「力道妖精キム・ボクジュ(原題)」のあらすじ

各話あらすじ

≪第1話≫ボクジュはハノル体育大学重量挙げ部の期待の星。一方、同じ大学の水泳部に所属するジュニョンは常に練習では好タイムを出すが本番に弱い。ある日、校内を歩いていたボクジュにジュニョンが乗った自転車がぶつかり、ジュニョンは女物のハンカチを落としていく。そして新体操部のタイツとボクジュが大切にしている大会用のTシャツが無くなる騒ぎが起き、ボクジュはジュニョンを下着泥棒だと勘違いする。
≪第2話≫プールに落ちたボクジュはジュニョンに助けられ、そのはずみでお互いに小学生の頃の幼なじみだったことを思い出す。ジュニョンはボクジュをデブだと言ってからかうのだが、それがボクジュは気に食わない。ジュニョンはからかいながらも、ボクジュとの距離が近づいていくのを楽しんでいた。ある日、ボクジュの父親が経営するチキン店から出前を頼んだジュニョンは、ボクジュが重量挙げをやりながら店の手伝いもしていることを知り、心を打たれる。
≪第3話≫ボクジュはジェイの肥満クリニックを訪れるが、思ったよりも費用が高く、銀行の残高も足りなくて悩んでしまう。重量挙げ用の靴を買うことにしてお金をもらおうと考え、父の店へ行くが、おんぼろのバイクをガムテープで補修している姿を見て、何も言い出せなくなってしまう。そんな折、登山で1位になった人には賞金30万ウォンが出るという話を聞き、ボクジュは何としてでも1位を取ろうと頑張るのだが、ジュニョンに邪魔されてしまう。
≪第4話≫無事に肥満クリニックの費用を払うことができたボクジュ。さっそく検査を受けるのだが、健康的な体重だから無理な減量はしないようにと言われる。ボクジュはジェイから傘を借りていたことを思い出し、お礼に手作りの物をプレゼントしようと考える。帰りに偶然ジュニョンと会ったボクジュは、友人の話を装ってお礼をすべきか相談するが、心のこもった手作りの物など送ったら男はどん引きすると聞かされたボクジュは…
≪第5話≫ジェイに会いに来たジュニョンは、診察に来ていたボクジュと肥満クリニックでばったり会う。ボクジュの施術着姿を見て驚くジュニョン。ジェイに音大生だとうそをついていたため、ジュニョンと同じ大学に通っているとも言えず、2人は小学校の同級生だと説明する。10年ぶりに再会したふうを装うボクジュに合わせてジュニョンも芝居をする。ジュニョンに弱みを握られたボクジュは、大学でもジュニョンにこき使われ…
≪第6話≫公演を見たあと、ジェイの車に乗せてもらったボクジュは夢見心地になる。ドキドキするあまり、しゃっくりが止まらなくなってしまう。ジェイに温かい飲み物を買ってきてもらい、やっとしゃっくりが止まるのだが、ジェイが自分の上着を脱いで着せてくれたため、また出てしまう。一方、ジュニョンはカウンセリングを受けながら、10歳の時に伯母の家に預けられ、11歳で水泳を始めたこと、最初に症状が出た日のことを話す。
≪第7話≫ボクジュが肥満クリニックに通っていることを知った監督とコーチは、チャンゴルに会いに行く。朝から店に呼びつけられたボクジュは、クリニックの手帳が練習室に落ちていたため、ばれてしまったことを知る。激怒したチャンゴルは透析を受けにも行かない。心配したボクジュは謝りに行くが、チャンゴルを更に怒らせる結果に。クリニックへ抗議しに行こうとしたチャンゴルは倒れてしまう。一方、ジュニョンはジェイの誕生日を教えるため、ボクジュにメールを送るのだが…
≪第8話≫ジュニョンと通話中、シホに電話を切られてしまうボクジュ。ジュニョンに接近していることが気に食わず、肥満クリニックの手帳を自分が重量挙げ部に落としたとシホに告げられる。ボクジュはそんなシホに激怒し、ソノクとナニの部屋で寝ることに。自分だけがボクジュの秘密を知らなかったとソノクはすねていて、なかなか機嫌が直らない。なぜ秘密にしていたのかとボクジュを責めるソノク。ボクジュは泣いて謝り、3人の友情はいっそう深まるのだった。
≪第9話≫大学に忘れ物を取りに戻ったジェイは、偶然ボクジュを見かける。ジュニョンはボクジュをかばおうとするが、ボクジュは正直に、チェロ専攻だというのも留学をするというのもうそで、重量挙げの選手であることを告白する。ジェイと2人きりになったジュニョンは、肥満クリニックでボクジュと会った時に、秘密にしてほしいと頼まれたことを話す。重量挙げ選手がなぜ肥満クリニックに通ったのか不思議がるジェイ。ジュニョンは、ボクジュに好きな男が出来たためだと言うのだが…
≪第10話≫重量挙げの大会があると知ったジェイは、ボクジュの応援に行く。競技中の姿を好きな男に見られたくないとボクジュが言っていたのを思い出したジュニョンは、なぜ応援に来たのかとジェイを責める。ボクジュが好きなのはジェイなのだと。大会で1位を取ったボクジュは一躍スターになる。企業スポンサーの話も舞い込み、お祭りムードの重量挙げ部だが、ボクジュだけは浮かない顔をしている。そんなボクジュを見て、ジュニョンはあれこれ元気づけようとする。

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