「リメンバー~記憶の彼方へ~」のあらすじ

幼くして母と兄を事故で亡くしたジヌ(ユ・スンホ)は、父ジェヒョク(チョン・グァンリョル)とふたり、貧しくも仲睦まじく暮らしていた。ある日、ジェヒョクは顔見知りの女子大生の遺体を発見する。ところが、アルツハイマーを患っていたことから警察にあいまいな証言をしてしまい、被疑者として逮捕されてしまった。真犯人は、傍若無人なイルホグループの御曹司ギュマン(ナム・グンミン)。かねてからギュマンの素行の悪さを知っており、また、弱き立場のジヌにかつての自分の姿を重ねた弁護士のトンホ(パウ・ソンウン)は、ジェヒョクの弁護人を買って出る。しかし、ギュマンの父イルホ(ハン・ジニ)の差し金より、トンホは窮地に追い込まれ、ジヌを裏切ってしまった……。死刑判決を下された父を救うため、4年後、ジヌは最年少の弁護士となり、闘いに挑んでいく。

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各話あらすじ

第1話

 


女子大生の殺人容疑で死刑宣告を受けているソ・ジェヒョクの、4年ぶりの再審を担当することになった弁護士のソ・ジヌ。

ジェヒョクはジヌの実父である。

そして、ジェヒョクはアルツハイマーが進行し、今ではジヌが息子であったことすら覚えていない。

ジェヒョクの記憶が薄れていることに気づかず、そんな最中、殺人容疑で逮捕されてしまった父を思うたび、やりきれない思いになるジヌ。

ジェヒョクが病気なのをいいことに、ぬれ衣を着せ、犯人に仕立て上げた警察に憤りを抑えきれないジヌ。事件が起きた時、高校生だったジヌは学校を中退し、史上最年少で弁護士試験に合格し、弁護士という肩書を手にして現れる。

しかし、肝心のジェヒョクが4年ぶりの再審を控訴しないと申し出たため、ジヌは必ず勝つ自信があるので諦めないでほしいと説得する。

果たしてジヌの信念が父親の名誉を挽回できるのか。



第2話

 


女子大生の殺人容疑で死刑宣告を受けているソ・ジェヒョクの、4年ぶりの再審を担当することになった弁護士のソ・ジヌ。

ジェヒョクはジヌの実父である。

そして、ジェヒョクはアルツハイマーが進行し、今ではジヌが息子であったことすら覚えていない。

ジェヒョクの記憶が薄れていることに気づかず、そんな最中、殺人容疑で逮捕されてしまった父を思うたび、やりきれない思いになるジヌ。

ジェヒョクが病気なのをいいことに、ぬれ衣を着せ、犯人に仕立て上げた警察に憤りを抑えきれないジヌ。事件が起きた時、高校生だったジヌは学校を中退し、史上最年少で弁護士試験に合格し、弁護士という肩書を手にして現れる。

しかし、肝心のジェヒョクが4年ぶりの再審を控訴しないと申し出たため、ジヌは必ず勝つ自信があるので諦めないでほしいと説得する。

果たしてジヌの信念が父親の名誉を挽回できるのか。



第3話

 


父親を助けるためには弁護士が必要だと思ったジヌ。


母と兄の納骨堂で偶然弁護士のパク・ドンホを見かけたジヌは、ドンホに父の弁護を引き受けてほしいと頼む。


しかしドンホはそれ相応の報酬がなければできないと突っぱねる。

何としてもドンホに弁護を頼みたいジヌは、ヤミ博打で得た1億ウォンを持ち、ドンホの弁護士の事務所に押しかける。


ジヌを心配して追いかけたイナは、行きがかり上、博打場でジヌを助け一緒についていく。


大金を積まなければ弁護しないとまたしても突っぱねようとするドンホの机に、ジヌは1億ウォンをばらまいて、何としても弁護してくれと頼み込む。

しかし、ドンホはジヌの頼みを断る。


イナはジヌに、法曹界で評判の悪いドンホに近づくなと話すが、ジヌは何の関係があるのかと冷たくあしらう。



第4話

 


イナと一緒にナム・ギュマンの別荘に潜入したジヌは、そこにある衣装を見て、ジョンアが死ぬ前にそこにいたことを知る。

急いでドンホの事務所に行った2人は、事件の資料を見ているうちに、ドンホが入手したギュマンの映像を見て、ギュマンがジョンア殺しの犯人だと確認する。

別荘からの帰り道、ギュマンは部下で同級生のスボムから、父親がギュマンの事件を知っていると聞き激高する。だが警察の捜査の手も伸びず、マスコミも一切会社の名前が出なかったのは、会長が手を回したからだと聞いたギュマンは縮み上がる。

一方、ドンホはギュマンの父であるイルホグループの会長、イルホから連絡を受け面会していた。


イルホはギュマンの事件を伏せるためなら、いくらでも金を出すと話すがドンホはギュマンに自首させるよう勧めてその場を立ち去ってしまう。



第5話

 


イルホグループと検察の根回しで、証人が次々とうその証言を繰り返す。


あまりにも周到なやり方にドンホは太刀打ちできない。結局、死刑判決を受けるジェヒョク。

金と権力の前に倒れたドンホの前に現れたジヌは、ドンホを思い切り殴り、今後はもう誰も信じないで、自分が父親を助けると話す。

4年後、法廷に現れたのは、弁護士になったジヌだった。

敏腕弁護士として容赦なく案件をこなしていくジヌ。どこまでも冷徹なジヌを見たイナは、本当にジヌなのかといぶかしげに見る。

ジェヒョクの敗訴のあと、イルホグループの一員となったソク・ジュイルとパク・ドンホ。


2人はすっかり会社の一員としてそれぞれの役目を果たしている。

ジヌはイルホ生命のビルが見える場所に小さな事務所を構え、法定恐怖症のソン・ジェイクと一緒に仕事を始める。



第6話

 


イルホ生命の副社長のセクハラ問題を担当することになったイナ。


副社長が邪魔になったナム・ギュマンの仕掛けた罠だと知ったジヌは、副社長にその事実を伝えに行く。

ナム・ギュマンから副社長をセクハラの犯人に仕立て上げることを目的に弁護を頼まれていたトンホは、一度は法廷に立つものの、副社長が専任弁護士を代えたことで、その弁護人としてジヌと法廷でイナと争うことになる。


法廷に現れたジヌを見て驚くイナ。


そして裁判の様子を見守るトンホ。

根回しがうまくいかず新人の検事が担当し、しかもジヌが弁護士として弁護することになり、ギュマンは窮地に立たされる。

被害者のハンナには大学生の時にもセクハラ問題があり、その証人が法廷に現れる。大学の教員と恋愛関係にありながらセクハラで訴え、高額の示談金で解決した過去があったという事実が知れ渡り法廷は揺れる。



第7話

 


車の記録装置に残された画面を見せられたハンナはジヌの追及を受け、母親の病院代を稼ぐためにやったことで、カン副社長は何の関係もないことを法廷で証言する。


裁判で無罪判決を受けたカン副社長は法廷をあとにする。

パク・トンホから裁判の結果を聞いたナム・ギュマンは激怒し、すぐにカン副社長の弁護士を呼んでこいとわめき散らす。


ちょうどそこに現れたヨギョンとジヌ。

ジヌは堂々とカン副社長の弁護をしたソ・ジヌだと自己紹介する。


慌てたギュマンは社員を助けてくれたお礼に会社に招こうとするが、ジヌは弁護士事務所があるからとやんわり拒絶する。そんなジヌの態度に突然顔色を変えるギュマン。


ジヌはギュマンに今度会うときはお前を法廷に立たせると宣言する。



第8話

 


4年前の裁判で虚偽の証言をした女性から連絡を受けたジヌは急いで家に向かうが、

そこで待っていたのは遺体となって変わり果てた姿の女性と、そこに駆けつけた刑事だった。イルホグループの罠にはまったジヌはそこから逃げだして指名手配される。

テレビのニュースでそれを知ったイナとトンホは、それぞれジヌを探し回る。

ナム・ギュマンは4年前の裁判でも使ったパク刑事に、死体でもかまわないからジヌを目の前に連れてこいと命令する。

それを見たパク・トンホは、自分の知らないところで何を企んだのかとギュマンに詰め寄るが、またしてもソク・ジュイルが関係していることを知り愕然とする。

ジュイルを訪ねていったトンホは再審を避けるためにギュマンが手段を選ばずジヌを陥れようとしていることを知る。



第9話

 


ナム・ギュマンに殺されそうになったジヌは、トンホの助けで難を逃れイナの家に行く。


ジヌに殺人のぬれ衣を着せた犯人の資料を見ながら確認する間に、ジヌは当日すれちがったある男を思い出す。


イナがうたた寝している間に家を出たジヌは、資料に載っていた住所に向かう。


そして気づいたイナはすぐに部下を連れて現場に向かう。


犯人だと思われる人物の家の近くを捜査していたイナは、偶然入ったスーパーで犯人を見つけて追うのだが、素早く気づいた犯人にはめられてしまう。

電話が途中で切れてしまい、イナを心配するジヌ。


そしてジヌを心配するトンホはソク・ジュイルが仕事を依頼した人間を割り出し現場に向かう。

犯人に捕らわれたイナは同じように釣り糸で首を絞められるが、間一髪のところでトンホに助けられる。



第10話

 


ジヌの父親の再審が開かれ、ホン検事はチェ検事を指名する。


イナは傍聴席の最前列に検事服を着て現れる。


4年前に偽証して殺された証人の動画を提出したジヌに対してチェ弁護士は、ジヌが証人を脅迫して撮った映像だと反論するが、実際に動画を撮った娘の証言でジヌの潔白が明かされ、裁判の流れは一変するかと思われたが、ジヌは突然法廷で倒れてしまう。

極度の緊張と過労で病院に運ばれたジヌだが、意識を取り戻すとすぐに法廷に戻る。

そんなジヌを心配するトンホ。だがジヌの父親が無罪になることを願うトンホの気持ちがジヌに伝わるはずもなく、ジヌはただ1人法廷に向かう。

裁判は再開し、法廷に証人として現れた当時の医師も偽証だったことを認め、当時からソ・ジェヒョクがアルツハイマーを患っていた、そしてジヌが病名を偽ってくれと頼んだこともなかったと証言を覆す。



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