「美女の誕生」のあらすじ

各話あらすじ

第1話



アメリカの放送局から韓国のHBS放送局の開局のために韓国に帰ってきたというサラ。


彼女は町を歩くだけで誰もが振り向き、男たちが追いかけてくる黄金比の持ち主。


非のうちどころがない彼女の容姿に男たちは夢中になり、同性の女性たちですら羨望の眼差しを向ける。

そんなサラがデパートの下着売り場でショッピングをしていると、見知らぬ男が更衣室に入ってきてサラを捕まえようとする。

下着姿のまま更衣室から逃げ出したサラは、それでもしつこく追ってくる男を投げ飛ばしてしまう。


一見、か弱そうに見えるサラが大の男を投げ飛ばし警察に引き渡す姿を見て、デパートの店員や周りにいた客はあぜんとしてしまう。


しかし、周囲の驚きにもめげず、しまったとばかり苦笑いしながらごまかすサラ。

デパートの責任者がお詫びに来るのを待ちながら、サラはあるテレビ番組にくぎづけになる。


全身整形の番組に登場するグムランが脱落すると、すぐさまテレビ局に連絡し、グムランを選ぶべきだと抗議するのだが、グムラン自身が辞退したという話を聞き……。



第2話



執拗に自分を追い回すテヒをストーカーだと勘違いしていたサラ。


しかし、実はテヒは医師で、自殺しようとした自分を助けてくれた命の恩人だったことを知る。


サラに事のいきさつを詳しく説明したテヒは、サラに契約書を渡すが、契約書をもらったサラは助けてくれたガンジュンを信じ、何の迷いもなく受け入れる。

そうは言っても現実に元夫のガンジュンと、その不倫相手だったチェヨンの結婚発表の記者会見をテレビで見たサラはショックを受ける。


そして2人の結婚を阻止することを心に誓う。

テヒの書斎で、テヒとチェヨンが一緒に写っている写真を見つけたサラ。


サラとテヒは2人の結婚を阻止することで意気投合する。

HBS放送局の開局記念VIPパーティーに参加したサラは、ウエイターに偽装したテヒのコーチを受けながらガンジュンを誘惑しようとする。



第3話



サラとガンジュンが公園で親しげにしている様子を目撃したチェヨン。しかしチェヨンは驚くこともなくガンジュンの家に行き、家族と楽しく話をし、そこに帰ってきたガンジュンを責めることなく、むしろ愛情たっぷりに接する。可愛らしいチェヨンの行動にガンジュンはすっかり虜に。

チェヨンの性格を知るテヒに、男の心理をよく知るチェヨンのほうがサラよりも一枚うわてだと言われたサラは、ムキになってさらにテヒに借金をしようとする。ガンジュンのことになると見境がなくなるサラに、テヒはサラの借金の合計額を突き付ける。

お金のないサラは結婚指輪を質に出し、ガンジュンとのデートに着ていく洋服を買おうとするのだが……。

テヒは2人の目的がガンジュンにスキャンダルで恥をかかせることではなく、結婚することに変わったという理由で、ガンジュンを誘惑し、一夜を共にすることをサラに提案する。話を聞いたサラは一瞬驚くものの、ガンジュンとベッドインできると大喜びする。



第4話



元義父からグムランが車の事故を起こしたあと、遺書が見つかったことを知らされたサラはショックを受ける。


すぐにテヒを訪ねていったサラは、自分の死に何らかの隠謀があったのに違いないと告げる。


サラの話を聞いたテヒは真に受けず、また整形の後遺症だと受け流してしまう。


さらにテヒはサラに、ガンジュンと外泊したのだから、結婚は破談になるだろうと想像し、早く契約を解除してお互いに元の生活に戻ろうと提案する。

一方、ガンジュンの妹ミニョンから、ガンジュンが外泊したことを聞いたチェヨン。


ミニョンは最近ガンジュンの様子が違いとても楽しそうだと言いつつも、結婚2週間前のガンジュンが心変わりすることはないとチェヨンを気遣う。

家に帰ったサラは、テヒのまとめた荷物を見て、真相が明らかになるまではすぐに契約も解除できないと話す。



第5話



ガンジュンとチェヨンが突然、極秘に結婚式を挙げるという情報を受け、式場に駆けつけたテヒとサラは遠くから何もできないまま2人を見つめている。

グムランの写真を見ながら涙を流していたグムランの母ヨオクは、偶然ネットにアップされたニュースで、ガンジュンの結婚を知る。

驚いたヨオクは慌ててギョンジュの仕事場に押しかけるが、グムランが死んでまだ間もないのに再婚するとは何事かと怒り心頭を発する。


さらにヨオクはそこでガンジュンに女がいたことと、その女が結婚相手であることに2重にショックを受け、憐れなグムランを思い、涙を流す。

テヒは結婚式を終えたチェヨンの所に行き、ガンジュンと別れるように伝えるが、チェヨンはガンジュンを愛していると言い、テヒが嫉妬から作り話をしているのだろうと勘違いする。

そこへ押しかけてきたヨオクとギョンジュはガードマンに乱暴に突き飛ばされてしまい……。



第6話



ガンジュンの悪行を知ったテヒとサラは、ガンジュンとチェヨンの仲を引き裂こうとあの手この手を尽くす。

愛する人に裏切られるつらさを知るサラは、テヒが同じ思いをしないようにとアーモンド入りのチョコレートを渡す。思いやりのあるサラに少しずつ気持ちが揺らぐテヒは動揺を隠せない。

運動をして気を紛らそうとするテヒは、サラは作り物の偽物だと言い聞かせるが、サラの一挙一動が気になって仕方なくなる。

ガンジュンが結婚して目標をなくしたサラは、ひたすら食べ続けていたが、そんなサラを見たテヒは、チェヨンと同じ方法で2人に復讐しろとけしかける。

結婚式のあと、部屋のベッドでサラのピアスを見つけたチェヨンはガンジュンとサラの仲を疑い、仕事のトラブルで何日も家に帰らないガンジュンに腹を立てる。



第7話



サラはテヒのベッドにやってきて寝るところがないから一緒に寝ると言い出す。


テヒの気持ちも知らぬまま絶対に襲わないと言うサラにテヒはあきれかえるが、

自分の気持ちを悟られぬようにわざと床で寝るように勧める。

隣で熟睡するサラを見て、やりきれなくなったテヒは、真夜中に後輩のジフンの部屋に押しかける。


テヒの心理分析結果が気がかりだったジフンが突っ込むと、テヒは大きな溜息をつき、ジフンの好奇心をさらにかきたてさらにテヒを追い詰める。

逃げられなくなったテヒはうろたえるが、ジフンにオバサンではないかと聞かれ黙り込んでしまう。

ガンジュンの家族が居間で話している内容を聞いたサラは、自分がだまされて結婚したうえに殺されたことを知り、婚家の家族にされたことよりももっとひどいことをしてやると心に決める。



第8話



家を出ていたチェヨンは、テヒにそっけなくあしらわれて、テヒに女ができたのではないかと疑いジフンを訪ねていく。ジフンはそうだと答えるが、テヒの言うサラという女性ではないと伝える。

家でサラと話していたテヒは、ちょっとした隙に心理分析結果をサラに読まれてしまい必死に言い訳を考える。


テヒはサラには何の感情もなく、目的を共にするただの同志だと伝える。


気分を害したサラも同様に先生は同志だと話し、テヒをがっくりさせる。

男でも女でもなく第三の性だと言われたサラは腹を立て、メードのコスプレで掃除機を片手にテヒに迫りからかう。


すっかりサラに弄ばれたテヒは、仕返しにサラの前でいきなり服を脱いでサラを困らせる。

そうかと思えばお互いにとことん褒め合っていいムードになるのだが……。



第9話



ガンジュンがグムランからメールをもらって倒れたことを知ったチェヨンは、自分のみの周りに起きている一連の出来事に疑問を抱き始める。

サラがテヒと一緒に歩きながら、母親を探してほしいと頼んでいたのを思い出したチェヨンは急いで兄のジフンを訪ね、サラとグムランの写真を見せ、知り合いかと問い詰める。グムランの写真を見たジフンは自分の病院に脂肪吸引に来た患者だとごまかすが、チェヨンはサラがグムランだと勘付いてしまう。

テヒの協力で新しい人間に生まれ変わったサラ。

ガンジュンの家ではグムランから送られたというメールのことで一騒動起きる。

そんな時、ガンジュンは警察署から殺人の疑いで告発する情報が入ったので出頭してほしいという連絡を受け緊張する。

一方で有名人になったサラは世間に注目を浴び、マスコミやテレビ局から引っ張りだこになる。



第10話



ウイナーグループの緊急臨時理事会に乗り込んでいったテヒは、理事会の役員の前で自分がグループの後継ぎであるドングル、ハン・ドンフンであることを全員の前で公表する。


そして自分の肩を押してくれたサラに愛を告白する。

テヒがウイナーグループの御曹司だと知ったチェヨンは、急に態度を変え、ハン・ミニョクと母であるソン秘書の所に行き、テヒが本物であることを確認する。自分たちの立場が危うくなることに危機を感じ、テヒの周辺を調査するように命じる。

テヒはサラの誕生日を祝うためにジフンに相談し、優雅なデートを計画する。


だがやることなすこと所帯染みているサラに、誕生日のイベントをいろいろと準備していたテヒは落胆し、徐々に腹を立てる。


誕生日などろくに祝ったことがなかったサラは、サ・グムランが好きなのか、サラが好きなのかと問いかける。

サ・グムランの殺人容疑で捕まったガンジュンは、サラを調べてくれと頼む。



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