「二度はない(原題)」のあらすじ
バクハ(パク・セワン)は愛する人と結婚、子供を身ごもり幸せの絶頂にいた。だが、そんな中夫が火災に巻き込まれ亡くなってしまう。事件は自殺として処理されたうえ、会社の資金を横領していた疑惑がかけられるが、夫が自殺するはずがないと考えたバクハは真実を明かすためソウルに上京、夫の勤務先であるクソンホテルへ押しかけるが、相手にされず追い返されてしまう。ホテルの戦略本部長のへジュン(クァク・ドンヨン)はそんなバクハを見かけ金目当てと勘違いする。その帰り道に産気づいたバクハは長期宿泊者たちが滞在する“楽園荘”の人々に助けられ、そのまま楽園荘で出産。バクハの事情を知った楽園荘のCEO、マンレ(ユン・ヨジョン)は彼女にしばらく楽園荘に滞在するよう勧める。こうしてバクハはワケありの住人たちが暮らす楽園荘で生活することに。その後、バクハを偶然見かけたヘジュンは彼女に突っかかり、2人は最悪の再会を果たす。一方、へジュンの祖父でクソンホテル会長のワンサム(ハン・ジ二)は、楽園荘の長期宿泊者でクソンホテルのゴルフ場で働くウンジ(イェ・ジウォン)が気になっていた。そしてウンジと同じく楽園荘に長期滞在中のプンギ(オ・ジホ)はある理由からクソンホテル会長の妻であるインスク(ファン・ヨンヒ)に近づくが…。
各話あらすじ
- 第31話 あなたの勝ちよヘジュンが持っているジングのUSBを盗むよう、インスクはプンギに頼む。しかしプンギは、ヘジュンを裏切ることはなかった。ヘジュンに自首を促されたインスクだったが、すべてヘジュンのためにやったことだと言い悪びれなかった。ヘジュンは自分からバクハを離れようと決心する。バクハはそんなヘジュンの態度に違和感を覚えていた。そのころドヒのパワハラ問題も世間で取り沙汰されて…。
- 第32話 嫌な予感がしてバクハは、電話口でインスクの様子がいつもと違ったことに嫌な予感を覚えていた。そこでウンジに、インスクの様子を見てもらうように頼む。ウンジがインスクの寝室に入ると、インスクは睡眠薬を飲んで意識がなかった。どうにかして一命を取りとめたインスクだが、救ったのがバクハだと知り驚く。一方、ドヒはウジェがなかなか示談に応じず困っていたが、ようやくウジェが示談に応じて…。
- 第33話 ヨルム ママを守るんだぞインスクが自首して罪を認めたため、ヘジュンはバクハのそばにはいられないと決意する。そしてバクハには何も言わず楽園荘を出ることにした。一方、ドヒも傷害教唆の容疑で拘置所に入れられることになった。世間のクソンに対する風当たりが強くなり、やむなく謝罪会見を開いたワンサムは、ドヒとインスクを現職から退けることを発表する。ゴボクはクソンの臨時株主総会開催を要求するが、その目的は…。
- 第34話 3人で幸せに暮らしたかったバクハの元を去り、家に戻ったヘジュンは、赤ちゃんを連れた若い夫婦を見てヨルムのことを思い出す。バクハとヨルムのことを忘れることはできなかった。ワンサムはヘジュンを会社に戻そうと思っていたが、ヘジュンは新会社を設立することを決めていたため、戻るつもりはなかった。そして依然として行方不明のソン理事から電話が入り会うのだが、彼がバクハに恨みを抱いていることを知り…。
- 第35話 看護させてくださいバクハをかばって、ソン理事が運転する車に身を投げたヘジュンは、倒れて意識不明となってしまう。バクハは病室を離れず看護したいと申し出た。ヘジュンは命だけは取り留めたものの、目を覚まさない日が何日も続く。一方、ワンサムと別れたウンジはプンギと結婚することに決め、式を挙げるより先に婚姻届を出した。それに触発されてゴボクもマンレにアプローチするが…。
- 第36話(最終話)今日も楽園荘 異状なし命を取り戻したヘジュンは、命を投げ出すほどにバクハが好きなのかとインスクに聞かれ、ケガをしたのが自分でよかったと正直な気持ちを伝える。一方、クソンの臨時株主総会でワンサムは会長を解任された。そして、ある日、クソンから呼び出しがあり、楽園荘の面々はついにゴボクがノーススカイの会長だったと知る。そしてクソングループで新しい仕事を任されることになった彼らには、旅立ちの時が近づいていた。