あらすじ
高麗初期、皇宮に不幸を招くという星の下に生まれた皇子ワン・ソ(チャン・ヒョ ク)は皇宮を追われ、山奥で一人育つ。ワン・ソの父、ワン・ゴン(ナム・ギョンウプ)は権力争いの絶えない皇宮を建て直すため、ワン・ソを呼び戻すが、自身は何者かに暗殺されてしまう。ワン・ゴン暗殺の犯人を追っていたワン・ソはその道中で渤海最後の王女、シンユル(オ・ヨンソ)に出会う。望まない婚姻を迫られていたシンユルはワン・ソを婚約者だと偽り、2人は偽の婚礼を挙げることに。こうして運命的に出会ったワン・ソとシンユルだったが、ワン・ソは陰謀を暴くため高麗に戻ることに。それから5年ーワン・ソは腹違いの姉であり、豪族ファンボ家を母に持つヨウォン(イ・ハニ)と結婚していたが、今も王建暗殺に隠された陰謀を追っていた。その頃、シンユルも商団を率いて高麗にやって来ていた。ワン・ソとの再会に胸をときめかせるシンユル。一方、ヨウォンは弟のワン・ウク(イム・ジュファン)を次期皇帝の座に就けるべく、密かに陰謀を巡らせていた。そしてワン・ウクも街でシンユルに出会い、次第に彼女に惹かれていくが、シンユルの心がワン・ソにあると知りシンユルを手に入れるため王権争いに身を投じる。