「神々の晩餐 -シアワセのレシピ-」のあらすじ
各話あらすじ
- 第1話
1990年、韓国料理店「アリラン」の4代目の後継者である「名匠」を決める審査会でペク・ソリとソン・ドヒが争っていた。
すると、競技中ペク・ソリに息子のドユンから電話がかかってきた。
電話口でドユンは「お兄ちゃんの様子が変、死んでしまう!」と泣き叫ぶが、勝負を捨てられないペク・ソリは勝負を続けてしまう・・・。
- 第2話
4歳の時に行方不明になったソン・ドヒの娘インジュは、ある港町でジェチョルというドジョウ汁店の店主に助けられ、ジュニョンという名前を付けられ育てられていた。
ある日、ジェチョルは同じドジョウ汁店を営むチュンボの店へ行き、3000ウォンでドジョウ汁を出せるのは、イカサマをしているからだと言って大暴れをしてしまう・・・。
- 第3話
ヨンボムはジェチョルから電話を受け、済州の牛島に向かう。
ヨンボムが実の娘と会うと、自分は捨てられると思ったインジュは、わざと大やけどをする。
しかし、インジュをジェハに任せるとヨンボムは牛島へ行ってしまう。
牛島では、ジェチョルがジュニョンに『正午に牛島岬に実の父親が迎えに来る』と告げるのだった・・・。
- 第4話
ジェチョルが戻ってきたことをイチョンから聞いたジュニョンは、急いで船着き場へ向かう。
船着き場でジェチョルを見つけて呼びとめるが、ジェチョルはジュニョンを振り切り行ってしまう。
ジェチョルが戻ってきたのは、死んだ妻の墓の土地を売るためだということを、村長の奥さんから知らされるジュニョン。
一方ジェハは天上食本をイチョンからもらえないまま、済州へと向かうのだった。
- 第5話
「天上食本」の再現イベントで、インジュは手の怪我のため料理ができない。
しかし、ジュニョンが代わりに見事な手さばきで料理をしてイベントは大成功に。
立場がなくなったインジュは苦々しく思いながらもジュニョンに礼を言ってお金を渡そうとするが、ジュニョンは「楽しかった」とお金を断り、替わりにイベントで着ていた料理用の白衣をもらって帰る。
- 第6話
アリランの後継者候補として、厨房で働くことになったジュニョン。
アリランではスぺイン大統領を招いた食事会が開かれることになり、その準備が行われる。
ジュニョンはドユンと一でで大豆のより分け作業をするが、ジェハに誘われて一緒に食事にいく。
ジェハはインジュのために、ジュニョンにアリランをやめるように頼むが・・・。
- 第7話
ジュニョンはジェハにケガの手当をされるうちに、自分の恋心を告白してしまう。
その様子をドユンは影から目撃していた。
その夜、厨房のメンバーと共にカラオケに行っていたドユンはジュニョンの事が気になりアリランに戻る。
ジュニョンを元気づけようとするドユンだったが、バカにされたと思ったジュニョンはドユンにラーメンを頭からかけてしまう。
- 第8話
ジュニョンが料理対決に備えて豆腐料理を作っているところに、ジェハがやってくる。
ジェハはジュニョンが床に落としてしまった豆腐料理を拾ってあげるが、ジュニョンは「相手が誰であっても優しい」と冷たい態度を取る。
一方、ドヒはジュニョンがクムチョン醤(ジャン)の製法を突き止めたことを、ソン師匠から聞いてショックを受けるのだった・・・。
- 第9話
インジュはジュニョンがアリランに受け入れられたことが許せず、恨みを募らせていた。
厨房では仕事ができるジュニョンは次第に認められていったが、副料理長のヨンシムだけは、ジュニョンに敵対心を持っていた。
一方、ペク・ソリは大々的にクムチョン醤(ジャン)を売り出して、アリランに恥をかかせようとたくらんでいたが・・・。
- 第10話
インジュと蓮のネックレスを奪い合い池に落ちたジュニョンは、遠のく意識の中、幼い頃の記憶が蘇る。
ジュニョンを助け出したジェハは彼女を病院へ連れて行き、夜通し付き添うのだった。
ジェハとジュニョンが二人きりでいることに不安を覚えるインジュ。
一方、ドヒはアリランに詰めかけた記者たちに、クムチョン醤(ジャン)の秘法は自分が見つけたと言ってしまうのだった。