マ・スクの手下に見つかったイ・チは、王命で調べに来たと告白。

追っ手の存在を知ったマ・スクは、ただちに銀を取り出すように命じる。

ウチは、催眠術をかけられている鉱夫たちを解放。

ムヨンは言葉巧みにマ・スクとガンニム坑道内に誘い、２人の息の根を止めようとする。

そして、ムヨンを助けにきたウチの前で火薬に火をつけ、坑道の入り口を閉じてしまう。

１年後、生き残ったウチは悪徳官僚を懲らしめながら、ムヨンを案じていた。

再会したウチとムヨンは、一緒に住みながら悪人退治を続けていた。

ウチは、輿入れしたばかりの王妃が重臣たちから高価な贈り物を受け取っていると知り、懲らしめてようとする。

ところが、王妃が贈り物を米や金に換えて、貧しい人たちへ施しをしていることを知り、イ・チとして朝報に記す。

一方、王の改革を快く思わない左議政のもとにマ・スクが現れた。

左議政の従者になったガンニムは、左議政の政敵を次々と消していくが・・・。

王が科挙を開くことを決定する。

左議政は試験の責任者である大提学と結託、自分の配下の人間を合格させようと動き出した。

そこで王はチョン・ウチに科挙を守るように命令。

作戦は成功し、真の実力者が合格する。

怒った左議政からウチを消すよう命じられたガンニムは、内禁衛の新任武官となり、宮中へ。

チョン・ウチを捜す一方で、大府院を逆賊に仕立て捕縛する。

大府院を助けたいウチは、偽の証言をさせられた男を説得するが・・・。

逆賊として大府君の粛清に成功した左議政は、王妃を廃位するよう動きだす。

王妃は左議政配下の女官に監視されて軟禁状態に。

さらにチョン・ウチも逆賊として懸賞金１万両がかけられる。

一方、イ・チは廃位を要請する上書を、王妃を擁護する上書にすり替えていたところを見つかってしまい、捕らわれてしまった。

王妃をなんとか守りたい王だが、左議政は圧力を強め、王に直接廃位を迫る。

ついに王妃は自ら城を出て行く決意を王に告げる。

廃妃を助けたチョン・ウチは逆賊として10万両の懸賞金をかけられた。

宮中の内通者と疑われたイ・チ（じつはポング）は取り調べを受けるはめに。

チョルギョンはイ・チがチョン・ウチだと気づき、あることを思いつく。

一方、廃妃の行方を追うガンニムは、王妃を匿った村の民を捕えて廃妃をおびき寄せる作戦に。

廃妃を心配する王はチャンフィに連絡を頼む。

やがて、約束の場所にウチが現れると、ガンニムが待ち構えており・・・。

ガンニムに捕えられたチョン・ウチは術が使えないよう呪符を張られ、左議政の屋敷に監禁される。

ムヨンはウチを救出するために、ヘリョンらと一計を案じる。

自分を匿った人々が危険だと知った廃妃は、自ら王宮に出向いて民を救う。

改めて朝鮮のために働くことを誓ったウチは、悪徳商人らを襲ってお金を奪い、民に配るように。

一方、左議政は自分の娘を王妃のしようと考え、再び廃妃の命を奪おうと、女官たちを送り込む。

女官たちが廃妃に毒薬を飲ませようとしているところに出くわしたチョン・ウチは、怒って堤調尚宮（女官長）に毒薬を飲めと迫る。

王は、どんな人間でも私が守るべき民だと、殺生を禁じウチを諭す。

左議政に廃妃は始末したと、偽の報告をした女官長だったが、ある死体で発見される。

チョン・ウチの書状付きだったため、王はウチを疑うように。

さらに、各地でウチの犯行だとされる強奪、殺人が発生。

ウチは潔白を証明しよう躍起になるが・・・。

ガンニムの罠にはまり、完全に王の信用を失ったウチ。

それでも王を守りたいウチはガンニムと闘うしかないと考える。

ムヨンはウチに新しい術を与えようと、道士を探す。

一方、王は、酒に溺れたふりをして、左議政を欺く準備を始めていた。

妓楼への案内を頼まれたイ・チは、王の変化に戸惑ってしまう。

ところが、左議政に企みがばれ王の計画はとん挫、尚膳は左議政から脅されてしまう。

尚膳は、覚悟を決めたように左議政に尽くすと誓う。

尚膳から、すべて誤解だと知らされた王は謝罪し、「今後私が過ちを犯したらいさめてほしい」とウチに頼む。

その直後、宮廷では王の実弟チョンソン大君が急死、市場では米が急騰するなど、ガンニムの関与が疑われる事件ばかりが発生。

ひとまずガンニムらがせしめた米を奪って民に与えたウチ一味。

ところが口を滑らせたチョルギョンが捕まり、ウチを連れてこいと脅される。

ウチはこの機会にガンニムを捕らえようと、一計を案じる。

結界を張ってガンニムを捕らえたウチ。

とどめを刺そうとするウチだが、ムヨンがマ・スクの狙いを止めるまではいけないと反対。

ウチが出かけている間に、結界を解いてしまう。へリョンから仲間を裏切るのかと責められたムヨンは、黙ってウチの元を去っていった。

一方、左議政を夢で操り、政変準備を進めるマ・スクたち。

ガンニムは、王位継承権がある王族を次々と事故死に見せかけて消していき、ウチを捕らえる特別班を結成する。