「棚ぼたのあなた」のあらすじ
嫁の苦労をしたくないばかりに“実家のない男”と結婚するのが夢だったユニは、孤児出身でアメリカに養子に出された優しい外科医テリーと結ばれ、パン屋の2階に新居を構える。その大家であるジャンスとチョンエの夫婦は、30年前に市場で行方不明になった息子グィナムを今も探していた。勝気なユニは大家の大家族と些細なことで何度もトラブルをくり返す。そんなある日、テリーこそがグィナムだったことが判明。嫁姑問題とは一切無縁だったはずのユニに大ピンチが訪れる。
各話あらすじ
- 第31話
12歳年下の生意気なマルスクに「これからは敬語を使わない!」と宣言したユニは「夫の家族を見下している証拠」と責められて困惑。
祖母マンレの肩を持つグィナムにもがっかりする。
妻と実家の板ばさみになったグィナムは、頭を使ってこのピンチを切り抜ける。
一方、セグァンがユニの弟だとは思ってもみないマルスクは、自分の家に招待されたセグァンをカフェで待ち続けるはめになる。
- 第32話
「30年前の行方不明事件は単なる迷子ではなく誰かの意図だったのかも」と疑いを抱き、独自の調査を始めるグィナム。
ジョンベは再婚して裕福に暮らすオクの母親に会いに行くが、手酷く追い返される。
ギュヒョンからパーティーに招待されたイスクは髪も服も女の子らしく大変身。
その頃、スター復活番組に出たユンビンは、イルスクのアドバイスどおり、落ちぶれた今の自分を正直に告白するが・・・。
- 第33話
ついにヤンシルと対決したグィナムは、30年前の事実を認めながらも「私のほうが地獄だった」と言うヤンシルに、これまでの苦しみを涙で激白。
その姿を偶然見てしまったユニは、その夜グィナムを「あなたには私がいる」と優しく励ます。
セグァンの好みの女性に変わるため、ブランドの服もメイクもやめて必死のマルスク。
一方、イスクとギュヒョンの仲が気になるジェヨンは、ユニに相談する。
- 第34話
グィナムが「もう誰も傷つけたくないからここで終わりにする」と言うのを聞いたものの、家族に告げるべきか悩むユニ。
久しぶりにテレビに出たユンビンは、番組の策略で発言を勝手に編集され、傲慢なヤツだとバッシングされてしまう。
誕生日を祝ってもらったことのないイスクのために、店で誕生日会を開くジェヨン。
ヤンシルはチョンエの還暦の祝いに、ホテルのレストランで食事会を開く。
- 第35話
チョンエの誕生祝いの会で、初めて自分たちが姻戚だと知ったセグァンとマルスクは、とっさに初対面のふりをしてしまう。
会の最中に自分の罪が暴かれたらと動揺するヤンシルをジョンフンは密かにたしなめていた。
一方、ユンビンの汚名を返上したいイルスクは、編集前のインタビュー映像をどう利用すればいいか、ユニに相談する。
ジェヨンはイスクとの映画館デートに成功するが・・・。
- 第36話
グィナムからヤンシルの罪を聞き出したジャンスは、深夜にもかかわらず会いに行き真偽を問いただすが、開き直ったジョンフンに失望して兄弟の縁を切ることに。
翌日、プレゼントで1週間の休暇をもらったチョンエは、ボエ、スネと一緒に旅行に出かけ、海の見えるホテルで贅沢な時間を過ごす。
その頃イルスクはユンビンへの謝罪会見を開くように、番組のプロデューサーにかけあっていた。
- 第37話
セグァンとマルスクは路地でキスしているところをユニに見つかり、顔を隠して走って逃げる。
別人のようにユニに親切になったマルスクを不審がる家族たち。
ジェヨンははずみでイスクに好きだと言ってしまうが、イスクは冗談だと思って受け流す。
ジャンスは旅先のチョンエに電話してこれまでの労をねぎらうが、はめを外したチョンエたちは、3人組の詐欺師にひっかかり財布を盗まれてしまう。
- 第38話
心に傷を負った少年ジファンに過去の自分をだぶらせたグィナムは「この子を養子にしたい」と突然言い出し、ユニを驚かせる。
告白以来、自分を避けるようになったイスクに、「あのことは忘れてくれ」と言うジェヨン。ユンビンの記者会見の報道がどこにも出ていないことに怒ったイルスクは、ユニに相談。
ユニは編集前のインタビュー映像をネットで流し、ユンビンの傲慢なヤツ"という汚名を返上する。
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- 第39話
セグァンと別れて自暴自棄になったマルスクは、ユニに「大嫌い」と暴言を吐く。
それを叱ろうとしたグィナムは、逆に妹への無関心を責められる。
ジェヨンはイスクがギュヒョンにプロポーズされるのを阻止しようと、衝動的に車に乗せて地方へ。
セグァンに付いてドラマの撮影現場に行ったジャングンは、いきなり代役に抜擢される。
そんなとき、イルスクの別れた夫ナムグが突然パン家に現れる。
- 第40話
ヤンシルの家で、グィナムがなくしたはずの子供時代の写真を見つけて戸惑うマンレ。
山道を走っているうちにガス欠になったジェヨンは、仕方なくイスクと車で一泊することになり、ジャンスとグィナムは一睡もせずにイスクの帰りを待つ。
無能なイルスクを利用するな、と凄むナムグに「彼女は優秀だ、再起で恩返しする」と言い返すユンビン。
その頃、ジョンベの会社にオクの母親がやってくる。