「亀巖(クアム)ホ・ジュン」のあらすじ

郡の長官の子に生まれながら、低い身分の妾の子であるがゆえに蔑まれるホ・ジュン。学識の高さと度胸では一目置かれるものの、密貿易を行いながら、博打に喧嘩に明け暮れる自堕落な日々を送っていた。しかし、そんな日常がダヒとの出会いで一変、二人は恋に落ちる。反逆者として追われるダヒと彼女の父に加担した罪で、ホ・ジュンは故郷を追放される。辿り着いた山陰の地で、貧しい人々に医術を施すユ・ウィテを知り、ホ・ジュンは初めて人生を懸けるに値する目標を得る。医院では将来ライバルとなるドジや、医女イェジンとの出会いの中、仲間からいじめられる辛い下働きの日々が続く。そんなある日、ホ・ジュンはダヒと再会を果たす。ダヒを妻に迎え、一層医術の道に打ち込むホ・ジュンに、また新たな困難が訪れるのだった・・・。

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各話あらすじ

第91話



ジュンはチョンスに自首すると話した上で、疫病の治療法を見つけるまで待ってほしいと頼む。


チョンスはその頼みを聞いてやり、ジュンは治療に専念する。


その頃、ヤンテはドジの母から使用人のユウォルとの結婚を許されて喜ぶ。


都では混乱を避けるため疫病のことは伏せられていたが、偶然知ったイルソは商機到来と喜び噂を流そうと考える。



第92話



ジュンは派遣先の獄中に、かつて母の治療をしてやったドルセがいるのを見て、彼の進言で病気の罪人を診察し、さらに刑の軽いドルセたちを牢から出して手伝わせる。


同じ頃、明から戻ったドジは、母がジュンの治療で一命を取り留めたことを知らされる。


一方、イルソは疫病の噂を流してお札を売ったかどで捕まり、棒叩きの刑を受けていた。



第93話



いったんは収まったかに見えた疫病は再び勢いを増す。


医女のチェソンも発病し、あっけなく息を引き取ってしまう。


ドルセに言われ、ジュンは患者に梅の汁を飲ませるよう指示。


ほどなく疫病は終息し、ジュンはソン大監らからねぎらわれる。


都に戻ったジュンに、ドジは母の治療の礼を言い「医術では負けない。


必ず出世する」と話すのだった。



第94話



明で重臣のムン大監に気に入られたドジは、大監から王の側室・仁嬪の兄キム・ゴンリャンを紹介される。


ゴンリャンから仁嬪が懐妊できるよう手助けをと言われ、これが最後のチャンスと誠意を込めて生薬を煎じる。


王から褒賞として医官としては初めて虎皮を下賜され、昇進もしたジュンだが、今のままではいられないことをわかっていた…。



第95話



チョンスに会ったジュンは「医者としてやるべきことがある。


別のことで罪を償いたい」と訴えるが、彼の過去の話は内医院でも知られ大騒ぎとなる。


結局ジュンは捕えられ、ダヒも連行されてしまう。ソクはそれを知って大喜び。


恵民署ではジュンの過去を知ってみんなが驚いていた。


イェジンはショックで倒れたジュンの母の看護にあたる。



第96話



ジュンが捕まったと知った恭嬪は王に彼の赦免を嘆願する。


内医院では「重罪を下せ」というチョン・ソンピルらと、「才能が惜しい」というソン大監らが意見を闘わせていた。


そこに「功労を認め赦免する」との王命が下る。


だが、重臣たちの抗議で王命は取り下げられてしまう。


やがて審問が始まり、ジュンは両班の娘との結婚を責められる。



第97話



ジュンへの真摯な愛を訴えるダヒ。


しかし、許されるはずはなく2人は獄舎に戻される。


同じ頃、恭嬪が胸の痛みを訴えて意識不明に。


イェスも匙を投げ、王の命令でジュンが呼ばれる。


ジュンの刺鍼と灸により容態は一時的に安定するが、まだ油断はできないことから、王は治療をジュンに任せる。


それを知ったドジは内心穏やかではない。



第98話



獄中のダヒは、ジュンが恭嬪の治療をしていると聞いて希望を抱く。


ジュンの懸命の治療でようやく恭嬪の意識が戻り快復したのを見て、王は深く感謝するが、ジュンはまた牢につながれてしまう。


恭嬪の嘆願に意を決した王は重臣たちにジュンの赦免を告げ「抗議する者は罪に問う」と宣言。


ジュンとダヒは許され、晴れて牢から出される。



第99話



ジュンが今度こそ赦免されたと知って、母はようやく安心し喜ぶ。


その頃、仁嬪が懐妊し、ドジは千載一遇の好機とほくそ笑む。


仕事に復帰したジュンは恭嬪の侍医に任命され、恵民署をあとにする。


恭嬪に挨拶したジュンは「心が暗いと体にもよくない」と心配。


恭嬪は王の関心が仁嬪に移ったことから、暗い気持ちを抱えていたのだった。



第100話



仁嬪に男児をと言われるドジ。


恭嬪には2人の王子がいるが、王妃に子供がいないため、仁嬪が男児を産めばその子が王になる可能性もあることから仁嬪も必死だった。


同じ頃、ホンチュンはオグンから求婚され、2人は周囲に祝福されて結婚する。


一方、内医院では仁嬪が優遇され、恭嬪には質の悪い薬しか回って来ず、医女たちがもめていた。



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