「超人ファミリー」のあらすじ

酒造会社の万年課長チョンイル(パク・ヒョックォン)は会社でも家庭でも相手にされない日々。新しいプロジェクトの遂行で昇進を確信していたが、同期に昇進を持っていかれる。悔しさのあまり、有給休暇まで使って会社を休むが、家計簿の赤字にイラ立っている妻のラヨン(パク・ソニョン)を見てまた憂鬱になる。その頃チョンイルの中2の娘イキ(キム・ジミン)は片思いの相手が親友に気があることを知り落ち込む。腹の虫が悪い妻と娘に対しオヤジギャグで慰めようとするチョンイルは逆に怒りを買ってしまう。

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各話あらすじ

第12話採用の季節。チョンイルの会社では3人のインターン候補を採用する。学歴や年齢や経歴を聞かずに選ぶブラインド採用をしたために、個性的な面々がそろうが、そのうちの1人がコネで入ってきたとのうわさが流れる。彼がずばぬけて優秀だったが、チョンイルは、彼のような人間がいるから、大勢の若者が機会を失い悲嘆するんだと憤るのだったが…。
第13話就職難と先の見えない社会情勢の影響から、国民は資格を取得し、スペックを上げるのに必死。そんな時、チョンイルの会社では、ヨーロッパでの販路を開拓すべく、海外勤務希望者を募集するが、条件のよさから、志願者が殺到する。ラヨンは、お隣のソヨンに姉妹のように親しくなろうと言われ、渋々お茶の誘いに応じるが、各学校の学年トップクラスの子供たちが集まる少人数の学習グループを紹介されるのだが…。
第14話休日の午前、仕事に疲れ果てたチョンイルはソファでゴロゴロ。買い物から帰ったラヨンは、スーパーで会ったお隣の夫とチョンイルのあまりの差に腹を立てる。その時、ふと漂うたばこのニオイ。ラヨンはチョンイルを疑うが、犯人は下の階に越してきた住人で、ベランダで喫煙していようだ。ラヨンはチョンイルに苦情を言うよう頼むが、チョンイルは怖くてのらりくらりと避ける。そしていよいよラヨンに追い立てられて下の階に行くが、越してきた住人というのは…。
第15話おひとりさま世帯が500万世帯に上り、ホンバプ(一人飯)、ホンスル(一人酒)などの造語が数多く登場。だが一人寂しくリビングでシリアルを食べる休日のチョンイルは、おひとりさまと大して変わらない。ラヨンもやはり、夫と娘が出かけた後は、一人寂しくラーメンをすする。そんな時、お隣のソヨンが、台湾旅行のお土産だとクッキーを持参してくる。旅行など久しくしてないラヨンは、うらやましさからチョンイルの携帯にメールを送り、当たり散らすのだが…。
第16話チョンイルのマンションの大家が、契約満了の3ヶ月前にいきなり連絡してきて、保証金を4000万ウォン上げるか、出ていくか、月々の家賃形式に転換するかを決めろと迫る。チョンイルとラヨンはそれぞれの実家でお金を借りようとするが、ままならない。そんな時、チョンイルは仕事でトラブルを抱え、困り果てる。ラヨンは少しでも家計の足しになればとの思いから、コールセンターでバイトを始めるのだが…。
第17話会社も社会も成果主義に走る時代。メン家の5姉妹の四女は、保険外交員として実績を上げようと、母親や姉妹たちに保険に入ってくれと頼む。一方チョンイルは、取引先のミスをかぶったこともあり、今月も実績が最下位で肩身が狭い。イキは成績が上がらず、家庭教師を頼むことに。そんなある日、社員の共同体意識を高める名目で、競合他社との体育大会が行われることになった。この体育大会は毎年の恒例行事だが、毎年ドレミ酒造が負けていて、社員の評判もすこぶる悪い。ところが、勝った者に金一封が出るということが分かり、チョンイルを始め社員たちは俄然、やる気になるのだが…。
第18話ある日、チョンイルは、地下鉄の駅のホームで初恋の人ジミンと再会する。昔と変わらぬその姿にチョンイルは昔を思い出して胸がいっぱいになる。数日後、チョンイルの携帯にジミンから電話があり、カフェで会うことに。ジミンはチョンイルが3浪したことで、チョンイルの母親から別れてくれと言われ、身を引いたことを告白する。そして、夫と死別し、女手一つで娘2人を育てていると言う。家に帰ってきたチョンイルは、ラヨンに、高級化粧品のセットを渡す。それは、ジミンが売っている化粧品なのだが…。
第19話ある日、チョン家に大きな花かごが届き、ラヨンはチョンイルからだと思って大喜びしてチャットでメッセージを送る。メッセージを見たチョンイルは身に覚えがないので、不安になる。同僚に相談したところ、2人目を妊娠したのではという結論に達する。ケーキと花を買って帰ったチョンイルは、かえってラヨンを怒らせてしまう。チョン家に届いた花かごは、お隣の夫が妻のソヨンに送ったものが誤って配達されたのだった。一方グィナムはアン代理に思いを告げ、1週間後に返事をくれと伝えるのだが…。
第20話チョン家の娘イキが、親友のミンソと釜山のミンソの家に泊まりに行きたいと言いだす。頑として聞き入れないラヨンに、チョンイルは行かせてやるよう言うが、ボーフレンドのコン・ユンも一緒だと聞き、絶対にダメだと言う。イキはチョンイルとは世代差を感じるし話が通じないと腹を立てる。世代差などという言葉とは縁がないと思っていたチョンイルは、娘の言葉に傷つく。ところが会社に行くと、グィナムのカジュアルな服装に、自分の時代にはそんな服装で会社に来る者はいなかったと嫌みを言うのだが…。
第21話メーデーが近づき、週末と合わせて3連休になることもあって、チョンイルはウキウキ気分。ところが、休みを取ることを快く思わない専務は、自分は出社するから休みたければ休めとひと言吐き捨てる。しかも、昨年のメーデーは、チョンイル1人だけが会社を休んだことが判明。しかしチョンイルは、チームのみんなに、団結して3連休を取ろうと提案、同僚たちの同意を得る。ラヨンの母親は、上の階に越してきたキムさんといい雰囲気に。テイはグィナムからのデートの誘いに心を躍らせるのだが…。

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