「追跡者(チェイサー)」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
【第1話】「事故と駆け引き」
しがない刑事のホンソクは、愛娘スジョンの誕生日プレゼントに人気歌手PKジュンのコンサートチケットを贈る。
喜ぶスジョンと別れ、仕事に戻ったホンソクには大統領候補の警護命令が。
一方、支持率1位の議員ドンユンは、大統領選出馬会見を前に過去の選挙での裏金疑惑で逮捕状を受ける。
財閥の会長である義父の差し金と察するドンユン。
そんな中、ドンユンの妻ジスが交通事故を起こす。彼女が轢いた高校生はスジョンだった…。
- 第2話
【第2話】「犯人の証拠」
ホンソクは同僚とともにスジョンの事故を調べ始めるが、証拠は何もかも消されていた。
唯一タイヤのサンプルからスジョンを轢いた車が高級輸入車とわかるが、捜査令状がおりず、ホンソクはチンピラを使って事故車を探そうとする。
一方、ドンユンは判事を手中に収め、議員を動かして大統領選の支持を取り付ける。
そんな中、ドンユンはホンソクが犯人を捕まえようと動いていることを知る。
犯人でジスの車に同乗していたPKジュンは…。
- 第3話
【第3話】「偽証だらけの裁判」
党の大統領候補予備選を前にして、ドンユンは義父のソ会長から裁判が片付くまで資金は出せないと言われてしまう。
資金がなくては出馬も厳しく、ドンユンは頭を悩ませる。
一方、ホンソクはドンユンの警護チームに割り振られる。
そんな中、スジョンのひき逃げで起訴されたPKジュンの公判が開催。
ドンユンの計略により、ジュンの弁護には元最高裁判事のチャンがつく。
証人として呼ばれたスジョンの友人ヒョジンは、あらぬ言葉を口にする。
- 第4話
【第4話】「権力の前に」
ホンソクはPKジュンに暴行した容疑で捕まってしまう。
面会に来たホンソクの妻ミヨンは、PKジュンの弁護士から渡されたという無罪を認める合意書を見せ、印を押せばここを出られると話す。
無実の罪を着せられたスジョンに胸を痛めつつも、権力の怖さに怯えるミヨンを目にし、ホンソクはいたたまれない。
そんな中、ヒョジンが虚偽の証言をするよう脅されていたことがわかる。
次の裁判でヒョジンが証言を改めることになるが…。
- 第5話
【第5話】「脱走」
PKジュン殺害容疑で捕まり、護送中に脱走したホンソクは、指名手配で追われる中、必死で逃走する。
ファン班長とチョ刑事はホンソクに手を貸すが、通話記録から協力がばれ、検察から取り調べを受ける。
ホンソクは親友チャンミンに助けを求め、今は使われていない病院に身を隠すことに。
一方、ホンソクの逃走により窮地に陥ったドンユンは、ヘラの助言により妻のジスに自分がスジョンを殺したことを話す。
秘密を明かされたジスは…。
- 第6話
【第6話】「対峙」
睡眠薬で眠らされ、捕らえられたホンソク。
目覚めたホンソクの前にはドンユンが現れ、スジョンの事件の真相を探るのは諦めるよう諭す。
だが、ホンソクは決して諦めないと言い放ち、ドンユンを苛立たせる。
そんな中、ホンソクがいるという情報を嗅ぎつけた検察が現れ、ホンソクはドンユンの部下の隙を突いて逃走する。
一方、ジスはドンユンを守るため兄のヨンウクを脅し、事件隠蔽の証拠動画が入ったPKジュンの携帯電話を手に入れる。
- 第7話
【第7話】「駆け引き」
ジスはドンユンの夢を叶えるため、父のソ会長にユ大統領候補の新党結成阻止とホンソクの始末を請い、叶わなければハノグループの秘密会議録を公開すると言い出す。
願いを受け入れた振りをしながら、娘を見捨てる気持ちを固めるソ会長。
一方、ジウォンを利用してジスの行動を探り出したホンソクは、行き先を張り込み、ジスを拉致する。
そして、ジスを監禁したホンソクはドンユンに電話を入れ、今晩のニュースで自白するよう脅迫する。
- 第8話
【第8話】「裏切り」
監禁から助け出されたジスは、ドンユンの望みに従うことに。
そして、秘密会議録の公開で当惑するソ会長に、父よりドンユンを選んだことを告げる。
一方、大統領選が迫り、ホンソクを捕まえようとやっきになるドンユン。
ファン班長の助けで廃屋に身を隠したホンソクは、ひき逃げ事件でPKジュンの弁護を担当したチャンの事務所から真相の証拠書類を探ろうと画策していた。
そんな中、ファン班長はヘラからある駆け引きを持ちかけられる。
- 第9話
【第9話】「敵と味方」
ホンソクは真実を明かすべく記者会見場に立つが、その矢先ひき逃げの真犯人としてヘラが出頭、会見は中断される。
混乱の中、再び逃走するホンソク。ヘラはPKジュンの車に同乗していただけと偽るが、担当検事のチェは事件の裏にドンユン夫婦がいると怪しむ。
さらに、ジスの口座からPKジュンの口座に金が流れていたことが報道され、ドンユン夫婦は窮地に陥る。
ドンユンがスジョンの納骨堂に参拝すると知り、怒りに震えるホンソクは・・・。
- 第10話
【第10話】「ヘラの野望」
報道陣が集まる中、ホンソクに銃を向けられたドンユンは、ホンソクがハノグループに買収されて自分を狙撃しにきたかのように話し、一連の事件をハノグループの陰謀に仕立て上げてしまう。
警護官に撃たれるも、チョ刑事に助けられてその場を逃げ切るホンソク。
チョ刑事を巻き込むまいと1人で逃走したホンソクは、ファン班長に助けを求める。
だが、釈放されたヘラによってホンソクが連れ去られてしまう。ヘラにはある魂胆があった。