「スキャンダル」のあらすじ
夫の自殺を他殺と主張するウ・アミ。その言葉を聞き彼女の夫の死を探っていたハ・ウンジュンは、テハグループの総帥チャン・テハを事件の主犯と見て追うことに。だが、大財閥総帥と一介の駆け出し刑事との対決は誰の目にも勝敗は明らかだった。そして、駆け出しの刑事、ウンジュンは血みどろになって敗れる…。一方のテハは、「絶対にお前を拘束する。粉飾や背任の罪ならともかく、なぜ俺が殺人犯なんだ? お前を絶対に許さない…」と息巻く。ところが、テハには誘拐された息子がいた。テハの身上を調べていると、ウンジュンは25年前に誘拐されたテハの息子の写真に目を奪われる。そこには幼い頃の自分が写っていたのだった…。
各話あらすじ
- 第31話
【うちに帰ろう】
ゼウスマンションの手抜き工事の訴訟裁判で、原告であるアミはテハ建設の担当として現れたウンジュンに驚きを隠せない。
アミは突然ウンジュンを証人に指名し、彼が探っていたテハ建設の不正に関する捜査について証言を求めるが、ウンジュンは覚えていないと冷たく言い放つ。
そんなウンジュンにショックを受け、関係の終わりを告げるアミ。
ウンジュンはアミを追い掛け、すべて終わるまで信じて待ってくれと話すが、それをテハが聞いてしまい…。
- 第32話
【もといた場所へ】
ジュランはジェインと、ウンジュンを排除するかわりにジェインが持つテハグループの株を譲渡してもらう取引をする。
ジェインの部屋を訪ねてきたファヨンは、そこで訴訟の会見を助けてくれた“バットマン”に会い、彼からジュランが捨てたジェインとの契約書をこっそり手渡される。
一方、ウンジュンはテハグループの機密書類を調べていることがばれ、窮地に。
ジュランからウンジュンを排除するよう命じられたジュピルは、ウンジュンの車に細工し…。
- 第33話
【2人の父親】
事故で病院に運ばれたウンジュンは警察の事情聴取を受け、車のブレーキホースが切断されていたことを知る。
警察は防犯カメラに映っていたジュピルを怪しむが、ウンジュンは偽証してジュピルをかばう。
その頃、ジェインは、ウンジュンに裏切られたと思い込むテハにより家に呼び戻されていた。
一方、ウンジュンは家に戻ろうと言うミョングンとファヨンに、テハを変えるためにテハの家に戻ると話す。
帰宅したウンジュンをテハは追い出そうとするが…。
- 第34話
【息子との闘い】
ソン次長を殺したキム室長がスヨンと出かけると知ったウンジュンは、必死でスヨンに連絡を取ろうとする。
だが、ウンジュンからの電話と知ったキムは電話を取り上げてしまう。
一方、離婚調停の席でジェインがテハに寝返ったことに気づいたファヨンは、その場でジェインを解雇。
逆にテハはジェインを自分の弁護人に任じ、法廷は母とかつての息子の争いの様相に。
スヨンの居場所を突き止めたウンジュンは、すんでのところでスヨンを助け出す。
- 第35話
【ウンジュンの賭け】
仕事場を訪ねてきたミョングンに、検察に出頭すると告げるウンジュン。
そして、自分がどんな道を選んでも信じて見守ってほしいと話す。
一方、ジェインはファヨンに自分の味方になってと頼むが、ファヨンは冷たく拒む。
そんなファヨンにジェインは、テハを捕まえるためのウンジュンの捜査日誌を処分したことを明かす。
そして、ウンジュンは出頭し、これまでテハが指示した殺人について自分がしたと自白する。
それを知ったテハは地検長を脅すが…。
- 第36話【完結】
【父さん、ありがとう】
急変したミョングンは病院に運ばれ、ウンジュンは急いで向かう。
奇跡的に意識を取り戻したミョングンは、ウンジュンに山に登ろうと話す。
一方、テハが検察に自首し、ジュハとジヌン、ジェインの3人は会長の座を巡り、牽制しあう。
ファヨンはテハに面会に行き、ウンジュンを助けてくれてありがとうと礼を言う。
そんなファヨンにテハは、離婚を承諾する。
そして、退院したミョングンはウンジュンと山登りに行き、初めて父子水入らずの時を過ごす。