「姉は生きている(原題)」のあらすじ
新婚旅行に向かう途中で多重衝突事故に巻き込まれ、新郎のジェイル(ソンヒョク)を亡くしたハリ(キム・ジュヒョン)。この事故によって緊急車両の到着が遅れ、母親を亡くしたドゥルレ(チャン・ソヒ)と娘を亡くしたウニャン(オ・ユナ)。警察署で顔を合わせた3人は、事故現場から走り去ったひとりの女性を捜しはじめることに。その女性とは、ある事件の濡れ衣を着せられ、お金に困っていたダリ(ダソム)だった。恋人のギチャン(イ・ジフン)から品種改良したカモミールの研究資料を奪い、コンリョングループに売りつけようとしたダリが、その矢先に事故を起こしたのだった……
各話あらすじ
- 第41話ギチャンからセフの髪の毛をもらったク会長は、家族の行動を観察する。セフの髪の毛が入った袋を手にしていたセラを見つけた会長は、セラを問いただすが、セギョンから脅されていたセラは、事前に言い訳を準備してうまく言い逃れる。暴漢に襲われ頭にケガを負ったギチャンは、血だらけのままク会長の家に来て、誰が犯人かを突き止めようとして倒れてしまう。DNA検査の結果、セフの髪の毛だと判明し、ク会長は涙を流すのだが。
- 第42話セジュンはクム会長を訪ねるが、グンジャの死が謎に包まれていたと言われ緊張する。クム会長の話を聞いたセジュンは興奮するが、クム会長はグンジャが生きているかもしれないと話し、それが信じられるになったら訪ねてこいと話す。ゲファはセラと口裏を合わせて、コ女史とデインを陥れる。怒ったデインはク会長の前で事実を話し、ゲファの蛮行を暴露しようとするが、腹痛を訴えたセラのために話は中断し、みんな家に帰ってしまう。
- 第43話小型の録音機を見つけたセジュンはすぐにクム会長の元へと駆けつける。そしてグンジャとおぼしき人物がベッドで治療を受けているのを見て涙を流す。そして再びダリの前に現れたビッキー・チョンはセラの名前を返してもらうと話す。ビッキーから逃げたセラは階段から落ちてしまう。クム会長はセジュンにグンジャが目を覚まさない理由を話し、体に蔓延している毒成分のせいで、その毒を取り除くためには危険な方法しかないと話すのだが。
- 第44話セジュンに病院に連れていかれたギチャンはベッドに横たわるグンジャを見て驚く。グンジャの状態を聞いたギチャンは、イ・ゲファの悪行を見て見ぬふりをしてきたセジュンを責める。セジュンはゲファを償わせるためにもグンジャを助けてほしいとギチャンに頼む。ハリとギチャンはデインとサンミに結婚30周年を記念して済州島旅行をプレゼントする。会長とドゥルレがキャンプに行ったことを知ったゲファは、オ秘書に指示を出す。
- 第45話ドゥルレは会長の家に来るのを嫌がるホンシにじっくり話を聞く。セラがホンシをいじめるのではないかと聞くドゥルレに、ホンシはセラがダリで実の姉であることを告げ、事実を話したら今の家族が死ぬと脅されていたことも話す。事故の原因となったダリがセラだったことを知ったドゥルレは驚きと怒りで言葉を失う。家族の前でヤン・ダリだと明かされたセラは腹痛を理由にはぐらかそうとする。会長はすぐに救急車を呼ぶのだが…。
- 第46話ダリがホンシを連れ去るのを見たドゥルレ。ギチャンも駆けつけるがタクシーははかなく立ち去ってしまう。ウニャンを訪ねたセギョンは自分が乳がんの末期でいつ死ぬか分からない状態で罰を受けたのだと話す。天国に行ったらアルムの面倒を見るから代わりにヨンハとファンスンを頼むと言うセギョンに、ウニャンはセギョンの人生に2度と関わりたくないと突っぱねて追い返す。婚家を追い出されたダリは家族に家を用意しろと脅す。
- 第47話ホンシが持っているSDカードを手に入れるために、デインの家で一緒に暮らすと言って戻ってきたダリ。その横柄な態度に家族はあきれ返る。一方、ドゥルレはゲファを問い詰めるが、ゲファは断じて違うと言い張る。開き直るゲファの首を絞めてさらに責めるドゥルレ。現場に駆けつけたピルスンとウニャンは2人を引き離しドゥルレを落ち着かせる。デインの家に入り込んだダリは、何とかしてSDカードを取り上げようとするのだが…。
- 第48話ジェイルの事故について話しに来たセギョン。そしてセギョンに反論するダリ。だがセギョンは一緒に連れてきたパク刑事に事故の状況を説明させる。だが事前にダリに脅されていたパク刑事は、衝突事故の犯人はホンシの父親に間違いないと話す。部屋にいたホンシはタンスの下に入ったSDカードを手に入れ、必ずダリに渡せと言い残した父親の言葉を思い出す。追い詰められたダリは、養父を悪人に仕立て上げ同情を買おうとするが…。
- 第49話オ秘書からセギョンにドゥルレを殺すよう指示を受けたと聞いたク会長は、激怒して駆けつけたセギョンをはりたおす。ク会長の態度にあきれ返ったセギョンは何の弁解しない。だが23年前、行方不明になったセフから電話があった時、ミス・リーが電話を切ってしまったこと、即ちセフを殺したのはミス・リーだと打ち明ける。さらにセギョンはセフが生きていると話し、ク会長を驚かせる。興奮したク会長はその場で倒れてしまうのだが。
- 第50話病院で意識が回復したク会長。ドゥルレはそこに駆けつけたセジュンに、真実を明かすまで黙っていてほしいと話す。翌日ドゥルレは位牌堂に集まった人々の前で、イ・ゲファが犯した数々の罪を明かしていく。ク会長が妻に送った宝石を偽物とすり替え賄賂に使ったことを次々に証人たちが証言していく。セジュンの言葉が決定的な証拠になりイ・ゲファはついに警察に連行される。話を聞いていたク会長は倒れ再び病院に運ばれてしまう。