「ブラームスが好きですか(原題)」のあらすじ

音大卒業を控えたソンア(パク・ウンビン)は人一倍ヴァイオリンを愛するも、実力が追い付かず悔しい想いを抱える日々を送っていた。そして友人で、密かに片思いしているドンユン(イ・ユジン)への想いも打ち明けられずにいた。周りが留学や大学院への進学が決まる中、進路が決まらないソンアは文化財団でインターンとして働くことに。そこで帰国した世界的ピアニスト、ジュニョン(キム・ミンジェ)と出会う。ジュニョンは親友の恋人であるジョンギョン(パク・ジヒョン)に長年想いを寄せていた。才能不足に悩むソンアと幼い頃から才能に恵まれたゆえ苦悩を抱えたジュニョン、叶わぬ想いを抱えた2人は音楽を通して次第に距離を縮めていく。そこには親友の妻を生涯愛した作曲家ブラームスの旋律があった。

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各話あらすじ

第11話 fermata:伸ばすジョンギョンが独奏会に選んだのはソンアが入試で弾く曲と同じだった。ソンアはジュニョンとジョンギョンが奏でるフランクのソナタを聴き2人の間に割り込む隙があるのかと不安になる。そんな中、教授に頼まれ急に大田に行くことになった。ジュニョンはジョンギョンとの練習をパスしてソンアと一緒に行く。用事を済ませたあと偶然ジュニョンの母親に会い店でごちそうになる。そしてジュニョンは家族の話をソンアに打ち明ける。
第12話 da capo:最初に戻る傘をプレゼントされたジュニョンは、ソンアの気持ちがうれしくて毎日傘を持ち歩く。ジョンギョンはジウォンに頼まれて許可を得ないままレッスンを始めるが、すぐにジウォンの母親やソン教授に知られてしまう。一方、ソンアは伴奏者から突然降りると告げられて代わりの伴奏者を探すはめに。大学院の入試が迫る中、伴奏者が見つからず焦るソンア。そんなソンアの事情を知ったジュニョンは自分が伴奏をすると名乗り出るのだが…
第13話 arpeggio:分散和音人前で恥をかかされたソン教授は、こっそり教え子を指導していたジョンギョンを冷たく突き放す。慌てたジョンギョンはジュニョンに付き添われてソン教授の自宅へ。事情を知らないソンアはタクシーに乗る2人の姿を偶然見かけてショックを受ける。一方、父親がジョンギョンにお金の無心をしてまた援助を受けていたと知り、惨めな思いをかみしめるジュニョン。ソンアのためにもジョンギョンの伴奏を断ろうと決意するのだが…
第14話 a tempo:元の速さでユ教授の演奏としてネット上にアップされた音源はジュニョンの「トロイメライ」だった。思いがけない展開にユ教授自身も慌てるが、音源が好評だと知ると開き直ってしまう。チェンバーの件やジュニョンとの交際でつらくなったソンアは、ジュニョンに頼ろうとする。しかしジュニョンは一刻も早く音源を削除しようと必死で、ソンアとの溝は深まるばかり。そしてソンアの様子がおかしいことに気付いたドンユンは誰かに電話をする。
第15話 G.P:突然止めて全体の休止音源を巡る対立からユ教授の元を去る決意をしたジュニョン。コンクールに向けて1人でピアノに向かうが準備は思うように進まず苦悩は深まるばかりだった。一方、ジュニョンに別れを告げたソンアはヴァイオリンの道を諦めようか悩んでいた。ヒョノはジョンギョンやジュニョンに何も言わずにオーケストラに入るためアメリカへ行ってしまう。それぞれが転換期を迎え、孤独でつらい時間を送る中、思いも寄らない訃報が舞い込む。
第16話(最終話) crescendo:だんだん強くソンアの卒業演奏会で伴奏を務めたジュニョンは、控え室で思いのたけを告白。ソンアは戸惑いながらも返事は待ってほしいと答える。葬儀に駆けつけたジュニョンとヒョノは追悼音楽会でピアノ三重奏を披露するが、ヒョノは再びアメリカへ。肩を落とすジョンギョンを慰めたのはソンアの言葉だった。夢を諦めたあともそれぞれの人生は続いていく。ジュニョンの卒業演奏会に現れたソンアはジュニョンの告白に返事をするのだが…

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