「ボイス4(原題)」のあらすじ
112通報チームのグォンジュ(イ・ハナ)は絶対聴覚を持ち、被害者の通話口から聞こえるわずかな音から犯人を追跡してきた。だがパートナーを事件で失い、悪夢に苛まれる日々を送っていた。苦しむグォンジュに追いうちをかけるように“サーカスマン”を名乗る人物から彼女にしか聞こえない音でメッセージが送られてくるようになる。そんな中、連続殺人事件が発生。被害者は「“サーカスマン”は普通の人には聞こえない音が聞こえる」と言い残し亡くなる。犯人も自身と同じ絶対聴覚を持つと知ったグォンジュは殺人鬼を捕まえるため捜査を開始する。一方その頃、ロサンゼルス市警のデリック・チョ(ソン・スンホン)の妹がサーカスマンの殺人現場を偶然目撃、殺害されてしまう。デリックは犯人とグォンジュが同じ能力を持つことを知り、犯人を捕まえるためにグォンジュと手を組むことを決意する。だが、2人の前に現れたサーカスマンには大きな秘密があり…。
各話あらすじ
- 第11話 サーカスマンの誕生自分がサーカスマンだと書いた紙を持ってソナン村のクァク・マンテクが自首をする。自分の犯行を知られたためミンを刺したと供述するが、ジュンギが目を離した隙に発作を起こし舌をかんで死んでしまう。防犯カメラを確認すると発作を起こす前に何かを口に入れていた。一方、捜査のためミンの自宅に乗り込んだグォンジュとデリックは腹部を刺されて倒れているミンを発見する。病院に搬送され入院したミンは夜中に姿を消してしまう。
- 第12話 ソナン村の秘密森の中で幻を見て崖から落ちそうになったグォンジュを間一髪のところでデリックが助ける。デリックも幻を見たことから、2人に何らかの中毒症状が出たのではないかと疑う。そんな中、マンテクの解剖結果からピモ草を飲み込んだことが判明し、自分たちもピモ草を飲まされたことに気付く。一方、ミンが翌日フィジーに逃げようとしていることを知ったグォンジュたちは、何としても今日中に捕まえようと作戦を立てるのだが…
- 第13話 審判の時間セッピョルを拉致したミンを追うデリックたち。コウォル市場に止められた車の中で気を失ったセッピョルを発見するも、ミンの姿は見当たらない。市場の建物の中に逃げたミンを捜しに行ったデリックは、おので襲われる。間一髪でよけたデリックだがミンに逃げられてしまう。水産棟に逃げ込んだミンは人質を取って抵抗するが、デリックたちに逮捕される。ミンが捕まった時の人格にグォンジュたちは違和感を覚えるが…
- 第14話(最終話) 審判の時間精神科病院を抜け出したミンは、デシクとチャドを襲って逃走する。防犯カメラの映像から、ミンがソナン村に向かったことが分かる。ソナン村に到着したグォンジュとデリックは博物館の地下にある祈とう室に向かうが、既にミンがホニョプを連れ去っていた。森の近くを通りかかったグォンジュは、子供の頃にミンと一緒にある女から逃げたことを思い出す。そして廃病院の中でホニョプを殺そうとしているミンを発見する。