「屋根部屋のプリンス」のあらすじ

各話あらすじ

第1話 三百年前、朝鮮王朝の世子であるイ・ガクは、嬪宮の死体を発見し愕然とする。イ・ガクは嬪宮の死を殺害と確信するが、臣下たちは殺害ではなく嬪宮が足を踏み外して池に落ちたのだと主張する。
 イ・ガクは、ウ・ヨンスル、ト・チサン、ソン・マンボを特別採用し、独自で捜査を始める。その捜査の途中、何者かに追われ4人とも崖から落ちてしまう。
 一方、現代・・・。パク・ハは、父親の再婚でホン・セナと義理の姉妹になる。しかしセナは、パク・ハのことを疎ましく思い、トラックの荷台で眠るパク・ハを置き去りにし、パク・ハはそのまま行方不明になってしまう。
 その後アメリカへ養子縁組にいったパク・ハはたくましい女性に成長していた。そんなパク・ハを偶然見かけたヨン・テヨンはパク・ハに惹かれるのだった。
 そんな中、テヨンはヨン・テムとボートの上で口論になり、ボートから落ちて行方不明となってしまうのだが…。
第2話 パク・ハは、父親と再会するために韓国へ戻るも父親はすでに亡くなっていた。身よりのいないパク・ハは、セナと父親の再婚相手だったコン・マノクを家族のように思いながら韓国で暮らす。
 一方、崖から落ちたはずのイ・ガクたちは、なぜか3百年後の現代、しかもパク・ハが独り暮らしをしている部屋へタイムスリップしてしまい、仕事から戻ったパク・ハとでくわしてしまう。
 イ・ガクたちは、ビルの明かりや車のライトに驚愕し、自分たちが未来に移動したことも知らずに、何かの妖術をかけられたと思い込む。
 パク・ハは、イ・ガクたちを異常者だと思い、4人をかつての宮殿だった昌徳宮へ送り届ける。
 しかし、イ・ガクたちは宮殿に入ることができず、不審者として交番に身柄を拘束されてしまう。秀才のマンボクがパク・ハの車のナンバーを覚えていたため、パク・ハの家に戻ることになるのだが・・・。
第3話 テヨンの祖母、ギルナムは、テヨンの部屋にいたイ・ガクを孫のテヨンだと思うのだが、イ・ガクはそんなギルナムの手を振り払い、テムともめてしまう。
 事情を知らないパク・ハは、ギルナムの家の家具を壊し、テムと争ったことでイ・ガクを責める。
 テムは、何としてでもギルナムとイ・ガクが再会できないようにするために、パク・ハの身元を調べ、パク・ハを口止めする。
 一方、青果店を出すことになったパク・ハは店のオープン記念にイチゴの半額セールを計画し、農園にイチゴの仕入れに行くのだが、たまたま一緒に行ったイ・ガクはイチゴ狩りをまったく手伝わず・・・。
 セナは、ギルナムの命令でイ・ガクの連絡先をパク・ハに聞くがパク・ハは教えようとしない。
 パク・ハはセナの母親であるマノクの誕生日を祝うためにセナやマノクと一緒に食事をする。そこでマノクはパク・ハに、セナにイ・ガクを捜している本当の理由を伝える。その時、セナが慌てて店を立ち去り・・・。
第4話 嬪宮にそっくりなセナを見かけたイ・ガクは、セナを嬪宮と呼ぶのだが、警備員たちによってビルの外へ追い出されてしまう。
 一方、店の契約の残金である4千万の小切手を失ったパク・ハに、セナはアメリカへ帰るなら4千万を貸すと言う。
 パク・ハが小切手をなくしたことを知らないイ・ガクは、雨の中で何時間も待たされたことでパク・ハに、約束を守らない人は商売をやっても潰れると暴言を吐いてしまう。
 店の開店記念に半額で売る予定だったイチゴを、ベッキーとミミ、そしてヨンスル、チサン、マンボの5人は、着ぐるみをかぶってイチゴを売ることにする。
 テレビショッピングで初の試みである、ウエディング商品を企画したテムは、見事にすべての商品を売り切る。するとそこに、テレビでセナを見たイ・ガクが現場に現れ、テムはイ・ガクを殴り、イ・ガクは川に落ちてしまう。
第5話 現代にタイムスリップした理由を自分なりに解釈したイ・ガクはテヨンになりすます決心をし、現代に嬪宮の死の真相の手がかりがあるはずだと確信する。
 テヨンを名乗るイ・ガクを偽者だという確信を持っていたテムはDNA検査を提案する。
 そんな中、セナはイ・ガクの保護者として会長やテムの前にパク・ハが現れたことで、パク・ハに早くアメリカへ行ってほしいと冷たく言う。
 韓国へ戻って2年間、家族のように思っていたセナに傷つけられたパク・ハは、部屋を引き払う決心をする。
 屋根部屋は朝鮮時代へ戻るための手がかりだと思っているイ・ガクは、テヨンの祖母であるギルナムに屋根部屋を買ってほしいと頼むのだが、ギルナムは代わりに髪を短く切れと言う。
 イ・ガクは悩んだ末、髪を切ることを決心し、臣下たちにも命じるのだが、朝鮮時代には、髪を切ることは断じて許されない不孝というしきたりがあるため、臣下たちに猛反対されてしまう。
第6話 祖母のギルナムに頼んで屋根部屋を買ったイ・ガクは、大々的なリフォームにとりかかり、その間イ・ガクたちはキャンピングカーで暮らすことになる。
 一方、イ・ガクや臣下たちが会社で働くことになり、パク・ハはサラリーマンとして、同僚たちとのつき合い方を教える。
 そして、ギルナムはイ・ガクたちの教育係として左遷したピョ・テッス常務を本社に呼び戻すのだが、イ・ガクだけはセナが1対1で仕事を教えることになる。
 そんな中、会社を乗っ取ることを企んでいたテムとその父親のドンマンは、経営権の4分の1の権利を持つ、ベラ・チャンに協力を求める。
 そんな中、ベラ・チャンはセナの母親のマノクのもとに訪れ・・・。
 パク・ハの父親の命日の日、マノクはパク・ハを連れて父親の行きつけの店へ行く。そこでベラ・チャンを見かけたマノクはパク・ハを連れてすぐに店を出るのだが、ちょうどその時、テムの車にはねられてしまう。
第7話 交通事故で入院したマノクは、お見舞いに来たセナの実の母親、チャン会長を追い返そうとする。チャン会長は癌を患っていることを告げながらセナをマノクに預けてからの29年間の人生を語る。
 チャン会長を味方につけたいテムは、チャン会長に人捜しを頼まれる。それはチャン会長がセナの次に産んだ娘だった。テムはチャン会長から娘の手がかりとして1枚の写真を預かるのだが、その写真を偶然見かけたセナはパク・ハの実の父親の顔が映っていることに驚きを隠せない。
 一方、マノクから母親の顔が破り取られた写真をもらったパク・ハは、写真の裏に書いてある写真館を訪ねて行くが、そこでは母親やパク・ハの過去の手がかりは得られなかった。
 パク・ハより遅れてその写真館を訪れたチャン会長とテムは、自分たちより先に同じ写真を持って来た若い男女がいると聞き、その男女を追って近くの小学校へ向かうのだが・・・。
第8話 屋根部屋のリフォームが終わり、パク・ハは感激するも、考えてみると屋根部屋はイ・ガクのものであり、パク・ハは居候の身分だった。
 テヨンの祖母のギルナムは、屋根部屋のリフォームが完成したことで引っ越し祝いを計画する。テムは引っ越し祝にテヨンの好物であるケジャンを用意しようと提案する。
 ケジャンを出されたイ・ガクは、ケジャンにアレルギーがあることを知りながら、テヨンに徹するために無理して食べてしまう。
 階段のところで苦しそうにしているテヨンを見つけたパク・ハは、人工呼吸をし、病院へ運び一命をとりとめる。
 一方、テムとセナの交際を反対するドンマンは、無理やりテムにお見合いをさせようとする。また、ギルナムもセナにテヨンをどう思っているかと訪ねる。
 セナをテヨンの嫁にしたいギルナムは、パク・ハにテヨンとの関係を確かめ、パク・ハはテヨンとは最近知り合った関係に過ぎないと答える。
 しかし、ギルナムの使いでテヨンのスケッチブックを屋根部屋に届けに来たセナは、テヨンが描いたと思われるパク・ハの絵を発見し…
第9話 本物のテヨンが描いた絵のせいで、パク・ハは財産目当てにテヨンの面倒を見ていたとギルナムに誤解されてしまう。
 絵を描いたのが本物のテヨンであったことを知らなかったパク・ハは、彼が偽者だとも言えず・・・。ギルナムの誤解を解くことに出来ないパク・ハは、ギルナムに会社と屋根部屋から出て行けと言われてしまう。
 一方、パク・ハのお見合いの相手が、会社にケーキを届けに来たことで、次の日がパク・ハの誕生日であることを知った、ヨンスル、チサン、マンボ。3人は、誕生日祝いをイ・ガクに相談するのだが、イ・ガクはケーキだけで十分だと素っ気なく言う。
 そんな中、テムからセナを切り離したいドンマンは、パン部長からテムがセナに与えたマンションの住所を聞き出し、マンションへ向かう。そこでセナの母親のマノクを見てしまう。
 イ・ガクの大事なハンカチをなくしてしまったパク・ハは、一晩中ハンカチを捜し回り体調を崩してしまうのだが・・・。
第10話 テムの父親、ドンマンに実の母親のことを知られたセナは、テヨンに「あなたの言うとおり、好きになった」と告白し、抱きつくのだが、その光景をパク・ハに見られてしまう。
 複雑な気持ちのパク・ハは、家の近くでヨンスルたちとバスケットボールをし、セナに告白されてうれしいはずのテヨン(イ・ガク)は、パク・ハのことが気になり、デートの途中で帰ってしまう。
 一方、ドンマンがセナに辞表を迫る中、テヨンまでをも会社から追い出すために、会長のギルナムに社員たちがテヨンの仕事の能力に疑問を抱いていると言う。
 そして、初給料をもらったヨンスルたちは、朝鮮時代に戻った時のために、家族へのプレゼントを買う。パク・ハはセナが朝鮮時代に嬪宮だったことやイ・ガクが朝鮮に戻るためにセナと結婚しようとしていることを知る。
 しかし、それでもイ・ガクのことが好きだという自分の気持ちに気づいたパク・ハは、自分の思いをイ・ガクにメールで伝えてしまうのだが・・・。

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