「ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~」のあらすじ

オランダの美術館で働く学芸員のダリ(パク・ギュヨン)はパーティーに特別招待したVIPを迎えにいき、カムジャタンチェーン店の常務であるムハク(キム・ミンジェ)を会場に案内する。美術の知識が皆無なムハクを不思議に思うダリだったが、実はムハクが招待客とは別人であることが判明!2人は口論になるが、本当のVIPはムハクの養豚業界パーティーを楽しみ、結果パーティーは無事に終了。2人は韓国での再会を約束するが、連絡先を交換するのを忘れたまま別れてしまう。その翌日ダリの父が急逝。ダリは韓国に帰国し父のチョンソン美術館を継ぐことに。しかし父の美術館が赤字続きで膨大な借金が残されていることを知る。一方、帰国したムハクは父から投資していたチョンソン美術館の金を回収するよう命じられる。館長の娘がオランダで出会ったダリだと知ったムハクは、借金が返済されるまでダリを監視すると宣言し彼女についてまわるように。生活力ゼロで芸術を愛するダリと、芸術は分からないが生活力に溢れたムハク。正反対の2人は次第に惹かれあうが、ダリの父の死には不審な点があって…。

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各話あらすじ

第1話 モディリアーニの絵はカムジャタン何人前?オランダのセイントミラー美術館で勉強しているキム・ダリは優秀だが夢中になると寝食を忘れて没頭するため、館長によく叱られていた。ある日、急用が入った館長に代わり、ダリが展覧会のゲストを空港まで迎えに行くことに。無事にゲストを迎えたダリだったが、実はその人物はゲストのチン・ヒトナリではなく、オランダ養豚協会に招かれ韓国から出張でやって来たチン・ムハクだった。何も知らずパーティーに出席したムハクは…
第2話 ブランド物の時計は何千劫の時間を刻める?ダリの家に泊めてもらったムハクは翌日、オランダ滞在中に必ず美術館に会いに行くとダリに約束し、その時に返してほしいと自分の腕時計を渡す。しかし連絡先を聞き忘れていたため結局ダリには会えないまま韓国へ帰国することに。帰国後もダリのことが頭から離れないムハク。一方、ダリは父親が急死したため韓国に戻っていた。多額の財産は社会に還元し、赤字経営を続けていた美術館を父親から継いだダリは窮地に立たされる。
第3話 “無題”は何を描いたのでしょうか?20億ウォンを取り戻すためチョンソン美術館に乗り込んだムハクは、そこでダリと再会。オランダで出会った時とは別人のようなムハクの姿に驚きながらもダリは再会を喜ぶが、ムハクはなれなれしくするなと突き放す。チンピラのような格好をしたムハクたちの写真がネット上に出回ってしまいチョンソン美術館は更に危機的な状況に。何も知らないムハクはダリの後を付け回して返済を迫るが、なぜかダリを助けることになる。
第4話 ヨーグルトで金持ちかどうか分かるって?ムハクはチョンソン美術館の新館長になり、自分で稼いで20億ウォンを取り戻すと宣言。ダリは反発するが、借金返済のためならどんな条件でも受け入れると言ってしまった手前、どうすることもできなかった。職員たちの不満の声も耳に入り、いとこのシヒョンからも冷たく突き放されてしまったダリは支援者を探し回るが協力してくれる人は見つからない。結局、家を売り払ったダリは行く当てもなく1人で夜の街をさまよい酒を飲むが…
第5話 ホテルで見る雨とモーテルで見る雨は違う?ダリをホテルまで送り届けたムハクは安心して家に帰るが、ダリはすぐにホテルを出て格安のモーテルに泊まることに。その夜、ダリは強盗に部屋に入られてお金を全て盗まれてしまい、社員に給料を払えなくなってしまう。結局ダリは幼なじみの刑事、チュ・ウォンタクの家にしばらく居候することになるが、何も知らないムハクはダリが男友達の家に居候すると知って動揺する。そんな時、ダリが男と入ったモーテルで強盗に遭ったと報道され…
第6話 ごみも芸術になりますか?ダリの私生活が報道されたことにより、チョンソン美術館の評判は下がってしまうかと思われたが、騒ぎを逆手に取ったダリは報道陣の前でぬれぎぬを晴らし、展覧会の宣伝をすることに成功する。一方、ムハクの兄チン・ギチョルはアン・サンテ議員に取り入り、チョンソン美術館の付近一帯の開発事業に関わろうとしていた。アン・サンテ議員はダリに美術館を手放させるため、ダリのいとこキム・シヒョンともつながりを持っていた。
第7話 死は終わりを意味するのでしょうか?ムハクはダリとウォンタクが親しい仲だと知り嫉妬するが、ダリがウォンタクの家に居候していることはまだ知らない。ムハクがウォンタクの家の大家だと知ったダリは、自分と同居していることは絶対に話さないようにとウォンタクに頼んでいた。ダリの父ナクチョンの死後、初めて行われた展覧会は予想以上にたくさんのゲストが集まり好調なスタートを切る。オープニングイベントにはムハクの家族やテジン、アン議員などが集まっていた。
第8話 お金で心は買えませんか?ダリはなぜムハクにキスしたのか自分でもよく分からずに戸惑い、あれは間違いだったと言ってしまうが、ムハクは自分の気持ちを正直に告白する。一方、ダリがウォンタクの家に居候していると知ったテジンは、ダリと結婚したら住むはずだった家にダリを連れていき、自由に使っていいと伝える。ある日、兄のギチョルからチョンソン美術館を早く買収するよう勧められたムハクは、美術館付近一帯の土地をギチョルが買っていることを知り…
第9話 誰でも大人になりますか?ウォンタクの家が荒らされた日、ムハクはダリを自分の家に泊めるが、悪夢にうなされるダリを見て心配になる。ダリはムハクの気持ちには応えられないと伝えるが、ムハクは自分のことを嫌いでないのなら友好的な債権者と債務者のままでいいと答える。侵入者が落としていったピアスと香水の香りから美術館社員のゴンジュを疑い始めたダリは、キュレーターのソン・サボンにゴンジュのことを尋ね、ナクチョンが特別に採用したということを知る。
第10話 夜に犬とオオカミを区別する方法は?ムハクの会社がチョンソン美術館周辺の土地を買収しているとテジンから聞いたダリは、ムハクを信じていいのか分からなくなる。疑いの目を向けられたが何も知らないムハクは父と兄を問い詰め、建設業に進出しようとしていることは事実だと知る。すれ違ってしまいそうになりながらも、それぞれの思いをぶつけて誤解が解けたダリとムハクは協力して開発制限解除について調べることに。そのころ、ゴンジュは退職願を残して姿を消してしまう。

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