「ママ~最後の贈りもの~」のあらすじ
各話あらすじ
- 第11話
レヨンからのしつこい連絡に我慢できなくなったジウンはレヨンに会い、レヨンはスンヒとテジュが浮気しているとウソをつき、その場にスンヒが現れる。
レヨンをほっとけないと思ったスンヒは、企画の宣伝コンセプトである自分のすべてを公開する条件として2つの要求を提示する。
ついに自分の企画が日の目を見ることになり、テジュはジウンやボナに自分の仕事やステラ・ハンについて話すのだが、ステラ・ハンがカナダで活動している画家だと聞いたボナは、自分たちはカナダと縁が深いねと言う。
ボナの祖母に会ったグルは、自分もパパに会えば祖母や叔父ができるのかと聞き、実の父親にスンヒが自分の存在を隠す理由は、実の父親がロクでもない男だからとグルは考える。
スンヒが自分に何か隠していると思ったジウンは、スンヒを疑ったことを打ち明け、スンヒはいつか分かるとだけ答える。
ついにステラ・ハンを世間に紹介することになったテジュは、ステラ・ハンの記者会見を開くのだが…。
- 第12話
スンヒがステラ・ハンであることを知ったテジュは、グルの妊娠に気づいた時になぜ言わなかったんだと言い、スンヒはテジュの幸せのために別れたと言う。
ボナからグルの電話番号を聞いたテジュは、1人で食事をしているグルに会いに行き、グルは母親が有名な画家でも父親がいないことを友達にかげで言われていると悩みを話す。
テジュは実家に戻ったジウンを迎えに行き、テジュを目の敵にしていたミョンジャは認知症でテジュに優しくする。
スンヒに息子がいると知ったテジュの母親のナムスンは、その息子がテジュの子なら引き取りたいとテジュに話す。
1人で留守番をするグルのためにジウンはグルの家に泊まるのだが、ジウンとグルが一緒に寝ているところを見たスンヒは、複雑な気持ちになる。
そんな中、テジュはマーケティング本部長への昇進が内定し、レヨンは中国支社へ異動になる。
テジュからスンヒのアトリエの場所を聞いたグルは、スンヒに会いに行き、父親の連絡先を聞くのだが…。
- 第13話
スンヒはテジュにグルを引き取ってほしいと言い、スンヒの状況を知らないテジュは、あきれて何も言わずに帰ってしまう。
スンヒは父親にグルの存在を話したことをグルに伝え、別れるまでは仲よくすごしたいと言うのだが、グルは、スンヒと自分にできるのはケンカしかないと言う。
スンヒがグルをテジュに託そうとしている理由を再婚のためだと思ったテジュは、スンヒのアトリエを訪れてスンヒを責め立てる。
ジウンはグルとスンヒを仲直りさせるために、ボナを誘って4人で遊園地へ遊びに行き、スンヒは突然ジウンに、悪いのはすべて自分だから、グルのことは憎まないでと言う。
レヨンは中国支社へ飛ばされ、キム理事はク社長を引きずり下ろしたら必ずレヨンを呼び戻すと言う。
テジュはグルに父親であることを名乗り出る決心をし、待ち合わせの場所へ向かうのだがジウンから妊娠したかもしれないというメールが届く。
テジュにグルを預かることを断られたスンヒは、ジソブに死にたくないと言うのだが…。
- 第14話
テジュにグルを預けられなくなったスンヒは、諦めていた治療を再開する決心をし、ジソブは学校帰りのグルを迎えに行き、子供たちに自分をスンヒの秘書だと紹介するのだが、ドヒは素直に信じない。
グルはジソブにスンヒといつ再婚するのかと聞き、ジソブは自分が独身主義者であることを説明し、スンヒに優しくするようにとグルを言い聞かせる。
スンヒはカフェでテジュと会い、今後はグルと連絡も会うこともやめてほしいと伝え、たまたまカフェを訪れたセナはスンヒとテジュが一緒にいるところを目撃する。
そんな中、ジソブの父親はジソブを会社に呼び、会社を継がせようと言い聞かせるのだが、反発するジソブに怒鳴る瞬間をキム理事に見られてしまう。
グルの話をするためにジウンに会いに行ったナムスンは、ジウンから妊娠の話を聞き、何も言えずに引き返す。
グルはテジュとバスケをするために電話でボナにテジュの予定を聞くのだが、電話越しにテジュの冷たい言葉を聞いてショックを受けるのだが…。
- 第15話
バスルームで倒れているスンヒを発見したグルは救急車を呼び、駆けつけたジソブはジウンやグルには過労が原因だと言ってごまかす。
病院に運ばれたスンヒは、体が抗がん治療に耐えられないため治療の中断を勧められる。
スンヒが病院に運ばれ、ジウンはグルを自分の家に泊めようとするのだが、グルはスンヒには自分しかいないと言って、スンヒが入院している病院へ行く。
テジュはスンヒの病室を訪れ、二度とナムスンに勝手なマネはさせないと約束するのだが、その時ジウンが病室に現れる。
そんな中、会社を乗っ取ろうとするキム理事は、テジュとスンヒのスキャンダルをでっちあげる計画をたてる。
学校までグルを迎えに行ったスンヒは、学校の前でナムスンに会い、二度と現れないでほしいと言い、グルはスンヒにボナの祖母を嫌う理由を聞く。
妊娠ではなかったことが判明し、気を落としたジウンを慰めるためにスンヒは、ブエノスアイレス行きの航空チケットと、赤いドレスを贈る。
そして、テジュの実家を訪れたジウンは昔のアルバムから、テジュとスンヒの写真を見つけるのだが…。
- 第16話
テジュの実家で、テジュとスンヒの若い頃の写真を見つけたジウンは、その写真を封筒に入れてスンヒの机の上に置き、送り主の名前がないととぼけながら封筒の中身を見せてほしいと言う。
ジソブは、ラジコンカーでグルの気を引いたあと、自分みたいに後悔したくなければママと仲よくするようにとグルに言い、グルはスンヒにラジコンカーを教わったことを自慢する。
そんな中、ムノに挑発されたテジュは、上司のムノを殴り、ムノはテジュに懲戒処分を下すために会議を招集する。
ジウンはスンヒにテジュとの関係を知っていると打ち明け、スンヒの気持ちを誤解したジウンは、スンヒが今まで自分にした残酷な仕打ちをそのまま返すと言う。
自分が死んだあとグルを預けられる人がいなくなったスンヒは、治療に耐えられない体にもかかわらず、抗がん治療を受けたいと医者に頼み込む。
そんなスンヒを見かねたジソブは父親に、会社を継ぐから好きな女との結婚を承諾してほしいと言うのだが…。
- 第17話
スンヒは自分が病気で死ぬことをテジュに伝え、グルを引き取ってほしいと言う。
ジウンとスンヒがケンカをして不仲になったと思ったグルは、本当の理由も知らずにジウンにスンヒを許してほしいと頼む。
テジュは、スンヒの病状を知りながら仕事をするスンヒを止めなかったジソブを責め立てるのだが、ジソブはスンヒの気持ちを知らないと言い返す。
そんな中、酔いつぶれてテフンの家に泊まることになったスジは、お金や着替えがなくてテフンの家に2日も泊まり、テフンとスジの仲を誤解したナムスンはテフンに怒るのだが、その光景を見ていたスジはナムスンに、テフンを男と思っていないと言う。
スンヒに裏切られたと思ったジウンは、ドヒやヒョジョンとのお茶の席にスンヒを誘い、ナムスンやテジュと会った理由をたずねる。
産婦人科の検査に病院を訪れたジウンは、病院でテジュを見かけ、テジュのあとを追うのだが、テジュが向かった先はスンヒのアトリエだった。
そして、誕生日を迎えたグルは大勢の友達を招待するのだが…。
- 第18話
グルの誕生日パーティーに誰も来なかった理由をスンヒに打ち明けたジウンは、グルをもっと傷つけるために、父親の正体をグルに話すと言って電話を切る。
テジュが自分の父親かもしれないと思ったグルは、ジウンに自分のことを嫌いになったのは自分に父親がいないからなのかと聞く。
そんな中、ジソブは父親の会社の戦略企画室長として入社することが決まり、ジソブが社長の息子であることが社員たちに知られる。
グルのことが諦められないナムスンは電話でボナに、グルを連れて遊びに来るようにと言い、ジウンはそんなナムスンに激怒する。
グルは、スンヒにテジュとスンヒの写真を見せて、2人で誰も知らない所で暮らそうと言い、スンヒは分かったと言う。
テジュがグルの父親かもしれないという心証を得たドヒは、そのことを別れた夫のキム理事に伝え、キム理事はテジュに自分の目標は社長の座だと言う。
テジュとグルの関係が噂になり、ジウンはスンヒがグルのために描いた絵の額縁を壊してしまうのだが…。
- 第19話
家出をしたジウンはテジュにグルを傷つけたことを打ち明け、これ以上自分が壊れるまえにテジュと離婚したいと言う。
グルは自分のことを友達のことにたとえて、テジュのことをパパと呼びたくても我慢している理由をジソブに話し、ジソブは秘密にすると約束する。
いっぽう、ジソブのことが好きだったスジは、テフンの純粋さに気づき、テフンに気持ちを伝える。
離婚したことを隠してきたドヒは、スンヒに離婚したことや離婚の理由を知られ、キム理事にスンヒの記事を出すなと言う。
テジュは実家へ戻ったジウンに会いに行き、自分の心境を話してジウンを説得しようとするのだが、ジウンは今までの生活を振り返って考える時間がほしいと言う。
ジソブの父親のク社長は、スンヒにジソブがスンヒと結婚しようとしていることを話し、スンヒは心配には及ばないと安心させる。
そして、誰にも言わずにカナダへ戻ることにしたスンヒとグルは空港に到着するのだが、スンヒが空港で倒れてしまう。
- 第20話
スンヒが病院へ運ばれたことを知らないグルは空港で泣きながらスンヒを捜し回り、スンヒとグルがカナダへ行くことを知ったテジュは空港でスンヒを捜すグルを見つける。
グルとスンヒがカナダへ行ったと思ったボナは、ジウンのせいだと言いながらジウンを責め、ジウンはスンヒに電話をするのだがスンヒの携帯は解約されたあとだった。
そんな中、病院から連絡をもらったジソブは病院へ駆けつけ、テジュにスンヒの意識が戻らないと電話で伝える。
ジウンは空港からグルを連れて来たテジュを問い詰め、テジュはジウンが承諾するならグルを引き取りたいと言う。
テジュの家に泊まることになったグルはテジュへの気持ちを話ながら、テジュのことが好きだと言い、テジュは涙を流しながら、自分がしたことを話す。
意識を戻したスンヒは、空港で倒れた記憶がなく、ジソブは一時的なことだとスンヒを慰める。
いっぽう、スンヒのスキャンダルのネタを探っていたキム理事は、会社にそのことがばれてしまうのだが…。