、良席確保という形式をとっております。また会場にいらした方には抽選にはなりますが、アーティスト関連のグッズのプレゼント等もさせて頂きました。また一部のアーティストに会えるという企画も行いました。
A:それは主催者ならではの展開ですね。番組が起点だとは思うのですが、有料イベントとファンサービス、加入企画が連動しているというわけですね。準備に時間がかかり毎月というわけには行かないと思いますが、番組をイベント化することで一番効果的なことは何でしょうか。
DA:有料の場合は事業収入もさることながら、宣伝要素が高いです。媒体も招待をしますので当日の夜から記事が出ます。また番組を知らない方々が友人と連れ立って来られる方も多く、イベント宣伝をすることが視聴に結びつくということも考えられます。さらにアーティスト自身がSNSで宣伝をしてくださることもあります。
C:私は番組としてなのか、イベントとしてなのか、演出構成について、もっと会場を広く使用するのも良いのではないかと思いました。スタジオで生中継をしている感覚です。
ステージだけでなく、観客と一体化する感じが番組としてもっと欲しかったです。
DA:はい、会場にもよりますが本来はスタジオで視聴者を招いて生配信をする番組にしたいという希望もあります。現在レギュラーは韓国から生配信をしていますが、視聴者、契約者は日本の方々です。よって、その方々へのサービスをするには日本スタジオで番組を制作したいという希望はあります。キャスティングやスケジュールを考えると現在は韓国制作の方が充実するという判断です。
C:番組もブランド力だと思います。長年続けなければ認知度も高まらないと思いますが、レギュラーの番組をK-POPファンに知らせるために努力されていることはありますか。
DA:dtvチャンネルもほぼCS放送に準じており、2ヶ月前が宣伝の締め切りになっています。配信時代なので、直前ネット上での宣伝は比較的多いとは思いますが、宣伝の締め切り日が変わりません。よって、レギュラーの音楽番組のキャスティングが2ヶ月前に決まることはないので、独自でネット上の宣伝をすることになります。直前に決まるケースもありますので、この点においても、スケジュールに合わせて日本制作にすることが良いのでは、という議論もありました。
C:旬のアーティストが出演するというのが音楽番組の醍醐味だと思いますが、その他の企画もあっても良いと思います。コラボレーションやカバー、他ジャンルとの編曲など面白い演出を期待しています。
DA:ありがとうございます。そのような話もスタッフから上がっておりますので、今後の番組向上のための参考にさせて頂きます。
それでは、本日の審議はここまでとさせて頂きます。
3チャンネル運営になりまして、番組も多岐に渡るようになりました。オリジナル番組については、時代をとらえ視聴者ニーズを検証しつつ、ブランディングも図りたいと考えております。今後も先生方のご意見を賜りながら向上させたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。
本日はありがとうございました。


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