追跡者(チェイサー)

真の勝者は≪権力≫か、≪正義≫か。
息をのむ闘いは、震撼のラストへ!!

真の勝者は≪権力≫か、≪正義≫か。
息をのむ闘いは、震撼のラストへ!!

放送日
放送は終了しました

各話あらすじ

視聴方法

真の勝者は≪権力≫か、≪正義≫か。息をのむ闘いは、震撼のラストへ!!
2012年SBS演技大賞 大賞(ソン・ヒョンジュ)ほか7冠受賞!!
百想芸術大賞2013 TV部門作品賞、男性最優秀演技賞(ソン・ヒョンジュ)、脚本賞受賞!!
<日本初>※日本語字幕

■ 責任プロデューサー
イ・ヒョンジク

■ 演出
チョ・ナムグク 『香港エクスプレス』『完璧な恋人に出会う方法』『ガラスの城』 『お隣さんは元ダンナ』 チョ・ヨングァン 『私の期限は49日』『サラリーマン楚漢志』

■ 脚本
パク・ギョンス

■ 報道資料
視聴率が独走態勢を保っている『追跡者〔チェイサー〕』に対する視聴者の反応が熱い。11日視聴率調査会社AGBニールセンメディアリサーチによると、10日に放送された『追跡者〔チェイサー〕』は全国基準視聴率20.7%で、9日の放送分より2.8%上昇した。同時間帯に放送されたKBS 2TV『ビッグ』が8.9%、MBC『ゴールデンタイム』が7.8%の視聴率をそれぞれ記録したのに比べ、圧倒的に高い数値だ。9回から6回連続で自己最高視聴率を更新中で、視聴者の反応は視聴率の数値よりもっと爆発的だ。特に韓国の政治や現実社会の風刺が国民を痛快にさせ、キム・サンジュン、ソン・ヒョンジュ、パク・グニョンなどの俳優の名演技に視聴者が熱狂している。放送終了後、オンライン上には多くの感想文が寄せられ、番組の掲示板には高評価の書き込みが連続している。SNSにも、「『追跡者〔チェイサー〕』の視聴者の反応は爆発的だ」、「すごいドラマだ。制作スタッフと出演者に賛辞と敬意を表する」、「ドラマが現実の政治を語ってくれているわけですね。全くみじめな現実です。国民を愚か者扱いする屑(くず)のような政治家たち!!!」などの書き込みが掲載された。 『追跡者〔チェイサー〕』が最後まで視聴者を虜にした。視聴率調査会社AGBニールセンメディアリサーチによると、『追跡者〔チェイサー〕 THE CHASER』の16回(最終回)は全国基準視聴率22.6%の自己最高視聴率を記録して有終の美を飾った。これは前日16日の15回分の20.4%を2.2%アップ、14回の20.7%に比べ、1.9ポイント上昇した数値だ。初めて20%の壁を突破した13回と比較すると2.6%アップの記録だ。1桁視聴率でスタートした『追跡者〔チェイサー〕』は、視聴者が認定した名作ドラマであることを再度立証した。

■ 人物相関図



17歳の少女の死。ある者には野望の実現のために隠ぺいが必要な煩(わずら)わしい事件だったが、 1人の父親には人生が崩壊した瞬間だった。 娘のため世間と対決する父親の物語。 江北署刑事のペク・ホンソクは誠実に生きてきた。だが、つましいながらも明るい家庭は娘の死で瓦解してしまった。法に見放された娘の死、息を引き取る前に父は娘の手を握って約束した。絶対に犯人を捕まえると。あらゆる銃口が自分に向けられても、断じて屈しないと。冷たい土の中に娘を葬って、娘との約束を果たすために、父親は立ち上がった。 世の中に踏みにじってもいい夢はない。 巨大な夢を持った者たちは当然とばかりに、貧しい者たちの些細な夢を踏みにじる。そんな暴挙が許されていいはずはない。小さすぎて口に出すのも恥ずかしいが、切実で貴重な夢。ふっと吹いただけで消えてしまいそうな小さな夢を守るため、毎日を必死に生きる全ての父親たちに、このドラマを捧げる。 基本に忠実なドラマ作り。 ドラマの基本はストーリーであり、感動であり、人間を描くことにある。不完全さを奇抜さで包み隠し、未熟さを新しさと宣伝する昨今。トレンドという虚像に惑(まど)わされて、一番大切な「基本」を忘れているのではないだろうか。お恥ずかしい軽薄さを自省して、初心に帰って、人の心模様を一句一句きちんと書き綴りたい。

出演 : ソン・ヒョンジュ、キム・サンジュンほか
提供元 : ©SBS 作品提供:ポニーキャニオン
話数 : 全16話
韓国放送日 : 2012年05月28日
KNTV初放送 : 2013年09月20日

登場人物

ペク・ホンソク役(42歳、男):ソン・ヒョンジュ
「おまえをもう一度抱けたら、おまえの笑顔をもう一度見られたら、パパは死んでもいい」

屈託のない笑顔のほのぼのした風貌でジョークを飛ばす、隣のオジサンのような人物。江北警察署強力1班の刑事。娘にスマホを買ってやるため小遣いを貯め、捜査費の領収書をきちんと整理する小まめな刑事。雨漏りのする安アパートから出て、娘の大学進学までにはマイホームを持つのが夢だった。だが、娘のペク・スジョンが交通事故に巻き込まれて、その夢は一瞬にして崩れた。犯人の人気スターPKジュンを法廷に立たせるが、無罪で釈放される。殺害証拠を確保したのに、法的に処罰する方法がなかったペク・ホンソクは、娘の死を嘲弄したPKジュンが許せずに、判決の日、法廷でPKジュンを銃で撃ってしまう。警察に追われながら、娘の死の背後に潜む、PKジュンより遥かに巨大な黒幕の存在を知る。そして、ペク・ホンソクは隠蔽(いんぺい)された真実を暴くための熾烈な戦いに乗り出す。

カン・ドンユン役(40代、男):キム・サンジュン
「大きな馬車が走れば、轢き潰される虫がいるのは当然の理(ことわり)だ」

国内最大の財閥グループのハノグループの婿で、シャープな外見に巧みな話術を駆使する好感度抜群の現職国会議員。禿山(トクサン)洞(ドン)の理髪店の息子として生まれ、財閥の婿から改革の旗手になったサクセスストーリーを地で行く人物。有権者の圧倒的な支持を得ていて、支持率60%を超える旋風を巻き起こしている次世代の指導者だ。初当選したころ、政治改革を主導し、党最高議員時代には司法改革を主導して国民の熱狂的な支持を受けた。誰もが知る、不正と腐敗に立ち向かう大韓民国の正義の象徴だ。しかし、この全てはイメージにすぎず、実際は義父のソ会長の企業経営を政治的に助力する番頭に過ぎない。しかしながら、国民的な支持が高まるにつれ、万人の上に君臨する統治者への夢を抱き始める。大統領への夢を捨てろという義父の指示に、初めて背いたその代価は過酷だった。妻との離婚を強要され、全てを放棄して海外に逃避するしかなくなった時に、妻がPKジュンと密会の最中に、ひき逃げ事故を起こしたことを知った。この事実を世間に公表するという切り札で義父と取引をして、大統領選挙への出馬を認めさせる。その最中に、被害者のスジョンがこん睡状態から覚醒しようとしたので、医学的手段を用いてスジョンを死亡処理してしまう。闇に葬ったつもりだった事件は、ホンソクがPKジュンを逮捕したことで世間に公表される。ホンソクが事件の真相に深く食い込むと、金と権力を使ってホンソクを始末しようとする。大統領選挙戦と並行しながら、真実を暴いていくペク・ホンソクとの飽くなき対立が続く。

チェ・ジョンウ役(40歳、男):リュ・スンス
正義感あふれるソウル地検刑事部検事。身だしなみには全く頓着しない独り者。駆け出しの頃、権力の核心に誤って触れて、9年間の左遷生活の末にソウル地検に帰ってきた。同じ失敗は2度と繰り返さないと肝に銘じて、権力とは無関係の事件だけを受け持つ。今年中には何とか結婚をしようと、積極的に婚活中。単純なひき逃げ事件だと見て引き受けたPKジュンの事件だったが、司法研修院時代の師であった大法官出身のチャン弁護士が弁護を担当し、あちこちから圧力が掛ってきて、尋常な事件ではないことを予感する。やがて、ペク・ホンソクの真実を明かそうとしていた彼とソ・ジウォンは、お互いを男と女として意識し始める。

チョ刑事役(32歳、女):パク・ヒョジュ
3代に亘る刑事の家の娘で、江北署強力系刑事。家族全員が刑事で、小さい時から刑事以外の職業を考えたことはなかった。小柄ながら各種の格闘技の有段者で、結婚には2回失敗している。3回目の結婚も3ヶ月間の大統領選警護のせいで、ご破算になった。濡れ衣を着て追われるホンソクを、最後まで信じて助ける。「前科2犯までは情状を考慮してやる、生きているうちに2度くらいは間違いもするだろうから。自分の結婚も同じだ。だが、前科3犯からは人間待遇はしない」という、独特の信念を持つ彼女が、前科7犯の男に情が湧いてしまった。

ファン班長役(50代、男):カン・シニル
「金で買えないものを、金をもらって売るとは」

江北署強力系強力1班長で、ホンソクの直属の上官。慶尚道訛りの20年万年班長。妻より、ホンソクと張り込みをしながら過ごした夜の方が多い兄弟のような間柄。貧乏人の子沢山でいつも金には苦労していたが、ある取引を契機に貧乏を脱して、ホンソクを追跡する立場に立つ。

ソ・ジス役(40代、女):キム・ソンリョン
カン・ドンユン夫人で、大財閥ソ会長の娘。オペラ歌手出身で、漢江アートホールの経営者。誰も自分を粗略に扱えないと知っていて、誰にも頭を下げたことがない、傲慢で派手な女性。浮気がばれても微笑を浮かべたまま、夫に事実を認める。自分が光を発して取り巻きから仰ぎ見られたいから、自分をより引き立ててくれると見込んで、ドンユンを夫に選んだ。が、その彼自らが光になろうとして、妻として従属することを強いてきた。だから、著名なスターたちのスポンサーになって、ベッドルームで彼らの崇拝を受けながら代理満足で鬱憤を晴らす。PKジュンとの密会から帰宅する途中起こしたひき逃げが、事件の端緒を開く。

ソ・ジウォン役(28歳、女):コ・ジュニ
ソ会長の末娘で、放送局記者。ピチピチした快活で行動力のある女性。ソ会長の家の活力源で、会長に甘えられる唯一の娘。世の中の全ての人には功罪があると考える。功績が大きいほど、罪過が大きく見えるものだ。世間の人はソ会長を悪く言うが、自分の目から見れば、日々老いを重ねる優しい父親に過ぎない。世の中を知りたくて記者になったが、他人は財閥家のお嬢さんの趣味だとからかった。ロックフェラー2世たちが父の汚名を注ぐために、寄付事業に専念したように、彼女も自分が譲り受けるはずの1兆元台の遺産を使う場所を探している。検察に出入りしながら、ペク・スジョン事件を取材していて、ホンソクの無念な事情を知る。追われるホンソクを助けながら、事件の真相を取材するうち、自分の家と関連した秘密を知り葛藤する。

シン・ヘラ役(30代、女):チャン・シニョン
カン・ドンユンを政治家として支持し、男として愛する。カン・ドンユンの大統領選挙事務所の秘書室長。非常な頭脳を持つ策略の大家。カン・ドンユンを大統領にして、自分が実権を握ってこの国を改造しようと考える。その夢のためなら、如何なる悪行も微笑みながらできる。だが、彼女が切に権力の座を求める理由は他にあり、カン・ドンユンに対する忠誠と愛情ばかりは本物だ。

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