「愛人がいます ~Identical Affairs~」のあらすじ
千年(チョンニョン)製薬の御曹司ジノン(チ・ジニ)の妻ヘガン(キム・ヒョンジュ)は、勝訴のためなら手段を選ばない冷徹な弁護士。野心のない夫に代わって千年製薬の後継者の座を狙っていた。結婚して性格が変わったヘガンに愛想が尽きたジノンは離婚を決意する。ジノンの心は若き後輩、ソルリ(パク・ハンビョル)に傾いていたのだ。一方、ヘガンには、当人同士も知らない生き別れた双子の妹ヨンギ(キム・ヒョンジュ2役)がいた。偶然にも千年製薬に勤務していたヨンギは、会社の不正に気づき真実を暴こうと奮闘していたが、首謀者である専務のテソク(コン・ヒョンジン)に命を狙われることに・・・・・・。ジノンとの離婚が成立し、中国に旅立つために空港へ向かったヘガン。ところが、その途中、ヨンギと間違われて事故に遭い、記憶を失ってしまう。瀕死状態のヘガンを救ったのは、ヨンギを初恋の女性として慕っていたソク(イ・ギュハン)だった。自分をヨンギだと思い込み、新しい人生を歩みはじめたヘガンは、4年後、ジノンと出会うのだが・・・・・・。
各話あらすじ
- 第1話
ソンジョンは3人の娘が幸福な結婚をすることを夢見ているが、長女のダエはバツイチ子持ちのカン先生と密かに愛を育んでいた。
次女のダジョンは自分を見合い相手と勘違いしたイヌに一目惚れしてしまう。
そんななか、ソンジョンの書いた本がベストセラーに。
家族みんなで大喜びするが、実は出版社のイ代表が本を買い占めていたのだった。
それを知ったダジョンは憤慨。ふたりが言い争うところに通りかかったジェウは勘違いして……。
- 第2話
ダエは自分からカン先生にプロポーズ。ふたりが抱きあうのを目撃したソンジョンは猛反対する。
イ代表が無理やりホテルでサイン会を開催。客が来ないばかりか、ホテル経営者のヨンには詐欺師と罵られ、ソンジョンの我慢も限界だ。
そこに居合わせ、とばっちりを受けたのはまたしてもジェウだった。
駆けつけたダジョンは侮辱される母を見て悔し涙を流す。
そこに、ソンジョンと同じ施設で育ったミンソクが現れて……。
- 第3話
再会を喜ぶソンジョンとミンシク。
ソンジョンは「夫は死んだ」と話し、ミンシクはソンジョンの手を握ってこれまでの苦労をねぎらう。
ばったり再会したダジョンとジェウはおたがいの誤解を謝るものの、どうもすっきりしない。
一方、土下座で許しを乞うダエとカン先生だったが、ソンジョンにふたりの交際を認める気はまったくない。
シネはダジョンが息子の見合い相手と思い込み、ダジョンを家に連れてくるが……!?
- 第4話
ダジョンがイヌの兄と紹介されたのは、なんとジェウ!
どうにかダジョンを帰らせようとするジェウだが、シネに人違いとバレてしまう。
イヌからも責められ、頭を下げるばかりのダジョン。
ジェウはそんなダジョンの姿を見て心に痛みを感じるのだった。
一方、いよいよ家を明け渡さなければならないソンジョンはミンシクに相談。
1ヶ月だけ離れを貸してもらうことになった。
が、ダジョンはそこがイヌの家と気づいて頭を抱える。
- 第5話
カン先生とその息子のウンチャンまで転がり込み、離れには6人が暮らすことになった。
ジェウがダジョンに驚き、チョルスとミンシクも気づいて大あわて。
なんとか隠し通そうとするが、あっという間に見つかってしまう。
イヌはダジョンにつきまとわれていると思い込む。翌朝、濡れたシャツで下着の透けたダジョンがジェウの前に……。
そこへイヌがやって来て、ジェウはその姿を見せまいと思わずダジョンを抱きしめてしまった!
- 第6話
家族に誤解されてジェウは困惑。ダジョンも恥ずかしい恰好に気づいて落ち込む……。
イヌとシネはダジョンらを追い出したいが、スノクとチョルスは気に入っている。
ヨンとソンジョンは偶然に再会してまた喧嘩。ヨンはシネにソンジョンが詐欺師だと吹聴する。
一方、三女のダインは、クラブで見かけたジホを気に入り、撮影モデルになってほしいと声をかける。
山で転んだダジョンにジェウが手を差し伸べ、ふたりの距離は縮まっていく。
- 第7話
ダインはジェウに好感をもち、モデルになってもらおうと会社まで押しかけた。
ジェウは父の顔を知らないダインに同情し、母の本がベストセラーと信じ込む彼女に何も言えない。
一方、ウンチャンに歩み寄ろうと懸命なダエ。
笑顔を見せるウンチャンだが、実はそんなダエが鬱陶しいのだった。
ソンジョンらがシネに招待され、両家はなごやかに食卓を囲む。
ところが、ヨンが現れ、ソンジョンを指さし「この女は詐欺師です!」と訴える。
- 第8話
ヨンの剣幕にダインらは泣きだし、スノクが激怒。ソンジョンに泣きながら責められたヨンは何も言えなくなる。
イヌもまたダジョンに涙ながらに謝られて言葉を失くす……。
イヌの呼びかけで、両家の子どもたちが乾杯。スノクも加わってカラオケで盛り上がる。
ダジョンは歌うジェウを見つめ、その視線にイヌが気づく。
その頃、自伝執筆の依頼を受けたソンジョンは多額の執筆料に喜んで契約。
ところが、その依頼者はヨンなのだった!
- 第9話
カラオケで両家の距離は縮まった。
その一方、ヨンは嫌がるソンジョンをむりやり車で送り、娘の前で侮辱したことを謝る。
明日はミンシクの誕生日。ダジョンはジェウと協力して料理をつくろうと約束する。
ジェウは買い物を担当することになった。
ところが、ダジョンはスノクに誘われて買い物へ。
ついてきたイヌが「買わなくていい」とジェウに電話をする。
いつの間にかイヌがダジョンに急接近。
なぜかジェウは落ち着かないのだった。
- 第10話
ミンシクとソンジョンにとって、養護施設で出会った日が誕生日。
しかし、ソンジョンは誕生日が嫌いだ。
なのに、カン先生に祝われたうえ、ウンチャンには「おばあさん」と呼ばれてしまう。
一方、ダジョンは断りきれずイヌと演劇を観て食事をするが、どうにも居心地が悪い。
ダインが大量の母の本を見つけてしまい、ダジョンは「母さんのプライドを守ってあげなきゃ」と事情を説明。帰宅したソンジョンの誕生日を姉妹3人で祝う。