「熱血司祭2」のあらすじ
イ・ヨンジュン神父の死から5年目の追悼ミサの日。クダム聖堂の侍者の少年が謎のショック症状で倒れ、ヘイル(キム・ナムギル)はその原因が薬物中毒であったと知らされる。子供をそんな目に遭わせた悪党が釜山(プサン)にいることを突き止めたヘイル。釜山のウマ区は地元暴力団、悪徳政治家、腐敗警察、そして巨大麻薬組織が入り乱れる悪の中枢だった。ヘイルは「ベラトール(戦士)」として神の確かな存在を悪魔どもに証明しようと決意。悪党を退治すべく釜山に赴き、現地の神学校の教師に変身する。そしてそこで社会的弱者、疎外された人々に麻薬が広まっていることを知る。その背後には暴力団、腐敗警察に腐敗検察、不良記者、さらには麻薬カルテル… これらが複雑に絡み合う大きな仕組みができあがっていた。ヘイルはいたずらな死を防ぐため、サタンどもを打ち滅ぼすため、そして… 正義と神への畏れを知らしめるために、戦いに乗り出す。
各話あらすじ
- 第1話 ウィーアー・バック2024年、クダム寺で暴力団員が騒ぎを起こす。そこへ僧侶に変装したヘイルが現れ、ならず者たちに怒りの鉄拳を見舞う。ニット帽と僧服を脱ぐヘイル、その下はローマンカラーの司祭服。ヘイルが帰ってきた。クダム聖堂ではイ・ヨンジュン神父の死後5年目の追悼ミサが行われる。その途中、侍者の少年サンヨンが突然倒れる。サンヨンは救急室に運ばれるが意識は戻らず、ヘイルと聖堂の仲間たちはぼう然とする。サンヨンを検査した結果、発覚したのは薬物中毒。サンヨンの事故は事件と化して新たな局面を迎える。だが、おかしなほど一瞬で報道が沈静化し、それにきな臭さを感じたヘイルは自ら真相を暴く決意をする。ヘイルはクダム聖堂の仲間たちを残し単身釜山(プサン)へ向かう。
- 第2話 釜山に行けばヘイルが手紙1枚を置いて消え、クダム聖堂は大騒ぎとなる。同じ頃、クダム聖堂の仲間たちを残し1人で釜山(プサン)へと発ったヘイルは、サンヨンが薬物を強制された事件の元凶を追いつつ、ヘイルに教職を提案してきた神学校に向かう。神学校のイ校長はヘイルに困り者の大学院生チェ・ドウの面倒を見てほしいと頼み、ヘイルは初めてドウと会う。ヘイルの居場所を突き止めたデヨンは、どうにかして釜山に行く手立てはないものかと考える。LAで研修中だったキョンソンは思いもかけないぬれぎぬにより現地警察の取り調べを受ける。他方、巨大麻薬組織のボスであるホンシクも強烈なオーラを放ちながら釜山に到着する。ホンシクは釜山のみならず韓国全土を麻薬で地獄に変えんとする凶悪な野心をあらわにする。
- 第3話 天国より遠く 地獄よりは近く怪しい姿と行動により無名班に捕まったヘイルとデヨンは、どうにか身元を証明し、イ班長とジャヨンの誤解を解く。ヘイルは無名班に麻薬組織関連の捜査に合流したいと提案する一方、神学生ドウと一緒に困窮する高齢者を訪ねて回る。かれらの境遇に胸が締めつけられるヘイル。クダム聖堂に残るキムシスターとハン司祭は釜山(プサン)に行く方法を考える。LAにいたキョンソンが韓国に戻り、密かにヘイルと接触を試みる。他方、パク隊長の失態を知ったホンシクはパク隊長を残酷に罰し、南部支庁の部長検事ナム・ドゥホンと緊迫した神経戦を繰り広げた末に結託する。そうした中、無名班の秘密捜査本部の場所が知られ、本部にいたイ班長が急襲を受ける。
- 第4話 悪魔の一角窮地のジャヨンはヘイルとデヨンに助けられ、かろうじて難を逃れる。ジャヨンのピンチの隙を見て逃亡を企てた容疑者は不意の事故に遭ってしまう。ヘイルとデヨンはジャヨンからウマ区の薬物の実態とその組織について追加情報を得る。3人は協力することを約束し、麻薬組織の上層部に近づくための方法を考える。キョンソンはナム・ドゥホン部長検事を徹底マークするため南部支庁に出勤し、ドゥホンと初めて対面する。他方、ホンシクは麻薬製造工場を本格的に稼働させ、ドゥホンとの密通により次第に自身の野望を現実化していく。ヘイルの指示で孤立した高齢者たちをケアしていたドウは、そのうちの1人が勤める工場に不審な点を見つけ、ヘイルに伝える。
- 第5話 悪さをしたらお仕置きだヘイルは麻薬組織の構成員と激しい格闘を繰り広げながら、一味が決して生半可な相手ではないことを悟る。懸念を抱えて神学校に戻ったヘイルは、構成員との戦いを振り返って相手の正体を探ろうとするが、手がかりをつかむことさえ容易ではないと感じる。ホンシクもまたヘイルが決してただの司祭ではないことを感じ取り、ヘイルの正体に疑問と興味を覚える。他方、ソウルに残るヨハンとソンサクは、ヘイルにのけ者にされたとぼやいていた時、ちょうどヘイルから電話がかかってきて喜ぶ。ドゥホンはキョンソンに薬物事件の捜査をいくつも任せてキョンソンを試し、キョンソンはドゥホンの歓心を買うことに成功する。こうしてドゥホンの懐に入ったキョンソンは、ドゥホンの紹介で初めてホンシクと会う。
- 第6話 悪魔は邪悪に見えないヘイル、デヨン、ジャヨンの3人は麻薬倉庫への侵入に成功し、そこで梱包作業中だった薬物を見つけ出す。倉庫襲撃の知らせは直ちにホンシクに伝わり、ホンシクはヘイルの正体への興味を強くする。多方、グムシムの後を追っていたドウは工場の怪しい動きを捉えて警察に通報するが、逆に外出禁止を命じられてしまう。ドウの連絡を受けたヘイルは地域の高齢者たちが働きに出ている所が麻薬組織と結び付いていることを直感する。そして一味の巣窟に潜り込むための妙案を思いつく。他方、パク検事正が自身の動きを探っていることに気付いたドゥホンは、ホンシクにある提案をする。ホンシクはヘイルが次第に自分に迫っているのを感じ、ヘイルに一発食らわすための計画を立てる。
- 第7話 司祭の怒りは使命の始まり神学校の聖母像が不審火で燃え、イ校長と生徒たちは大きなショックと恐怖と混乱に包まれる。聖母像を燃やしたのが麻薬組織であると直感したヘイルは怒りに震える。イ校長は怒るヘイルに司祭の本分を守るほうが大切だと忠告するが、ヘイルは司祭の怒りは正義の始まりだとし、神学校の外にある現実を直視すべきだと主張する。他方、デヨン、ジャヨン、ヨハン、ソンサクの4人はヘイルの作戦を実行するためにホンシクの麻薬組織への潜入を試みる。ドクソンもかれらをサポートすることで組織の正体を探ることに力を尽くす。悲壮な思いで作戦を遂行するデヨン、ジャヨン、ヨハン、ソンサク。こうしてかれらは麻薬組織のボスの正体に一歩ずつ近づいていく。
- 第8話 ミミズも踏めば土に埋まる後援者のための行事で盛り上がる聖堂にて、ついにヘイルは聖堂に巨額の寄付をした信徒のホンシクこそが、必死で追っている麻薬組織のボスであることを知る。しかし聖堂に集まっている無関係な信徒を危険にさらすわけにはいかない状況にヘイルは緊張感を高める。一方のホンシクもヘイルが自身の正体に気づいたことを確信し、両者は一触即発で向かい合う。周囲の人々は、それぞれの方法でこの危機を逃れようと考えを巡らせる。他方、神学生たちは聖母像の炎上事件とヘイルの教えに感化され、神学校の外で起こっている現実の問題を直視し始める。ウマ区の麻薬を撲滅しようとあちこちで活動を始めた神学生たちは、想像以上に過酷な現実にぶつかる。ホンシクの一味は、こうした神学生たちの活動を煩わしく見るようになる。
- 第9話 そこから再び立ち上がれ耳鳴りを伴って倒れ、そのまま意識を失うヘイル。ヘイルが運ばれた病院で、聖堂と神学校の人々はヘイルが病を抱えていることを初めて知って驚く。病を押して身を犠牲にするヘイルの行動に疑問を持ったイ校長は、ヘイルがベラトールの使命を帯びていることを知らされる。ドゥホンの秘密の場所に近づいたキョンソンは何者かに襲われて気を失い、思いがけない所で目を覚まして困惑する。ホンシクは自身と組織の正体に関する情報が流出したことに気付き、情報源の居場所を特定して拉致する。他方、船内に潜入中のデヨン、ジャヨン、ヨハン、ソンサクの4人は、船にこれ以上とどまるのは危険だと判断し、船外への脱出を試みる。その時、船内のどこかから謎の音が聞こえてきて緊張が走る。
- 第10話 祝福の始まりはいつも荒くヘイルとキョンソンは完璧にして大胆な演技で、船の組織員たちをまんまとだます。普段とまるで違う姿に変装した2人は船内に入ることに成功し、そこでデヨン、ジャヨン、ヨハン、ソンサクの4人と合流する。そして、船内を歩き回りながら、それぞれの仕事を速やかに進めていく。しかし、予期せぬ時にホンシクと出くわしたキョンソンが、逃げ場を失い今にも正体を暴かれそうな危機に陥る。他方、ウマ警察署のコ署長は麻薬との戦争を宣言し、ドゥホンはキョンソンについて自身が知らなかった情報を手に入れる。これによりドゥホンは完璧だったはずの計画に少しずつ狂いが生じていくことを懸念する。頭を悩ませるドゥホンは、自身が生き延びるための新たな計略をひそかに立て始める。







