「<ときめき♡サンデー>輝くか、狂うか」のあらすじ
高麗初期、皇宮に不幸を招くという星の下に生まれた皇子ワン・ソ(チャン・ヒョ ク)は皇宮を追われ、山奥で一人育つ。ワン・ソの父、ワン・ゴン(ナム・ギョンウプ)は権力争いの絶えない皇宮を建て直すため、ワン・ソを呼び戻すが、自身は何者かに暗殺されてしまう。ワン・ゴン暗殺の犯人を追っていたワン・ソはその道中で渤海最後の王女、シンユル(オ・ヨンソ)に出会う。望まない婚姻を迫られていたシンユルはワン・ソを婚約者だと偽り、2人は偽の婚礼を挙げることに。こうして運命的に出会ったワン・ソとシンユルだったが、ワン・ソは陰謀を暴くため高麗に戻ることに。それから5年ーワン・ソは腹違いの姉であり、豪族ファンボ家を母に持つヨウォン(イ・ハニ)と結婚していたが、今も王建暗殺に隠された陰謀を追っていた。その頃、シンユルも商団を率いて高麗にやって来ていた。ワン・ソとの再会に胸をときめかせるシンユル。一方、ヨウォンは弟のワン・ウク(イム・ジュファン)を次期皇帝の座に就けるべく、密かに陰謀を巡らせていた。そしてワン・ウクも街でシンユルに出会い、次第に彼女に惹かれていくが、シンユルの心がワン・ソにあると知りシンユルを手に入れるため王権争いに身を投じる。
各話あらすじ
- 第11話
なぜケボンが副首領であることを黙っていたのかと聞くワン・ソに、ワン・ウクはユルに対する自分の気持ちを答える。一方、皇太后はジモンを呼びワン・ソが皇帝になる運命だということを聞き、ワン・ソにつらく当たってきたことに対する後悔の涙を流す。
ワン・ソはケボンが女であることに気付いていることを隠し、副首領を連れてくるようにケボンに命じるのだったが…
- 第12話
ヨウォン公主はシンユルを呼び出し、彼女がケボンであることを知っていると述べ、これ以上ワン・ソに近づかないように釘を刺す。
一方ワン・ウクはワン執政を訪ね、ワン・ソを討つために、執政の秘密武士の首長にしてくれるように頼む。
ペクミョたちの目を逃れ、外出したワン・ソとシンユルは、2人きりの甘い時間を楽しむのだったが…
- 第13話
床入りを拒否するワン・ソにヨウォン公主は、共に酒を飲みながら語らうことを申し出る。
後日、ヨウォン公主はユルを呼び出し、5年前の開封での婚礼を胸に秘めておく条件として、二度とワン・ソと関わらないことを約束させる。
ユルはワン・ソを呼び出し、ワン・ソと距離を置くつもりであること、そして皇帝が何者かに毒を盛られていることを話すのだったが…
- 第14話
ワン・ソは皇帝に自分が早衣仙人の首長であることを明らかにし、ワン執政を討つ許可を求める。
皇帝により西京遷都の監督官に任命されたワン・ソは、執行官であるワン・ウクと意見が合わずシンユルを困らせる。
一方、ヨウォン公主に拉致されたチョンオクは、妹の命を救うため早衣仙人が持っている銅鏡のかけらを持ってくるように指示される。
- 第15話
シンユルはヨウォン公主に毒を含んだ金牙石を埋め込んだ腕輪を見せ、開封での婚礼のことを忘れ、解毒剤を渡すよう要求する。
幻影を見るまでに症状が悪化した定宗を見てワン・ソは衝撃を受ける。
一方、ヨウォン公主はワン執政を訪ね、青海商団を討つ妙手だと言って偽造した帳簿を渡す。
そんな中シンユルの星型のほくろを見てもう1人の紫微星であることを確信したジモンは、ワン・ソを皇帝への道に導いてほしいと頼むのだったが…
- 第16話
シンユルが拉致されたことを告げに青海商団へやって来たワン・ソは、ワン執政の策略により商団が危機に瀕していることを知る。
一方、ワン・ウクは姉と執政がシンユルを拉致させたことを知り、執政に食ってかかる。
シンユルを拉致したのがヨウォン公主であると知ったワン・ソは、チョンオクからヨウォン公主に拉致された場所を聞き出し、シンユルの救出へと向かう。
- 第17話
開封での婚礼を隠すためにシン・ユルを殺害しようとしたと言うヨウォン公主に、ワン・ソは互いの持つ札を下ろそうと言って去る。
ヨウォン公主から定宗が実の兄である恵宗の暗殺に加担し、皇帝の座についたということを聞いたワン・ソは途方に暮れ、父の墓を訪ねる。
一方、全てを失った青海商団を立て直すため、シンユルたちは手を尽くすのだったが…
- 第18話
銅鏡が太祖暗殺の連判状であるということをワン・シクリョムから聞いたワン・ウクは、それでも皇帝となりシンユルを守るため、父の敵であるワン・シクリョムと共にいくことを決意する。
そんな中、ワン・シクリョムの息子であるワン・プンと郭将軍が開京にやって来る。
郭将軍の話を聞いたワン・ウクは、既にシンユルがある高麗の男と結婚したという驚きの事実を知ることになるのだが…
- 第19話
ワン・シクリョムの策略により、太祖暗殺の証拠として銅鏡を使うことができなくなったワン・ソと皇帝。
反対にワン・ソが皇命ではない婚礼を挙げたとして、シンユルと共に宮中の牢に入れられてしまう。
青海商団の人々はワン・ウクに、開封での婚礼は偽装結婚だったということを話し、証人として出廷したいと申し出る。
しかし、そのためには皇帝が推鞠官にならねばならないのだったが…
- 第20話
シンユルはワン・ウクが連れてきた医員の処置により意識を取り戻す。
シンユルを救うためには皇帝に解毒剤をのませるしかないと決心したワン・ウクはワン・ソに解毒剤を渡し、牢から脱出させる。
しかし、毒に冒されている定宗はワン・ソの言葉にも耳を傾けようとせず、恵宗暗殺を責めに来たのだと誤解する。
一方、シンユルは青海商団を救うためにヨウォン公主に助けを求めるのだったが…