「ペントハウス(原題)」のあらすじ
ソウルの高級住宅地にそびえる100階建てのタワーマンション“ヘラパレス”。華やかなパーティーが開催され、花火が打ち上がる夜、一人の女性が転落する。遡ること2ヶ月前。一般家庭に育ったロナ(キム・ヒョンス)は財閥の子息たちが通うチョンア芸術高校の声楽科に進もうとするが、母の大反対にあう。実は母のユニ(ユジン)も高校生の頃同じ夢を抱きつつ、同級生で財閥の娘のソジン(キム・ソヨン)に首を傷つけられ夢を絶たれたのだった。そうとは知らないロナは声楽教師となったソジンのレッスンを受けようと直談判し、ソジンとユニは再会を果たす。その後自身と同じくロナが退学を迫られ、ユニは娘のために教師や保護者に宣戦布告し、娘の夢を後押しすることに。その後ロナは声楽科に合格するが、そこにはソジンの娘や、“ヘラパレス”のクイーンと呼ばれるスリョン(イ・ジア)とその夫ダンテ(オム・ギジュン)の子もいた。欲望渦巻くヘラパレスと名門高校で激しい闘いが幕を開ける―。
各話あらすじ
- 第1話 女手一つで娘を育てながら不動産の仲介業をしているオ・ユニ。娘のロナは声楽に夢中で、ユニの反対にもめげずチョンア芸術高校を目指している。そんなロナの才能を妬み疎ましく思っていたジェニはありもしない事件をでっちあげる。ユニは事態を収拾するため今度こそロナに声楽を諦めさせようとするのだが、ロナがひそかに向かった先は元声楽家チョン・ソジンの住むヘラパレスだった。娘を捜しに来たユニと因縁のライバルが再会する。
- 第2話急きょお金が必要になったソラは年齢と経歴を偽り、ヘラパレスで数学の家庭教師を始める。しかし富裕層の子供たちは一筋縄ではいかず、特に敵意むき出しのソッキョンとは事あるごとに対立してしまう。一方ぬれぎぬを着せられた娘を救うために知恵を絞ったユニは、議員の弱みを握ることに成功。口止め料としてせしめたお金で校長を丸め込む。そしてロナのレッスンの講師もやっと見つかり入試に向けて全てが順調に思えたのだが…
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