「超人ファミリー」のあらすじ
酒造会社の万年課長チョンイル(パク・ヒョックォン)は会社でも家庭でも相手にされない日々。新しいプロジェクトの遂行で昇進を確信していたが、同期に昇進を持っていかれる。悔しさのあまり、有給休暇まで使って会社を休むが、家計簿の赤字にイラ立っている妻のラヨン(パク・ソニョン)を見てまた憂鬱になる。その頃チョンイルの中2の娘イキ(キム・ジミン)は片思いの相手が親友に気があることを知り落ち込む。腹の虫が悪い妻と娘に対しオヤジギャグで慰めようとするチョンイルは逆に怒りを買ってしまう。
各話あらすじ
- 第22話テレビのニュースでは、2016年に結婚した人は、前年に比べ7%減少したと伝える。ラヨンの実家では、42歳独身の三女の見合いの話で花が咲く。ラヨンがチョンイルの友達を紹介することになったからだ。写真を見るとかなりのイケメン。三女は俄然乗り気なる。ところが実際会ってみると、男は、声優の三女に、モノマネばかりさせる始末。失意のうちに帰宅する三女。チョンイルは、罪滅ぼしに、次の相手を探そうと必死になるのだが…。
- 第23話チョンイルの住んでいるマンションの棟代表と婦女会長のポストが、前任者の不正で空席となり、選挙が行われることに。チョンイルはお隣の夫が棟代表選挙に出馬すると聞き、ライバル意識をむき出しにし、自分も出馬することにする。ラヨンは忙しくて無理だと反対し、同僚は借家住まいの人間が棟代表になれるわけがないからと、やめるよう説得するが、チョンイルは聞く耳を持たない。そして婦女会長にお隣の妻ソヨンが立候補すると知って、ラヨンまでもが立候補を決心するのだが…。
- 第24話チョンイルの母親が夫と離婚すると言って、田舎から出てきた。何でも、長年のヒザの関節の痛みがひどくなってきたので、人工関節の手術を受けると言ったら、夫がダメだと言ったとか。それなのに、村の会館の前の道を1000万ウォンかけて私費で工事することにしたとそうだ。チョンイルの父親は田舎で里長を努めているのだ。母親と妻の間で板挟みになったチョンイルはいたたまれず、チェ部長に助言を求めるのだが…。
- 第25話メン家の4女 ヨヌが離婚すると言いだし、ラヨンは心配でたまらない。ヨヌは離婚に向けて再就職を試みたり、保険の外務営業員をしたりと、着々と準備を進めいていた模様。ラヨンは、チョンイルに、ヨヌの夫と話をしてみろと言う。迷いながらも、チョンイルは、ヨヌの夫が経営する歯科医院に行くのだが…。一方、ラヨンの母親チョ・ブギは、上の階に住むキム・ヨンファを誘って映画に行くが、そこでヨンファのウソがバレ、激怒するのだが…。
- 第26話マンションで、ラヨンとチョンイルの仲が悪いというウワサが立ってると知ったラヨン。ショックを受け実家で相談するが、ラヨンが怒りやすくて、普段からチョンイルを怒鳴ってるから誤解されたという指摘を受ける。落ち込むラヨンに、次女のジョンシンが、ウワサはウワサで静めろと助言する。ラヨンは、夫婦仲の良さをアピールするために芝居するのだが…。イキは、コン・ユンからもらった指輪をはめて大喜び。うっとりと指輪を眺めるが、ユンは指輪をしていない。一瞬、イキの心にユンへの疑いの感情が浮かんで消えるのだが…。
- 第27話仕事帰り、マンションの入り口で、1人たたずむ少年を見つけたチョンイル。少年は7歳で、自分を連れ帰って水を飲ませてくれと言う。チョンイルの家に来た少年は、イキとラヨンに、自分はチョンイルの子供だとウソをつく。警察官を呼び、質問を受けても動じない少年に、チョンイルの立場は悪くなるばかり。イキは、コン・ユンが友情のブレスレットをミンソとペアで着けて、自分には持ってこないのが気になるのだが…。
- 第28話メン家の姉妹は今日も母親の家に集まって大騒ぎ。物忘れの多くなった母親を助けるために、AIを内蔵したランプをプレゼントし、その会話機能にみんなで驚く。文明の利器になじめない母親のブギは、そんな物をくれるなら、電話でもしてほしいとヨンファに不満をぶつける。一方、家に帰ってきたラヨンは、チョンイルと、デジタル認知症の診断をしてみるが、2人そろってデジタル認知症との結果が出る。焦った2人は、1週間デジタル機器を使わない生活を始めようとするのだが…。
- 第29話チョンイルは、外回りの最中に、カフェで同年代の男性と楽しげにデートする姑の姿を見かける。会社に戻ってオム部長に話すが、相手に家庭がなく独身同士なら問題ないのではと言われる。家に帰ってきてもチョンイルは、妻ラヨンに隠し事をしているような罪悪感にとらわれる。それとなく姑のことを話すが、ラヨンは全く知らない様子。娘のイキは同級生のコン・ユンとの交際に悩んでいる。交際を始めた頃、ユンからもらったペアリングを見ながら複雑な気持ちになるのだが…。
- 第30話テレビで恐怖映画を見るチョンイル夫婦。チョンイルは恐怖に耐えられず悲鳴を上げるが、妻のラヨンは平気。恋人時代、恐怖映画におびえて叫び声を上げたラヨンを思い出したチョンイル。そのあまりの変わりように閉口するが、ラヨンは、年を重ねたら、物価の値上げ、家の保証料の値上げなど、幽霊よりも怖い物がたくさんあることに気づいたと返す。次の日、出社したチョンイルは、2チームの沈んだ雰囲気に驚くが、会社側が希望退職者を募っていて、営業部からも2名、出ていかなければならないという聞き、ラヨンの言葉を思い出す。
- 第31話仕事を終え家路を急いでいたチョンイルは、マンションの入り口で高校生3人組に、たばこの火を貸せと迫られる。3人におびえながらも抵抗するチョンイルは、足が絡まり転んでしまう。たまたま通りがかったマンションの警備員に助けられるが、転んだ際に目を電柱に強打しアザを作ってしまう。家に帰って暴力団に絡まれた女性を救って負傷したとウソをつくのだが…。イキの通う高校の周辺に露出魔の変態が出没し、イキの担任は、生徒たちに気をつけるよう注意を促すのだが…。