「高麗契丹戦争(原題)」のあらすじ

若くして王位に就いた穆宗(ペク・ソンヒョン)は、摂政を行ってきた母の千秋太后(イ・ミニョン)に権力を握られていた。ある日、さらなる野心を抱く千秋太后はキム・チヤン(コン・ジョンファン)との間にできた息子を後継者にすると宣言。穆宗は、千秋太后によって追い出された王家の末裔ワン・スン(キム・ドンジュン)を呼び戻すことを決意する。千秋太后による暗殺の危機を乗り越えたワン・スンは、反乱を起こしたカン・ジョ(イ・ウォンジョン)によって即位し、顕宗となった。しかし、政治のことは何もわからず戸惑うばかり。忠臣カン・ガムチャン(チェ・スジョン)が顕宗に王としての教育をはじめるが、契丹が高麗に宣戦布告し…。

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各話あらすじ

第31話 民と共に契丹軍が高麗王、顕宗 がいる開京を目指していると知ったカン・ガムチャンらは、契丹軍を追って馬を走らせる。一方、開京にいる顕宗らも契丹軍の策略を知り、何とか時間稼ぎに奏功する。しかし契丹の本軍が攻めてきては、兵が出払っている開京はひとたまりもない。そこで顕宗は民の犠牲を何とか抑えるべく、契丹を退散させるため、さも大軍がいるかのように見せかけようと提案する。
第32話(最終話) 平和の礎いよいよ契丹軍と高麗軍の最後の戦が、亀州の平原で始まる。風向きは契丹軍に味方し、重騎兵がまだ戻ってこない高麗軍は恐れから兵士たちの士気も下がる。しかし、カン・ガムチャンは高麗軍の勝利を確認しつつ、兵士たちを鼓舞する。そして強力な重騎兵が到着すると、ついに高麗軍が勝利を収める。周辺諸国からは使者が送られ、次々と顕宗に謁見する者が詰めかけて恭順の意を表する。

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