「ドラマの帝王」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
帝国プロダクション代表のアンソニー・キムは手掛けたドラマ29本中、27本を成功させ、「ドラマの帝王」と呼ばれている。
しかし、アンソニーは「優雅な復讐」最終回の放送中、大切にしていた「ひとつの指輪」を紛失。
その直後、制作中に起きたバイク事故が原因で、代表の座も追われてしまうことに。
- 第2話
帝国プロ代表の座を追われた3年後、アンソニーは投資話を耳にする。
在日事業家ワタナベが「日帝時代を舞台にすることを条件に、ドラマを制作してくれる会社に100億ウォンを投資する」という。
アンソニーは3年前アシスタントだったイ・ゴウンが書いた「京城の朝」のシナリオを思い出し、イ・ゴウン捜しに奔走するが・・・。
- 第3話
イ・ゴウンと日本を訪れたアンソニー・キムは、在日事業家ワタナベから「年内に放映しなければならない」という条件をつけられる。
約束を守れない場合は殺されるかもしれないという恐怖を感じたアンソニーは放送枠獲得に向け必死になる。
一方、アンソニーを敵視する帝国プロのオ代表は妨害工作に乗り出す。
- 第4話
ゴウンの活躍で俳優カン・ヒョンミンのキャスティングに成功したアンソニーのワールドプロ。
しかし、放送局側が新人脚本家の起用に難色を示し、ゴウンはクビにされる羽目に。
制作費をめぐって放送局との契約が破談になることを恐れたアンソニーはムン局長に賄賂を送ろうと・・・。
- 第5話
汚職で失脚したムン局長に代わって局長の座に就いたナム・ウニョンは、「京城の朝」に決まっていた11月枠を白紙にする。
ナム新局長と犬猿の仲であるアンソニーは、すかさずキム副局長や放送局トップに働き掛け、放送枠の死守を図る。
そしてアンソニーはイ・ゴウンの台本の大幅修正にも乗り出し・・・。
- 第6話
本格的にドラマ制作をスタートさせたアンソニーは「京城の朝」の監督選びに動く。
しかし放送局のPDたちは一致団結してアンソニーとの共同作業を拒否する。
困ったアンソニーは、アルコール中毒でテレビ界から離れたク・ヨンモク監督に会い、「京城の朝を撮ってほしい」と懇願する。
- 第7話
ヒョンミンは飲酒運転がバレたため、「京城の朝」途中降板の危機にさらされる。
アンソニーはヒョンミンの母親を利用し、記者会見を開いて状況を打開しようとする。
だが、帝国プロのオ代表の妨害を受けて・・・。
- 第8話
記者会見を成功させて「京城の朝」途中降板を逃れたカン・ヒョンミンは児童養護施設を訪れ、自粛期間を過ごしていた。
一方、アンソニーのオファーを受け入れたソン・ミナは「京城の朝」出演を決めるが、自分の出番を増やすよう、ゴネる。
そして、修正を拒むゴウンと衝突することに。
- 第9話
ワタナベグループの新会長ケンジはアンソニーに投資金を返済するよう求める。
アンソニーは金の工面に東奔西走するが、帝国プロ会長が金融機関に回して妨害しているため、うまくいかない。
帝国側はとどめを刺そうと、アンソニーに対して「京城の朝」を引き渡すように要求する。
- 第10話
ワタナベグループに投資金を返済し、いよいよ「京城の朝」の撮影が始まる。
ヒョンミンが嫌がっていた海の撮影も終わり、順風満帆と思われた矢先、「京城の朝」に自作を盗作されたと名乗る小説家が現れる。
アンソニーやゴウンは盗作騒動の解決に動くが・・・。