あらすじ
ユジュン建設のチャリティ音楽会の日、会社の最年少理事であるソジン(シン・ソンロク)の娘ダビン(シム・へヨン)が失踪する。ソジンは娘を必死に探すが、警察の捜査はなかなか進まず手がかりのないソジンは自分を責める。一方、心臓病の母を抱え、アルバイトを掛け持ちするエリ(イ・セヨン)は移植手術だけを心待ちにしていた。ある日、携帯を失くしたエリが、自分の携帯に電話をかけると、その電話に出たのは誘拐犯からの電話を待っていたソジンだった。ソジンは間違ってかかってきたその番号に娘の失踪チラシを送る。その後、何者かが娘の体の一部をソジンに送り、そのショックで妻は自ら命を絶ってしまう。最愛の娘と妻を亡くしたソジンは自身も命を絶とうとするが、チラシを見たエリはダビンを見かけたことを思い出しソジンに連絡する。話がかみ合わない2人だったが、やがてソジンは1ヶ月先、エリは1ヶ月前の時を生きていると分かる。その頃エリの母が行方不明となり、娘を救いたいソジンと母を見つけたいエリ、2人は力を合わせることに。やがてソジンの娘を誘拐した犯人とエリの母を訪ねたのが同じ人物であることが分かるが、2人の電話は10時33分からの1分間しか繋がらず…。