苦学生のキム・ギョンジャ（仮名ソウォン）と金持ちのボンボンであるハン・ピルン（仮名ギルロ）は、国家情報院への就職を目指して勉強している。

見合いの席で２人は出会うが、ギョンジャのせいでピルンは愛車を手放すことに。

犬猿の仲となった２人は、偶然にも面接試験会場で鉢合わせしたのだった。

キム･ギョンジャ（仮名ソウォン）とハン･ピルン（仮名ギルロ）は、国家情報院への採用が決まった。

研修生として再会した２人は、顔を合わせるたびにケンカばかりしている。

テロリストのＪＪ一派が、韓国での活動を再開した。

彼らは国家情報院の要員をおびき出すため、実業家であるピルンの父親に接近する。

キム・ギョンジャ（仮名ソウォン）は研修中に嘘発見器をクリアし、教官を驚かせる。

ハン・ピルン（仮名ギルロ）は、ソウォンが貧しい家の出身ながら苦学したことを知り、密かに尊敬の念を抱く。

研修の一貫として賭博をした結果、ソウォンは教官に初給料を巻き上げられてしまった。

同僚たちの給料を取り戻すため、ギルロは負けたら解雇という条件を呑み、教官に挑む。

ハン・ピルン（仮名ギルロ）から告白されたキム・ギョンジャ（仮名ソウォン）。

表面上は軽くあしらったものの、気持ちは揺れていた。

教官のウォンソクは、ピルンの父親が親友ソンジュンの死にかかわっていたことを知らされる。

教官はピルンを解雇するが、裏で「父親を監視･保護する」という特殊任務に就かせた。

ピルンは父の会社で働き始める。

１年後、秘密工作を命じられたソウォンはギルロの会社にキム・ジョンウォン"として就職する。

ギルロはソウォンを疑って尾行するが、国家情報院の事務所は化粧品会社を装って彼を煙に巻く。

結局ギルロは、精一杯生きるソウォンを信じることにしたのだった。

ギルロの父親が刺され、「次は息子だ」と脅される。

キム・ミレ理事がテロリストだと気づいたソウォンは、ギルロの机からミレに関する情報を盗み出す。

ソウォンの侵入を知ったギルロは、自宅まで理由を問い詰めに行くが、娘の様子を見に来た両親と要員コン・ドハと鉢合わせしたのだった。

ギルロはソウォンを産業スパイと疑い解雇する。

ソウォンはギルロをだます任務が嫌だったが、最後まで彼に寄り添う決意をし、疑惑を釈明して好きだと告げた。

それでもソウォンへの想いを断とうとするギルロ。

だがテロリストが彼女の命まで狙っていると知るや、すぐさま助けに向かうのだった。

ギルロとの交際を始めたソウォンは、任務を果たすため、親への挨拶を口実にハン家に近づこうとする。

ギルロの父、ジュマン社長はテロリストに脅されるまま、親友ドンギュに会社の技術情報を盗むよう依頼した。

国家情報院の局長は、チームが得た情報を裏で報告するようコン・ドハに命じる。

ギルロの家へ挨拶に行ったソウォンは、自動掃除機に仕込んだ隠しカメラを稼動させ、屋内情報の収集を開始する。

ジュマン社長から依頼を受けたドンギュは、会社の技術情報を盗むのに成功した。

しかし、すべて国家情報院に把握されていた。

ソウォンへの片想いに苦しむコン・ドハは、チームを離れる決意を固める。

ジュマン社長は、息子ギルロの安全を確保するため海外行きを命じた。

だが一向に従わないため、自宅待機辞令を出す。

事情を知らないギルロは傷つくが、ソウォンの説得もあり父との和解を試みる。

ソウォンはギルロ宅で１人きりになる時間を作り、金庫を破ることに成功した。

しかし、あと１歩のところでギルロに見つかってしまう。