「二番目の夫(原題)」のあらすじ
明るくて正義感のあるソナ(オム・ヒョンギョン)は夫サンヒョク(ハン・ギウン)との間に息子を授かり出産した。両親を事故で失い祖母と貧しい生活をしてきたソナは優しい夫と可愛い息子に囲まれて幸せな生活を送っていた。しかし、サンヒョクはソナが分娩中、会社の上司ジェギョン(オ・スンア)の誘惑に負け不倫をしていたのだった。あるときデパートで女性がスリに合っているところを見かけたソナは財布を奪い返すが犯人を逃してしまう。追いかけようとするソナを止めたのは財布の持ち主でサンヒョクの不倫相手ジェギョンだった。二人は意気投合し友人となる約束をする。一方、ジェギョンの異母兄ジェミン(チャ・ソウォン)は歌手になる夢をあきらめられないでいた。あるトラブルをきっかけにソナと出会うのだが…。
各話あらすじ
- 第31話 私じゃありませんギテクがサンヒョクを脅迫していたと知ったジェギョンは、ギテクと非常階段で会い、違法でテグク製菓の看板を使うのをやめなければ警察に届け出ると言う。しかしギテクはジェギョンが不倫してサンヒョクを奪ったことをテグクに言うと脅したため、カッとなったジェギョンはギテクともみ合いになり、ギテクは階段から落ちて死んでしまう。そのあと非常階段に来たソナを見たある社員が、ソナが殺したと思い警察に通報するのだが…。
- 第32話 容疑者扱いするんですか?テグク製菓で殺人事件が起こったニュースは世の中を騒がせていた。ギテクは階段を落ちた時、手にブレスレットを握っていて、それがソナのものであったため動かぬ証拠となってしまった。会社に事情を聞きに来た刑事は、ひょんなことからジェギョンも同じブレスレットを持っていると知り、手首を確認するが…。一方、警察で取り調べを受けるソナを訪ねたジェミンは、無実なのは分かってるから気をしっかり持つようソナを励ます。
- 第33話 息子の母親を人殺しに?罪を自供すれば模範囚として早く刑務所を出られると弁護士から聞いたソナは、とうとう自供してしまう。しかし実はジェギョンが弁護士に働きかけ、自供を促すようしむけたのだった。ソナが自供したと聞き、サンヒョクは、自分の息子の母親を人殺しにはできないと言う。それを聞いたジェギョンは腹を立てるが…。無罪だという証拠も出ず、ついにソナの身柄は拘束されてしまう。
- 第34話 どうも怪しいですヘランはある男と頻繁にホテルで会い、テグク製菓の株の動きを確認していた。そこでジェギョンが株を売ったことを知り、怪しいと思う。ヘランはひとまず売られた株をJキャピタル名義で買っておき、ジェギョンがなぜ株を売ったのか調べることにする。ジェギョンは弁護士買収のためにお金が必要で株を売ったのだが、テグクやヘランには、サンヒョクの実家にお金をあげたとウソをつき…。
- 第35話 私の前に現れないでついにサンヒョクとジェギョンは結婚式を迎える。ジェミンは結婚式の直前にジェギョンのもくろみによって、歌手として歌っていたことがテグクにバレて、結婚式の直後にアメリカに行くことになっていた。ジェギョンの実の母親ヘンシルは結婚式に現れ一騒動起こす。そんな母親にジェギョンは、二度と姿を現すなと怒りをあらわにするが…。そのころソナは懲役5年の刑を受け、刑務所に入ることになる。
- 第36話 必ず罪を償わせてやる刑務所に入ったソナは、ブレスレットの存在をジェギョンが知っていたことに気付く。どうにかしてサンヒョクとジェギョンに罪を償わせるため、模範囚として早く刑務所を出ることだけを考える。そして4年の月日がたち、模範囚だったソナは仮釈放となる。同じころ流産を隠してフランスに渡り、子どもを産んだことにして養子テヤンを迎えたジェギョンとサンヒョクが帰国する。そしてアメリカに行っていたジェミンも…。
- 第37話 何かあったら大変よ出所したソナは、マルジャが引き取って育てていたセビョクが死んだと知りショックを受ける。サンヒョクは、ぼう然とするソナを納骨堂に連れて行き、セビョクが死んだのは母親がいなくなったせいだと言って責めた。ソナはあまりのショックに自分も命を絶とうと考え川に入る。その頃、ソナと連絡が取れずボクスンとソジュンは何かあったのではないかと心配していた。ジェミンはソナを捜し納骨堂に行くが…。
- 第38話 これじゃ何もできないジェミンに助けられ生きようと決意したソナは、ジェギョンとサンヒョクに復讐することだけを考えていた。ジェミンからくすねた社員証でソナはテグク製菓に入り、ジェギョンに嫌がらせの箱を届ける。ジェギョンはソナが出所したことを知らなかったため、誰の仕業か分からず、何もできないと恐怖を感じていた。次にソナが嫌がらせをしたのはマルジャだった。ある日、マルジャが経営するチキン店に電話をして…。
- 第39話 いつだって君を愛してたゴップンが修道女に預けた遺品の箱があると知ったマルジャは、それが気になってたまらない。どうにかして手に入れようと考えるが…。ソナの復讐作戦はヘランに及んでいた。ヘランに近づいたソナは、わざとヘランを助ける場面を作り上げ、恩を売る。そしてサンヒョクにも連絡を取り、まだ気があるそぶりを見せた。サンヒョクは、いつだってソナを愛していたと言うのだが…。
- 第40話 だますつもりだったの?ソナのジェギョンに対する嫌がらせは続き、次は会社の中で起こった。ジェギョンのパソコンにウイルスが送られ、プレゼンの最中に“人殺し”という文句が画面に映ったのだ。テグクに事件のことがバレると思ったジェギョンは恐怖に震える。こんなことをするのはソナしかいないと思い調べさせたところソナが出所していたことが分かった。ジェギョンはその事実を自分に黙っていたサンヒョクに怒りをぶつけるが…。