「出生の秘密(私の10年の秘密)」のあらすじ

各話あらすじ

第1話





イヒョンは見た物をすべて記憶する、天才的才能の持ち主で、英才教育を行う全寮制の高校で学んでいる。


そんな折、古本屋を営む母親が病に倒れる。


死を悟った母はイヒョンに実父であるチェ・グク教授に学資援助を頼むよう言付ける。


ギョンドゥは金を返さないチョ・パルボクを追い詰める。


ところがパルボクはイヒョンの母親からも借金があった。


パルボクが差し出した封筒を、ギョンドゥがパルボクを追ううち、イヒョンは持ち逃げする。


親友のソニョンと、ソニョンが片思いするスチャンと連れ立って寮を抜け出したイヒョンは実夫を訪ねる。


その後、母のいない古本屋で眠りについたイヒョンは、目を覚ますと見慣れない路上にいた。



第2話





イヒョンは自らが解離性記憶障害で10年間の記憶を失っていることを知る。


記憶をたどってソニョンの家を訪ねると、ソニョンはイェガグループの御曹司と結婚していた。


さらにイェガグループのチェ・ソク会長は、イヒョンの実父、チェ・グク教授の異母弟だった。


時さかのぼって2006年。


ギョンドゥは財産を失い、自殺しようとしていた崖でユニと出会う。


ギョンドゥとユニは一緒に暮らし始めるが、1年後に子供が生まれた矢先、ユニは忽然と姿を消した。



第3話





イヒョンとギョンドゥの子供、ヘドゥムは母親譲りの天才少女だった。


その頃、イヒョンはイェガグループに勤務し、頭角を現しつつあった。


かつての同級生、スチャンとも再会するが、ソニョンを含めた3人の間には妙な緊張が漂う。


ギョンドゥはテレビでイヒョンの姿を見つけ、行方を追う。


ふとしたことからヘドゥムの存在を知ったイヒョンは、清州を訪ねる。



第4話





ギョンドゥからヘドゥムの母親であることを認めるよう求められたイヒョンだが、記憶はない。


しかし、それを示す物証が次々と出てくる中、イヒョンは失われた記憶を取り戻す決心をする。



第5話





イェガグループは電子部門の売却を巡り危機的状況にあった。


イヒョンはスチャンを呼び寄せ、留学時の人脈を駆使し世界的投資会社の一族の養子となったデイビッドとのアポイントをとりつける。


ギョンドゥはイヒョンを連れ戻したい一心で、ジョンテのビリヤード場を譲り受けるが・・・。



第6話





ジョンテに詐欺に遭ったギョンドゥは彼を追いかけてヘドゥムと共に済州島へ。


そこにはデイビッドとのアポイントをとりつけたイヒョンがいた。


ホテルのロビーに残されていたヘドゥムを連れて、イヒョンは、デイビッドと実の両親を再会させる。


ヘドゥムに抱きつかれたイヒョンに、出産の記憶が蘇る。



第7話





ヘドゥムが友達に会いに行くと言い残し、公園から姿を消したため、騒ぎになる。


ヘドゥムが友達と呼ぶその人は、イヒョンの父であるチェ・グクだった。


チェ・グクからイェガグループの内情を聞いたギョンドゥは、イヒョンを守ろうと、ソウルに上京する。



第8話



チェ家の嫁として苦しむソニョンを見かねたイヒョンは、彼女を自らが率いる金融チームの一員にスカウトする。


ギテは、ギョンドゥやヘドゥムの存在をカードにこの動きを牽制するが、イヒョンは逆に自ら実子の存在をチェ会長に知らせ、ヘドゥムを引き取ることを決意する。



第9話



ヘドゥムを家に連れてきたイヒョンだが、ギョンドゥがいないことが寂しいヘドゥム。


一方ギョンドゥはチョ女史によって拉致されたことで、ヘドゥムのために自らが身を引くことを決意する。


アメリカから戻ったチェ会長に認知症の兆候が表れる。


チョン・サングクに懇願されたチェ・グクは反撃を決意する。



第10話



ギョンドゥと引き離され、イヒョンのもとに来たヘドゥムは、チョ女史の目に留まるほどの秀才ぶりを発揮する。


ギョンドゥはいつかヘドゥムを引き取り、教育を施そうと、身を粉にして働く決意をする。


そんなギョンドゥはチェ・グクに自らの計画を手伝ってほしいと頼む。



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