「愛はぽろぽろ(原題)」のあらすじ

 市場の卸売りで生計を立てているパンウル(ワン・ジヘ)は明るく世話好きな性格で周囲から愛されていた。ある日、父をひき逃げ事故で失い、結婚直前だった恋人のドンジュン(カン・ドンホ)まで亡くなってしまう。ドンジュンとの間に子供を身ごもっていたパンウルは一人で出産しシングルマザーになる。。6年後、パンウルは持ち前のたくましさで子供を育てながら、大手食品会社で本部長のウヒョク(カン・ウンタク)の下で働くことになる。正反対の性格からぶつかり合う2人だが、パンウルは何故かウヒョクがドンジュンに見える錯覚に陥る。実は6年前に心臓病を患ったウヒョクはドンジュンの心臓移植を受けていた。

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各話あらすじ

第101話いつもどおり店で顔を合わせるサンチョルとパンウル。その日サンチョルは、パンウルがドンジュンからもらった結婚指輪を身に着けていることに気が付く。パンウルに自分の思いを伝え断られたばかりのサンチョルは、それを見て戸惑ってしまう。2人の間に気まずい空気が流れるが、サンチョルは今まで通り友達の関係でいようとパンウルに伝える。そんな彼の申し出をパンウルは受け入れるのだった。
第102話過去の交通事故のことでパンウルに責められ夢でうなされるチェリン。一緒に寝ていた母親のヨンスクに起こされ目を覚ますと、チェリンはヨンスクに、これまでの記憶喪失が全てウソだったことを告白する。一方、朝食の準備中に語らうパンウルと義母のスンボク。サンチョルの告白をパンウルが断ったことを知ったスンボクは、サンチョルのことを拒まないようパンウルに伝えるのだった。
第103話妻であるヨンスクの美容室に録音機を仕掛けたハン医師。そこに録音されたヨンスクとガンジャの会話を聞き、妻に実の子供がいることを知る。ハン医師はヨンスクに電話し家に呼び戻すと、“医者の妻”という座を得るために過去を隠し、これまで自分をだましてきたとを責めるのだった。ヨンスクはハン医師の前にひざまずき、自らの過ちを許してほしいと泣きながら謝るのだが…。
第104話パンウルのネックレスを手に取ったサンチョルは、それを見て驚く。ひき逃げ事故で死亡した父親が握っていたものだと答えるパンウル。しかし、ネックレスに刻まれたイニシャルの意味は分からないと話す。そのイニシャルに見覚えのあるサンチョルの頭に、あることがよぎる。そんなある日、ウヒョクとビョルが一緒にいるところに鉢合わせたパンウルは、無断で会った2人に腹を立てるのだが…。
第105話サンチョルにネックレスのことをしつこく尋ねられ、落ち着きを失うチェリン。ヨンスクになだめられ、必死でネックレスを偽装しようと試みるが…。ひき逃げ事件の目撃者に会うことができたパンウルとサンチョル。目撃者から、現場で見た車の色が白だという情報を得る。そのことをコ刑事に報告した2人は、事件の進展を喜ぶのだった。そんなある日、2人組の男にパンウルのネックレスが盗まれそうになる。
第106話ゲヌンの店に突然ウヒョクが訪ねてくる。アメリカ支社への転勤が決まり、最後の挨拶をしに来たと話すウヒョク。そしてゲヌンに、パンウルとの交際を応援してくれたことに感謝の気持ちを伝えるのだった。転勤理由の1つがパンウルとの破局だと知り、気の毒に思うゲヌン。一方、ウヒョクの転勤を知ったパンウルはひどく心を痛める。ウヒョクへの思いを、涙を流しサンチョルに吐露するのだった。
第107話ヨンスクは、夫であるハン医師に無断で土地を売却しようと不動産会社を訪れていた。仲介者の男性は土地の所有者であるハン医師が同伴していないことを不審に思う。しかしヨンスクは、夫がオペの最中で電話に出られないと言い訳をし土地を売ろうとする。一方、チェリンが持ってきたネックレスが偽物だと気づいたサンチョル。チェリンがひき逃げ事件に関わっているのではと疑いを強めていく…。
第108話ヨンスクに実の娘がいることを偶然知ってしまったチェリン。裏切られた怒りをヨンスクにぶつける。またハン医師も、事実が娘に知れたことに対し妻のヨンスクを罵るのだった。ウヒョクは、弁護士からひき逃げ事件について新たな情報を得る。その内容を伝えるためサンチョルを呼びだすが、そこでサンチョルからパンウルとは交際していないことを告白される。ウヒョクはそれに動揺するが…。
第109話ひき逃げ事件の犯人がチェリンだと確信したサンチョル。証拠となるいくつかの事実を突きつけ、チェリンに詰め寄る。そして、自分の犯行を認めようとしないチェリンに自首を促すのだが…。一方、チェリンの記憶回復に違和感を覚えたウヒョクは、思い出せないふりをしているのではないかと不審に思う。そんな中、パンウルとウヒョクが刑事と会っているのを目撃したチェリンは、ひどく動揺するのだった。
第110話サンチョルは、ヨンスクのウソの証言によってコ刑事に引き逃げ事件の関与を疑われる。警察署で取り調べを受けるサンチョルは、チェリンが犯人であることをコ刑事に訴えるが…。そんな中、パンウルも引き逃げの犯人がチェリンではないかと疑いを強める。しかし、サンチョルの無実に疑念を持ち始めたウヒョクが、これ以上サンチョルに事件の情報を流さない方がいいとパンウルに忠告するのだった。

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