「金よ出てこい☆コンコン」のあらすじ
ジュエリーデザイナーを夢見るも、家計を助けるためアクセサリーの露天商を営むモンヒ(ハン・ジヘ)。一方、複雑な家庭環境で育った御曹司ヒョンス(ヨン・ジョンフン)は父親の意向で政略結婚したユナ(ハン・ジヘ)との冷え切った結婚生活に耐えていた。そして、ついにユナが離婚を宣言し、行方不明となってしまう。そんなヒョンスの前に妻と瓜二つだが、まったく雰囲気の違うモンヒが現れる。そして、彼女に数時間だけ妻の代わりを頼むことに。人を騙すことは気が引けるが思わぬ臨時収入も見逃せない…ついにモンヒは、財閥家の嫁の身代わりを引き受けることにしたが・・・。
各話あらすじ
- 第1話
アクセサリーの露天商を営んでいるチョン・モンヒは、役所の取り締まりからうまく逃げるために、中古でトラックを購入する。
しかし、そのトラックは頻繁にエンジンが止まり、修理業者に廃車寸前だと言われてしまう。
一方、宝石ショップを経営しているパク・スンサンの長男、パク・ヒョンスは、子供の頃実の母親が浮気をしたため、肩身の狭い思いをしながら育つ。
結婚も父親の強要で傍若無人なソン・ユナとすることになるのだが、ユナはヒョンスとの離婚を申し出る。
向上心の強いユン・シムドクは、次女のチョン・モンヒョンを何とかいい家に嫁がせようとたくさんのお見合いをさせる。
偶然モンヒョンとお茶をすることになったスンサンの内縁の妻であるチャン・ドッキは、モンヒョンをミン・ヨンエの息子である三男のパク・ヒョンテとお見合いをさせようとする。
そんな中、廃車寸前のトラックを自分に売りつけた男の家を見つけたモンヒは、男の母親と子供の暮らしぶりを見て胸を痛めるのだが・・・。
- 第2話
ヒョンスは、妻のユナにそっくりなモンヒのことが気になり、何度もモンヒの所に足を運ぶ。モンヒはそんなヒョンスが異常者にしか見えない。
ドッキからヒョンテとの縁談を持ちかけられたシムドクは、姑が2人もいることは気になるけど、モンヒョンをいい家に嫁がせたいシムドクは夫や母親に意見を求める。
一方、従業員の娘と縁談が交わされていることを知ったヒョンテの実の母親のヨンエは、猛反対するのだが、当事者のヒョンテは誰でもかまわないと言う。
そんな中、ヒョンスと離婚したいユナは、ドッキを訪ねて行き、離婚に協力してほしいと頼む。
ドッキは離婚しても舞い戻るから意味がないと言う。
早期退職して家にいても気まずいビョンフは、昼間は漫画喫茶で時間を潰す。
そのことを知ったモンヒはビョンフを元気づけるためにお小遣いを渡す。
ユナを連れて危篤な祖母のお見舞いに行けとスンサンに命じられたヒョンスは、先の短い祖母を安心させるために、モンヒに妻の代役を頼み・・・。
- 第3話
ヒョンスは、孫の嫁に会いたがっている祖母のためにモンヒにユナの代役を頼むが、断られてしまう。
一方、ユナが交通事故を起こした時、ユナの車に同乗していたのが商売敵のサムジョン・ジュエリーの社長の息子であることを知ったスンサンは、ユナに激怒する。
祖母に育てられたモンヒは、ヒョンスの祖母を気に病み、ユナの代役を引き受けることにする。しかし、病院に入るところを本物のユナに見られてしまう。
今まで母親が浮気したと教えられていたヒョンスは、母親は誰かに陥れられたと祖母に言われ、母親を捜す決心をする。
そんな中、モンヒョンとヒョンテの縁談を反対するヨンエは、スンサンの会社に行き暴れるのだが、ヨンエが誰なのか気づいたシムドクは、ヨンエを会社の外へ連れ出す。
一度は離婚を決心したものの、長男として力を手に入れたいヒョンスは、ユナに離婚を延期したいと言うのだが、ユナはモンヒとヒョンスの関係を誤解し・・・。
- 第4話
ヒョンスの祖母の葬式でユナを演じたモンヒは、長男の嫁らしくテキパキと働き、スンサンを満足させる。
モンヒョンが金持ちのスンサンの三男と縁談を交わしていると知ったヘンジャは、庶民丸出しの格好でスンサンが経営する高級宝石店を訪れ、シムドクを怒らせてしまう。
そんな中、従業員の娘という理由でヒョンテとモンヒョンの縁談を反対するヨンエは、ドッキやヒョンジュンに虐げられていると聞き、弔問客の前でヒョンジュンの顔を叩いてしまう。
ヒョンスはユナの代役を務めてくれたモンヒにお礼を兼ねて宝石デザインの資料を渡すのだが、ヒョンスの正体を知ったモンヒは、二度と来るなと言ってヒョンスを追い返す。
モンヒョンをヒョンテの嫁にすることを決心したスンサンは、シムドクに自分を信じてモンヒョンをヒョンテに嫁がせてほしいと申し出る。
ヒョンテはモンヒョンとのお見合いの席で、自分には愛する女性がいて、結婚しても別れるつもりはないと言ってしまう。
- 第5話
ヒョンスの家族はモンヒが演じたユナを別人だとは気づかず、スンサンは葬式でのモンヒの働きぶりに感動し、パーティーを開くと言いだす。
一方、ヒョンスは家出をしたユナを捜すために、ユナが唯一心を開いてる友達を訪ねるのだが、その友達もユナの居場所を知らない。
ヒョンテとの縁談が進んでも、モンヒョンはヒョンテに愛する女性がいることを母親のシムドクには言えず1人で悩む。
そして、ヒョンテの実の母親のヨンエは、結納や結婚の準備資金として、シムドクに3億ウォンを渡す。
モンヒの協力で、父親に見直されたヒョンスはモンヒを食事に誘い、パーティーは好きかとたずねる。
ヒョンジュンはヒョンテの結婚祝に小切手を渡す。
ヒョンテはヒョンジュンの目の前でその小切手を破いてしまう。
シムドクはモンヒョンを堂々と嫁がせるために結婚費用をかき集めるも、お金が足りず、家を担保にしてお金を借りようとする。
- 第6話
モンヒョンの結婚資金のために、モンヒはヒョンスに1億ウォンでいつでもユナを演じると提案する。
ビョンフとシムドクは家を担保にいくらまでお金を借りられるのか調べるのだが、モンギュはそのことに反対する。
ユナが戻るまでユナを演じることになったモンヒは、ユナについて知るためにヒョンスの家を訪ねるのだが、リビングにかかったユナの写真を見て驚いてしまう。
ユナとしてヒョンスの家族と食事をすることになったモンヒは、ユナをうまく演じられず、ヒョンスをハラハラさせる。
ヒョンスと口論になったモンヒは、怒りのあまりにユナを演じる契約を一方的に解消するが1億を返すすべがなく困ってしまう。
一方、ヨンエのことを気に病んだスンサンは、せめて両家の顔合わせの席にはヨンエを出席させたいとシムドクに相談する。
そして、ヒョンテに恋人を紹介されたモンヒョンは、叔父のビョンダルに涙を流しながら結婚したくないと言い、ヒョンテはヒョンジュンと兄弟ゲンカをし、スンサンの逆鱗にふれてしまう。
- 第7話
ほかに1億ウォンを工面する方法がないモンヒは、ヒョンスと和解してユナの代役を続けることにし、ユナの役を完璧に演じるために毎日特訓を受けることになる。
ヒョンテの反発が許せないドクヒは、ヒョンジュンに仕事を休んで旅行に行くようにと言い、スンサンを困らせる。
一方、シムドク両家の顔合わせに自分の母親も出席させるために、韓服(ハンボク)を買ってあげようとするのだが、その話を聞いたヘンジャは、姑のピルニョに教えてしまう。
ヘンジャの口の軽さに我慢できなくなったシムドクは、ヘンジャを問い詰める。
ヘンジャは次男の嫁でありながら義理の親たちに困っていると愚痴を言う。
そんな中、ヒョンテとの結婚に気が乗らないモンヒョンは、せめて自分の家に挨拶に来た時だけは、いいお婿さんを演じてほしいとヒョンテに頼む。
ヒョンテの結婚相手がモンヒの妹であることを知らないヒョンスは、弟の結婚相手が家に挨拶に来るからユナとして家に来てほしいとモンヒに頼みこむ。
- 第8話
モンヒョンはヒョンテの家に挨拶に行き、紹介されたモンヒが演じるユナを姉さんと呼び、みんなを驚かせる。
モンヒョンはヒョンテの家族との食事中もモンヒから目が離せず、ヒョンスはモンヒョンの姉の職業を聞く。
ヒョンテは食事の席でヨンエの話をしたモンヒョンに、怒った態度で今後自分の母親の話はするなと言うのだが、その光景を見たモンヒはヒョンテを厳しく叱る。
ユナとしてパーティーに出席することになったモンヒは、より完璧にユナを演じるためにヒョンスと特訓を行う。
一方、ドクヒの反対を押し切ってヨンエにも挨拶に行ったモンヒョンは、ヨンエに気に入られる。
ピルニョまで顔合わせに出席すると聞いたシムドクの母親は、顔合わせへの出席を辞退する。
遠く離れて結婚式を見守るヨンエに気づいたモンヒョンは、写真撮影にヨンエも参加させる。
結婚式でソンウンがヒョンスの弟の妻であることを知ったモンヒは、ユナとしてソンウンに会いに行くのだが・・・。
- 第9話
ソンウンと過去に因縁があったモンヒは、ユナとして1人でスンサンの家に行き、ヒョンテの結婚式に出席できなかったことを謝ると同時に、今後は長男の嫁として頑張ると伝える。
新婚旅行に行ったヒョンテは、旅行先でモンヒョンに手紙を渡し別行動を取る。
一方、息子のビョンフが昼間は漫画喫茶で時間を潰していることを知ったピルニョは、今年の誕生日は長男の家で祝うと言いだす。
ソンウンと再会し、悔しさのあまりお酒を飲んだモンヒは、酔ったままヒョンスの家へ行き、自分をステキな女性に変身させてほしいと言う。
帰国したモンヒョンは、韓国の空港でヒョンテに、自分のために1億も借金を作ったから結婚生活を頑張りたいと言い、ヒョンテは自分の好きなように生きると言う。
ヨンエは、モンヒョンとヒョンテに新婚旅行の感想を聞くのだが、モンヒョンはヒョンテがほかの女と遊んだために退屈だったと言ってしまう。
そして、スンサンの家で食事をすることになったユナは、ソンウンが作った料理にケチをつけ・・・。
- 第10話
ビョンフの家で誕生日を祝ってもらったピルニョは、お祝いの席で夫と離婚し、ビョンフたちと暮らすと言いだし、その話を聞いたシムドクの母親のグァンスンが倒れてしまう。
ヨンエは電話でモンヒョンを食事に誘うのだが、ドクヒが目の前にいるためモンヒョンは誘いを断り、電話を切ってしまう。
ソンウンは、勤務中に携帯電話を使用していたシムドクに、嫌みを言いながら、モンヒョンが、ドクヒに叱られているようだと言う。
一方、夜になってもヒョンテが帰って来ないことに業を煮やしたスンサンは、ヒョンテに電話をするのだが、ヒョンテは実の母親の家にいるとウソをつく。
そんな中、シムドクに不満がたまっていたピルニョは、学歴も低い上、結納の代わりに実の母親を連れて嫁いだと怒りをぶつける。
パーティーの日を迎えたモンヒョンは、ユナとしてパーティーに出席し、アクセサリーにまつわる話で、ゲストたちの注目を集める。
そして、最近のユナの行動に疑問を抱いたドクヒは、ユナに自分の目はごまかせないと言うのだが・・・。