「ヨンワン様のご加護(原題)」のあらすじ
1億色もの色を識別できる絶対色覚=テトラクロマットを持つ少女、ホンジュ(子役:イ・イェウォン)は山奥で平穏な日々を送っていた。父の友人の息子プンド(子役:チャ・ソンジェ)と出会い心を通わせるが、2人の父親は突然の事故で他界。 母は何者かに殺害され、ホンジュは車に撥ねられたうえ、崖から海に突き落とされてしまう。実は2人の父は共にある美人図を探していたところ、プンドの父が勤めるチュボグループの家臣、ピルドゥ(パク・ジョンハク)の陰謀によりはめられたのだった。奇跡的に助かるも記憶を失っていたホンジュは、ハッキュ(アン・ネサン)に引き取られ、チョンイと名付けられる。継母ドッキ(クム・ボラ)、義理の姉ジナ(チョ・アン)に疎まれながらも健気に明るく育つ。 数年後、高校生になったチョンイ(イ・ソヨン)は、有名ピアニストになって海外から帰国したプンド(ジェヒ)と偶然のトラブルに。父の死が原因で視界がモノクロにしか見えなくなっていたプンドだったが、なぜかチョンイだけは正常な色に見えることに驚く。だが2人の因縁でもある美人図の行方を、チュボグループが追い続けており…。
各話あらすじ
- 第71話 確かな記憶ピルドゥの黒い影のことが気になるチョンイ。ピルドゥも、チョンイが美人図の青色の顔料の種を持っていたことを知り、チョンイのことを調べ始める。ある日チョンイは、ヨルメの通院先で、記憶の歪曲についての話を耳にする。
- 第72話 知っている名前美人図もチョンイが持っていたのかをピルドゥに聞かれたジナは、盗品を買い取ったと嘘をつく。その頃プンドは、、ソンジェの事件の容疑者としてジファンの名前を聞く。チョンイが読んでいる顔料の資料の、研究者の名だった。
- 第73話 裏切り者の記録ピルドゥが、チョンイとジファンが父子である事実を知る。一方、チョンイやコ所長、プンドら高麗プロジェクトのメンバーたちは、ジファンの残した資料を基に研究を進めていたが、ジファンはチュボの裏切り者、とされていた。
- 第74話 疑惑家の前でピルドゥに出くわしたハッキュとチョンイは、彼を怪しむ。ピルドゥは20年前の美人図盗難とハッキュの関連を疑っているのだった。そんな中、ハッキュはヨンインの専属運転手として働くことになる。
- 第75話 鉢合わせ美人図の顔料について聞こうと、カンリョン寺を訪れるチョンイとプンド。偶然、ハッキュと出会うが、ハッキュは慌てる。ハッキュが昔のことを探っているという情報を得たピルドゥは、20年前の窃盗犯に違いないと感づく。
- 第76話 百青(ペクチョン)草カンリョン寺のソングァン僧侶に、百青草の名と、それを熱心に研究していたジファンの話を聞いたチョンイとプンドは、ジファンは裏切り者ではないのでは、という考えを強める。一方、ホンジョンはウヤンと離婚しようと考える。
- 第77話 青いハンカチハンカチのことをチョンイにしつこく聞かれ、声を荒げるハッキュ。そんなハッキュの様子に、チョンイも実の親を調べることについて不安になる。一方プンドは、父の死の真相とジファンについて調べ直すことにする。
- 第78話 3人おそろい28年前、不審人物が落とした物と同じ腕時計を、プンドの父も持っていたことを知り愕然とするハッキュ。プンドの父の他に、ピルドゥ、チュボで働いていた男、の3人おそろいだったこともチョンイに聞き、訳が分からなくなる。
- 第79話 子は親を選べないチョンイとプンドは、社内でキスしているところを、ドッキとジナに見られてしまう。激怒したドッキは、チョンイとプンドを別れさせようと考える。その頃、ドッキは、ジナから預かった裏金を投資に使っていた。
- 第80話 なぜか曇り空サウナで一夜を明かしたチョンイとプンド。それぞれの家族は大騒ぎになるが、プンドはチョンイと結婚する、とヨンインに宣言する。ヨンインは、チョンイを招いて夕食会をすることに。しかしチョンイの表情はなぜか暗く…。