「町の弁護士 チョ・ドゥルホ -罪と罰-」のあらすじ

庶民派弁護士として活躍するチョ・ドゥルホ(パク・シニャン)。ある日国会議員から息子の裁判を弁護してほしいと頼まれ、しぶしぶ事件を担当することに。見事無罪を勝ち取るドゥルホだったが、無罪を主張していた議員の息子は実は冷酷な性犯罪者で、被害者は無罪判決を聞きドゥルホの車に飛び込み自殺してしまう。 自分の弁護が原因で人を殺めてしまったことからドゥルホはそれがトラウマとなり法廷に立てなくなってしまう。それから1年、浮浪者のように過ごすドゥルホの前にソミ(イ・ミンジ)が現れ、行方不明になった父を探して欲しいと求める。ソミの父ジョンゴン(チュ・ジンモ)はかつてドゥルホが新人検事時代に何かと世話になった捜査官だった。だが、その後ジョンゴンは遺体で発見される。死因は自殺として処理されるが、ジョンゴンはグクイルグループを仕切るジャギョン(コ・ヒョンジョン)に拉致され殺害されたのだった。そしてジャギョンは実は1年前にドゥルホが弁護を頼まれた事件を仕組んだ人物でもあった。ドゥルホはジャギョンに宣戦布告するが、ジャギョンのターゲットは ジョンゴンだけでは終わらず…。果たしてジャギョンの真の目的とは!?

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各話あらすじ

第1話みすぼらしい格好でコンビニの前でうたた寝していたドゥルホはネットカフェに行きゲームに夢中になっている相棒のマンスに金を無心し、財布を持ち逃げする始末。家賃や光熱費を滞納し、追い出される寸前の事務所に行くと、ドアの前でうずくまって寝ているソミを見つける。父親であるユン検察捜査官が行方不明になり捜してほしいと訴えるソミ。ユン捜査官が残した手帳をもとに、彼を捜し始めたドゥルホはある人物へと近づいていく。
第2話グクイルグループの実勢と言われている企画調整室長のイ・ジャギョンは、ユン捜査官を拉致してあっさり殺してしまう。ユン捜査官の行方を追っていたドゥルホは干潟で死体となって見つかった捜査官を見て涙を流す。グクイルグループに乗り込んでいったドゥルホはイ・ジャギョンに会わせろと騒ぐが外につまみ出され、会社の前で座り込みをしていたある社員の母と出会う。彼女との出会いで、グクイルとドゥルホの闘いが始まるのだが。
第3話グクイルグループのイ・ジャギョンが司法修習の後輩だと話したドゥルホ。ジャギョンは横領で捕まっているジユンの弁護をドゥルホが引き受けたと知り、妨害を始める。見知らぬ男たちに袋叩きにあい、病院に運ばれたジユンの母。だがドゥルホも負けじと作戦を立て、グク会長の娘、ジョンヒの所に刺身店のおかみジョンジャをメイドとして潜入させ、隠しマイクの取り付けに成功する。何とかグクイルの尻尾をつかみたいドゥルホだが。
第4話自分がトラウマを抱える原因となったペク・スンフンの弁護がジャギョンの仕業だったと知ったドゥルホ。ユン捜査官の死についても問い詰めるドゥルホに、ジャギョンはそこまでにしろと警告する。むしろその言葉に腹を立てたドゥルホはジャギョンと闘う覚悟を決める。腹立ち紛れにゲームで鬱憤晴らしをしたドゥルホはゲーム機を壊してしま器物破損の罪で警察に連行さる。ソミが弁護士だと知ったドゥルホはあっけにとられるのだが。
第5話ジャギョンの命令で捕らわれたドゥルホは命からがら帰って来る。ジャギョンを訪ねたク会長の長男ジョンソプはジョンボクが持っていた物産の経営をできるように取り計らいを頼む。ク会長に呼ばれたジャギョンはジョンボクを病院のVIP室で治療させていると話す。裁判の証人を探していたドゥルホはジョンボクに目をつけ、グクイル病院に入院していることを突き止める。ソミはドゥルホと裁判のシミュレーションを行うのだが…。
第6話ジョンボクの逮捕で対応に追われるグクイルグループは謝罪の映像を流す。過去のデサン福祉院のデータを調べているうちに父親が福祉院に人を送っていたことを知ったソミはショックを受ける。マンスはいつもどおり過去の資料をもとに説明を始め、封印された過去の人間関係が浮き彫りになる中、ユン・ジョンゴン捜査官の名前も挙がる。途中、ソミがいないことに気づいたドゥルホは、心配になりすぐにマンスと事務所を出て探しに行く。
第7話ドゥルホのオフィスを訪ねたジャギョン。突然の訪問に驚くドゥルホとソミ。ジャギョンが帰ったあと、ソミは自分の父親を福祉院に連れていった相手がジャギョンではないかとドゥルホに聞く。思い悩むソミに、ドゥルホはまだ何も分かっていないのだから気にすることはないと慰める。キム・セフン院長が心臓マヒで死んだことを知ったグク会長は、昔の写真を取り出し、そこに写っている人たちが次々と命を落としていることに気づく。
第8話ジャギョンから記者会見の原稿をもらったペク議員は、政治の第一線から退くという内容を見て、烈火の如く怒り出す。一方、ドゥルホの事務所に、ある幼い少女が母親を捜していると言いながらやってくる。カン検事を訪ねたドゥルホはキム・セフンが他殺だと話す。すでに結果が出ていると突っぱねるカン検事にドゥルホは、遺体の頭部から漢方薬の成分が検出されたこと、寝ながら漢方薬を飲むわけがないと事件性を訴え再調査を促す。
第9話チャン・ムンシクを捕まえたジャギョンは妹へギョンの心臓をどこへやったのかと聞く。路上生活者の保護を名目に作られたテサン福祉院。しかし実際の内容は収容所に等しく、子供たちから臓器を取っては売り飛ばしていた。カン検事を訪ねたドゥルホは、いきなり車を運転しろと言って車に乗り込む。国科捜に到着した2人は、墜落死と断定されたムンシクの死体を確認し、後頭部に何かで刺されたあとを見つけ捜査は振り出しに戻る。
第10話グク会長の死後、ジャギョンは他の兄弟を差し置いてジョンヒを後継者として表に立たせる。疑問に思ったジョンヒはジャギョンに理由を聞く。ジャギョンは幼い頃、病弱で歩くこともままならなかったジョンヒに妹へギョンの心臓が移植されたことを話す。ジョンヒは何も知らなかったと涙ながらに訴え、ジャギョンを見て恐ろしい女だと話す。そんなジョンヒを横目に、ジャギョンは妹の心臓を持つジョンヒを自分が必ず守ると伝える。

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