「ずっと恋したい」のあらすじ
血縁と養子縁組、貧乏と豊かな生活、年上年下カップルの偏見を破る、爽やかで溌剌とした6人の男女のラブストーリーと、彼らをめぐる大人たちの温かいストーリーを描くホームドラマ
【テヤン♥ユリ】
病院長の娘であり、放送局の教養プロデューサーであるチェ・ユリ(イム・セミ)は、何不自由なく育ったが、過酷な仕事に飛び込んだ熱血キャラ。チェ・ユリは偶然出会ったソ・ハジュンを自分からデートに誘うほど、堂々としていて積極的な人物だ。イム・セミはチェ・ユリ役を通じて、初対面の時から惹かれていたソ・ハジュンと、ぶつかり合いながらも結局は恋に落ちるハツラツとしたロマンスを描く。
【ジェミン♥セッビョル】
若くして母になったキム・セッピョル(ナム・ボラ)は、様々なバイトをしながら5歳の娘スア(ハン・ソジン)を育てる。25歳のシングルマザーであるキム・セッピョルは、いつも微笑みを忘れずに暮らしてきた。そんな彼女とは正反対の人生を生きてきたアパレル会社の常務チェ・ジェミン(イ・ギュハン)と忘れられない出会いを果たし、全く違う二人が恋愛模様を描く。
【ウジュ♥ミレ】
5歳年下のウジュ(ユン・ジョンフン)と結婚するために妊娠したと嘘をついて騒ぎを起こすミレ(キム・イェウォン)のハツラツとしたラブストーリーを描く。妹セッピョルの娘スアを自分の娘として育つと決心するため結婚までに逆境と闘う。
各話あらすじ
- 第20話
ユリは半年付き合って判断すると祖母に伝えたことをユビンに話し、どうしたらテヤンとの仲を深められるか相談する。
そしてテヤンを誘い、夜の公園を散歩する。
自分が一方的に好きな気がして、人に恋人だと紹介していいのかどうか迷うと言うユリに、テヤンは答える代わりにキスをする。
翌朝、ユリはテヤンと付き合い始めたと家族に報告する。
ヤンスンが仲介人に会いに行くと、高価な金のさじを渡される。
実はそれは、ユリの祖母が渡すように指示したものだった。
テヤンは理事長に呼び出され、ユリが孫であることを知る。
ウジュは、ミレの具合が悪いのはつわりのせいだと思い、様子を見に行く。
- 第21話
ユリは何度もテヤンに電話するが、つながらないので心配する。
ジェミンは、室長を連れて再びセッピョルに会いに行き、パーティーへの招待を受けてほしいと丁重にお願いする。
セッピョルは今度は断らず、室長に考えてみると言って、ドレスを受け取る。
ユリの両親は、ユリがテヤンと付き合い始めたと聞いても特に反対しないミンジャを不審に思う。
マルスクは、ウジュがピザ店をやりたがっているが開店資金が足りないとテヤンに相談し、ついでに仲介人が来たこともこっそり話す。
翌朝、ヤンスンが食卓に金のさじを並べ、テヤンに見合い話を持ちかける。
するとテヤンが怒り、金のさじを返すように言う。
パーティーの当日、中国のバイヤーがやって来るが、飛行機で酒を飲んで泥酔している。
しばらくしてドレスを着たセッピョルが現れると、泥酔したバイヤーに絡まれる。
- 第22話
ジェミンは、セッピョルに絡む中国のバイヤーを殴る。
そんな彼を見て、セッピョルは自分が好かれているのではないかと感じる。
すると、ジェミンが“自分でも気づかなかった”と告白する。
ヤンスンは、テヤンに怒られたことがショックで落ち込み、ジョムスンに金のさじを返しに行かせる。
セッピョルのことが好きだと気づいたジェミンは、今までの自分の横柄な態度を思い出し、どうしたらイメージを回復できるかユビンに相談する。
すると、高い物をプレゼントしろと言われ、早速買いに行く。
テヤンに呼び出されたユリは、なぜ理事長の孫なのを隠していたのか聞かれ、隠したわけではないと説明する。
しかしテヤンは、“ゆっくり考える”と言って立ち去る。
ジョムスンが仲介人にテヤンの実父のことを話しそうになったことを知り、ヤンスンが追い出そうとするが、家が他人の手に渡り行く当てがないと言われる。
ミンジャはユリとテヤンを理事長室に呼び出し、自分に従わないテヤンを殴る。
- 第23話
ミンジャに殴られたテヤンは、理事長室に金のさじがあることに気づく。
ユリは、理事長室を出てそのまま手術に入ったテヤンを待つが、手術室から出てきた彼は何も言わずに行ってしまう。
ヤンスンは、家がなくなったジョムスンに、荷物を運んでここに住めと言う。
感謝したジョムスンは、家事をして恩返ししようと考える。
テヤンはウジュに、開店資金の3千万を渡す。
そのおかげで店の契約をすることになったウジュが家族の前でテヤンにお礼を言い、テヤンがお金を出したことが祖母にばれる。
マルスクに体調を気遣われて気がとがめたミレは、怒られることを覚悟して妊娠は嘘だとウジュに打ち明ける。
しかしウジュは怒らず、ミレをホテル街に連れていく。
ユリが泥酔して帰ってきて、何があったのかヨンランが聞こうとするが、答えない。
ジェミンはセッピョルと会う約束をするが、彼女に渡すプレゼントを家に忘れてきたのを思い出して取りに帰り、自分の家を掃除しているセッピョルを見かける。
- 第24話
ジェミンは、セッピョルが自分の家の家政婦だと知ってショックを受け、家政婦を愛せるか悩む。
ウジュは、ミレの妊娠が嘘だったことを親に話して一度怒られて済ませるか、黙って結婚して人生を棒に振るか迷う。
結局、ミレを連れて自分の両親に挨拶に行くのを直前にキャンセルし、ミレに別れを切り出す。
セッピョルはジェミンと会う約束をしたカフェに行くが、いくら待ってもジェミンは現れない。
未婚の母で家政婦の自分が何を期待していたのかと、情けなくなって帰る。
ヨンランがユリに、理事長室に呼び出されて何を言われたのかと聞き、テヤンが頬をぶたれたことを知る。
妻からそれを聞いたドンジュンは度が過ぎていると思い、自分は子供たちの味方になるとミンジャに伝え、代わりにテヤンに謝罪する。
テヤンが手術から戻ると、裏庭で待っているとユリからメッセージが入っているのに気づき、会いに行く。
- 第25話
ユリはテヤンに祖母のことを謝り、自分が一方的に好きなだけだったから別れようと言う。
するとテヤンは、“好きでもない女に、家族にも言えなかった本当の両親への思いを話せるか?”“もう好きにならないで”と言って去っていく。
浮気相手との連絡を遮断されて、することがなくなったミョンジュンは、テレビドラマにハマる。
ジェミンはセッピョルに今の仕事を全部辞めて自分の会社で働けと言うが、セッピョルは勝手な彼に怒る。
ウジュから別れようと言われたミレだが、彼は自分から離れられないと自信たっぷりで、電話も無視する。
ミンジャはユビンに、父親がユリとテヤンを結婚させて、テヤンを後継者にしようとしていると話す。
1人で酒を飲んで酔ったテヤンがユリに電話すると、ユリが駆けつけて謝り、2人は仲直りする。
ジョムスンが腰をひねり、ヤンスンに付き添われてテヤンの病院へ行く。
そこで偶然、ヤンスンとヨンランが再会する。
- 第26話
ヨンランと再会したヤンスンは、テヤンが実母に会うのを避けるため、なるべく診察室から出さないようにする。
ヨンランは、昔 子供の顔を見に行った時に、死んだとヤンスンに言われたことを思い出す。
ウジュに呼び出されたミレは、露出の多い服を着て現れ、声を掛けてきた男性に電話番号を教えようとしたり、男友達から電話がかかってきたふりをしてウジュを挑発する。
そして、妊娠しているかどうか検査しようと言うウジュに、2週間たたないと分からないと言う。
ユリは、テヤンと仲直りして夜釣りに行くことになったと母親に電話する。
一方、テヤンはユリと交際していることをユビンに報告し、一緒に夜釣りに行くことを話す。
セッピョルがジェミンに、待ち合わせをしたカフェに来なかった理由を聞くと、忙しかったと言われ、自分も食事の誘いを断る。
家に帰ったセッピョルは、具合が悪くなって寝込んでしまう。
ユリとテヤンが夜釣りに行った翌朝、ユビンが祖母にそのことを伝えると、ミンジャは激怒する。
- 第27話
セッピョルは、仕事中にスッキの目の前で具合が悪くなり、倒れてしまう。
夕食時にそのことを聞いたジェミンは、急いでセッピョルに会いに行く。
突然現れて優しくしてくれたジェミンに“俺が好きか?”と聞かれ、セッピョルは否定する。
テヤンは、ユリと食事の約束をしてカップルリングを買いに行くが、ユリに祖母からすぐに帰るよう電話があり、食事は取り消しになる。
ユビンは父に、テヤンを次の院長にしてもいいが、病院は自分に継がせてほしいと頼む。
マルスクに呼び出されてウジュの家に挨拶に行ったミレは、同居しなくていいと言われ、しばらく実家に住むことを提案する。
すると、新居の心配をしていたマルスクはあっさり許可する。
ミンジャは家族を集め、ユリがテヤンと別れるまで断食することにしたと報告する。
そして怒って席を立とうとした途端、倒れてしまう。
腰痛の治療のためにジョムスンが病院に行くと、姑の注射薬を取りに来たヨンランに偶然会う。
- 第28話
ジョムスンはヨンランにテヤンのことを言いかけて、子供は死んだと伝えられていることに気づく。
ヨンランはジョムスンの態度から、子供は生きているのかもしれないと思い始める。
ヨンランが帰ろうとすると、意識を失ったミンジャが救急車で病院に運ばれてくる。
CTの結果、脳にわずかに出血があり、しばらく経過を見ることになる。
セッピョルがジェミンの部屋を掃除しに行くと、すでにきれいに片づいている。
ウジュは、この際検査の結果に関係なく結婚の準備を進めようとミレに言い、契約したばかりの自分のピザ店に連れていく。
ジェミンはセッピョルを呼び出し、パーティーの時に好きだと告白したのは自分の勘違いだったと謝る。
それに対し、セッピョルも二度と会うことはないと言ってお別れの握手をしようと手を出す。
すると、握手をした手を引き寄せて、ジェミンがセッピョルを抱きしめる。
- 第29話
セッピョルと別れたジェミンは、彼女に贈るはずだったブレスレットを川に投げ捨てる。
セッピョルは店に戻り、涙をこらえながら接客をする。
母親が倒れて入院したとの連絡を受け、ミョンジュン一家も病院に駆けつける。
ミレの母は、結婚式の日取りを相談するためマルスクと会う。
話をするうちに、婿養子が認められたわけでなく、自分に子守をさせる気だということに気づく。
チュ室長は、ジェミンの指示でセッピョルに留学を勧める。
学費だけでなく生活費まで支援すると言うが、状況が許さないと断られる。
昏睡状態だったミンジャの意識が戻る。
お粥を持って病院へ行ったヨンランは、腰痛の診察に来たジョムスンと付き添いのマルスクに会う。