あらすじ
朝鮮王朝時代、道化師のハソン(ヨ・ジング)は妹と共に芸を披露しながら全国を旅していた。漢陽(ハニャン)を訪れたハソンたち一行は、王のイ・ホン(ヨ・ジング/2役)を揶揄する芸を見せる。その場に居合わせた王の側近イ・ギュ(キム・サンギョン)はハソンの芸をやめさせようとするが、仮面をとったハソンの姿を見て息を呑む。ハソンは王に瓜二つの顔立ちをしていたのだ。イ・ギュはハソンに王の影武者をさせるため、宮廷に連れてくる。宮中に渦巻く陰謀から、一度は宮廷を逃げ出すハソンだが、庶民がふみにじられる現実を知り、次第に本当の王になって世界を変えたいと願うようになる。一方、王妃のソウン(イ・セヨン)は冷酷な王から距離をおいていたが、ある日突然優しくなった王に戸惑いつつも、次第に惹かれていく。