「果てしない愛」のあらすじ
一人の少女が残酷に殺される母を目撃する。犯人は母子を同時に狙ったが、同じ年頃のいとこが代わりに殺され、生き残った少女は死んだ少女“ソ・イネ”として生きることになる。
時は1982年ー。ハン家で立派に育てられたイネ(ファン・ジョンウム)は、長男ハン・グァンフン(リュ・スヨン)と恋人関係にあったが、弟のハン・グァンチョル(チョン・ギョンホ)はイネに対する気持ちを隠しながら兄とイネを見守っていた。そんなある日、ハン家の父ガプスが謎の死を遂げる。幼い頃に母を亡くしたイネと、父を亡くしたグァンフンとグァンチョル。3人の三角関係とともに、隠された権力への復讐が始まるーー。
各話あらすじ
- 第31話 陰の立役者総理の逮捕を受け、“鉄の蝶”は精神病を患う。一方、パク・ヨンテは、グァンチョルが不法開発を行った不正の証拠があるとイネを脅迫し、巨額の金を要求する。チョン部長はイネを訪れ、グァンフンと民主化宣言の準備を助けてほしいと頼み込む。
- 第32話 民主化宣言精神を病んだヘリンは少女時代に退行するが、大統領夫人の夢だけは抱き続ける。チョン部長が民主化宣言を発表する当日、用心のために車を交換したグァンフンだったが、会場へ向かう途中で車が爆発し全身に大ケガを負ってしまう。
- 第33話 信念と絶望の狭間で民主化宣言後、チョン・テウンは国民的英雄となり、出世の邪魔にならないようグァンフンの事件を闇に葬ろうとする。パク・ヨンテを情報機関のトップに推薦すると聞いたグァンフンはチョン家を出ていくが、イネに説得され戻ってくる。
- 第34話 総理の娘総理に若き旋風を吹き込み、政界への返り咲きを後押ししたイネ。総理に味方する理由を問いただすグァンフンとグァンチョルは、イネが総理の娘だという事実を知ってしまう。グァンチョルは、ショックでイネの元を去ろうとする。
- 第35話 北朝鮮へ大統領の指示で北朝鮮に新書を届けに行くグァンフン。死地への訪問に覚悟を決めて向かうが…。一方イネが総理の娘だと知ってしまったセギョンは、何も信じられなくなる。そんな時、エスターが何者かに連れ去られてしまう。
- 第36話 復讐への序曲娘の命と引き換えにイネは大統領選から手を引き、念願のパク・ヨンテ逮捕に全力をあげる。一方グァンフンは暗殺未遂に遭い生死をさまようも、イネの肝移植で一命を取り留める。しかしグァンチョルとは本当の兄弟でないことが分かってしまう。
- 第37話 愛の果てに(最終話)パク・ヨンテの起訴は無罪となるが控訴審を恐れ逃亡。その途中で殺害され死亡する。チョン・テウンも大統領として罪を問われることとなり、いよいよ政権が幕を下ろす。親の復讐をかなえた3人は、果たしてどんな道に進むのか…。