ママ~最後の贈りもの~日本初

2014MBC演技大賞 最優秀演技賞
特別企画受賞作品「ソン・ユナ」
余命半年のシングルマザーが贈る、最期のプレゼント 不器用な母と息子の愛と絆を描いた感動物語

2014MBC演技大賞 最優秀演技賞
特別企画受賞作品「ソン・ユナ」
余命半年のシングルマザーが贈る、最期のプレゼント 不器用な母と息子の愛と絆を描いた感動物語

放送日
放送は終了しました

各話あらすじ

視聴方法

2014MBC演技大賞 最優秀演技賞 特別企画「ソン・ユナ」
2014MBC演技大賞 今年の作家賞「ユ・ユンギョン」
2014MBC演技大賞 子役賞「ユン・チャニョン」

余命半年のシングルマザーが贈る、最期のプレゼント
不器用な母と息子の愛と絆を描いた感動物語
<日本初>※日本語字幕

■ 出演
ソン・ユナ(『オンエアー』)、チョン・ジュノ(『隣人の妻』)、ムン・ジョンヒ(『約束のない恋』)、ホン・ジョンヒョン(『チョンウチ』)、ユン・チャニョン(『モンスター~私だけのラブスター~』) ほか

■ 企画
キム・ギョンヒ(『マイ・ラブリー・ブラザーズ』)、(『グロリア』)、(『ヒーロー』)ほか

■ 制作
キム・ヒヨル(『ガプドン』)、(『ゴールデンクロス』)、(『百年の遺産』)、(『カクシタル』)、(『赤道の男』)など多数制作

■ 脚本
ユ・ユンギョン(『我が家の女たち』)、(『みんなでチャチャチャ』)、(『山向こうの南村には』)、( 『ドラマシティ』)など執筆

■ 演出
キム・サンヒョブ(『7級公務員』)、(『トンイ』)、(『ビフォー&アフター整形外科』)、(『シンデレラマン』)など多数演出

■ 報道資料
1.初放送の観賞ポイント
『ママ』は死を前にして子供に家族を作ってやろうとする女性と、夫の昔の恋人と世界で無二の親友になる女性の友情を描くドラマ。

#母性愛と友情、女たちの濃い物語
身寄りといったら息子1人のシングルマザーが6ヶ月の余命宣告をされる。1人残されることになる我が子のため、世界一幸福そうな家族を探してあげたい。母親の集まり以外には世間との交流がほとんどない女と、側にいれば息子といざこざが絶えない女の、風変わりな友情物語が展開する。

#ユ・ユンギョン作家とキム・サンヒョブ監督の出会い
韓国の教育の現実を実体験しているユ作家が教育現場をリアルに描き出す。ユ作家は『みんなでチャチャチャ』や『我が家の女たち』などで個性の強い女性を主人公にして、家族の意味と多様な恋愛を描いてきた。また『トンイ』や『7級公務員』など多くの話題性とジャンルを問わない演出力を誇る、キム・サンヒョブ監督がメガフォンを取る。

#個性派4人のキャスティング
『オンエアー』以後6年ぶりにドラマ復帰するソン・ユナは、死を目前にした母親ハン・スンヒを、また映画『ヨンガシ変種増殖』や『かくれんぼ』などで実力を認められたムン・ジョンヒは、夫の昔の恋人と深い友情を分かち合うソ・ジウンを演じる。さらに『ラスト・スキャンダル』、『逆転の女王』に続くロマンティックな中年男性界の独歩的スターのチョン・ジュノは、ムン・テジュに扮する。また、ホン・ジョンヒョンは悪い男のように見えながら、実際は純な男ク・ジソブに変身して、女性ファン総攻略に出る。

2.キム・サンヒョブPDのコメント
6回の放送を終えた段階で、「先輩PDたちの反応もいいし、主役俳優たちのアンサンブルに手応えを感じている」と満足感を表明した。ドラマの素材自体が刺激的で、ともすれば愛憎ドラマになりかねないので、どう演出するかディレンマだったというキムPDは、スンヒとジウンの相反するキャラクターを構築することで、ジレンマを克服したと語った。
このドラマを大きく3つの軸に分けるとすれば、1)死を前にしたスンヒが息子に家族を作ってやる話、2)江南という韓国を代表する空間、資本主義的空間内での人間像、
3)ブロマンス(男同士のごく親密な関係)ほど描かれなかった、2人の女性の友情、になるそうだ。

3.ソン・ユナ、運命的出会い
「昨年から周辺の人たちにカムバックを勧められ、自身も育児にある程度余裕ができて、復帰を考え始めた頃に、この作品に出会った。初めはあまり気乗りしなかったが、台本を読んでみて、その考えがすっかり変わり、今までのドラマとは完全に違うドラマが誕生するだろうと予感した。初回放送で息子にバイクの運転を教えるシーンのために、1ヶ月以上休まずに練習した。作品選択に慎重を期した分、負担感も大きいが、俳優は演技で大衆と疎通するから、キャラクターを完全消化するためには、徹底した準備が必要なのは当然のこと」と語った。

4.私たちの実像
教育貧困層、不倫、癌などの現実的なストーリー。
ソン・ユナ+ムン・ジョンヒ+チョン・ジュノ、拮抗する好演。
体面を保つために虚飾の暮らしをし、年下の女性上司の下で自尊心が傷ついて、辞表を投げつけてみたもののすぐに後悔する。子供の塾の費用のため、夫に内緒でカード決済をして破産の憂き目に会う女に、がむしゃらに働いて成功したのに末期癌宣告を受け何もかもが虚しい女。富裕層が暮らすという仮想の街、チギョ洞を舞台にして、よそ目には立派だが、中をのぞき見れば問題を抱える中産階級の姿を暴く。艶やかな恋物語はないが、今日を生きる40代の日常の問題と現実をスケッチして、風刺を込めて描く。

5.視聴者の反応
韓国のほろ苦い断面を余すところなく描く『ママ』に、関心が高まっている。第2回で視聴率11.3%(AGBニールセン首都圏基準)を出し1回より上回り、ネット上でも人気上々だ。そんな中、ソン・ユナは、「スンヒを思うと悲しくなる。台本を読んでいると、涙が出てきて暗記ができないほどだ。スンヒの今後を考えると怖さが生じるが、次の話がどうなるのか気がかりにもなり、期待が生まれる。友人たちから激励のメッセージをたくさん受け取った。視聴者の皆さんも関心を抱いてくれているおかげで、毎日楽しく撮影している」と所感を述べた。

■ 人物相関図
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生まれた直後から英才教育競争が始まるという韓国。子供たちは出生の瞬間からサバイバルゲーム場に投げ込まれ、ママたちは子供の成功のため、アルファママ(子供の才能を発掘し確かな情報力で体系的に学習させるタイプの母親)、ヘリコプターママ(自分の子供に過度な干渉をして、子供を過保護にするママ。特に教育に関連した問題に関与するママ)、マネージャーママ(子供にオールインするママ)を自認する。ママとの対話が「勉強しなさい、塾行きなさい、宿題しなさい」だけの子供たちは、ケータイに「ママ」を「法的代理人」、「敵軍」、「間違った出会い」、「仇敵」などと書き込む。このような現実と向き合うママたちは、「恩を仇で返すの?」と背信感に歯ぎしりするが、これが今の韓国のママと子供たちの姿だ。
それで幸せかと問いたい。もしあなたが6ヶ月後に死ぬとしたら、その時も子供のためだという理由で、同じように生きられるのかと。そのように生きて、後悔しないのかと。
6ヶ月の人生を宣告された女がいる。金と名誉だけを求めた人生、ママとして暮らした記憶は皆無。命が尽きようとする今、患者として死にたくない。ママという名で死にたい。残された6ヶ月という時間を息子のためだけに使いたい。「私が死ねば、この世に一人残される息子のため、家族を探してやろう」。彼女が息子の家族を探すため、死力を尽くす過程を通して、今の時代が作り出した世俗的成功にどっぷりと浸かった、私たちの姿を顧みたい。結婚とともに自我は開店休業。ただ子供の教育と夫の成功に命を掛けた、今の時代の女性たちに本当の幸せとは何か、本当の母性とは何か、教えてあげたい。加えて、今の時代の歪んだ教育現実がほんの少しでも変わったらという、ささやかな願いも添えて。

提供元 : ©2014 MBC
話数 : 全24話
韓国放送日 : 2014年08月02日
KNTV初放送 : 2014年12月10日

KNTV+リニューアル

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