「武神」のあらすじ
各話あらすじ
- 第31話
離婚を切り出すソンイに激怒するチェ・ウ。
一方、教定都監(キョジョンドガム)の仕事を任されたキム・ジュンは、チェ・ウに焼失した大蔵経の再制作を勧めるが、民の負担増大に周囲からは反対意見も続出する。
その頃、萬宗(マンジョン)・萬全(マンジョン)兄弟に対面したキム・ギョンソンは、彼らの蛮行を非難し、ふたりを別々の寺に送る。
そんな中、ソンイはキム・ジュンを呼び、離婚を決意したと語る。
ソンイの気持ちを拒むキム・ジュンだが、ソンイは今でも愛していると言う。
- 第32話
気苦労から病状を悪化させたチェ・ウは、気弱なキム・ヤクソンを叱咤し、キム・ジュンの助けを借りろと言い放つ。
一方、守其(スギ)は大蔵経の再制作に同意し、また、チュ・ヨンジと名乗る占い師がテ氏の紹介でチェ・ウに会う。
そんな中、アンシムがチェ・ウの妾として都房(トバン)に現れる。
ソンイはアンシムが大邱(テグ)でキム・ジュンと一緒にいたことを知り、アンシムは運命と諦めてキム・ジュンを突き放す。
そして、蒙古軍の三度目の侵攻が始まる。
- 第33話
キム・ジュンの提案する遊撃作戦に、キム・ヤクソンは民の苦痛が甚大だと反対するが、生き残れるという信念が大事だと語るキム・ジュンの説得により結成された三別抄(サムビョルチョ)が、蒙古軍の補給部隊を狙って奇襲する。
一方、絶望のあまり酒に溺れるキム・ヤクソンを見て、テ氏らは連れ子のオ・スンジョクに、チェ・ウの後継者として期待を寄せる。
そんな中、アンシムの前でチェ・ウは、キム・ジュンに対して、ソンイへの気持ちを問いただす。
- 第34話
都房(トバン)をキム・ジュンに任せてはどうかと漏らすチェ・ウ。
そんな中、アンシムの家族が蒙古軍に殺害されたという知らせが届く。
キム・ヤクソンの部下たちは、アンシムとキム・ジュンの関係を知って、キム・ジュンを排除しようと試みるが、その計画はパク承宣(スンソン)を通じてソンイの耳に入ってしまう。
一方、羅州(ナジュ)一帯で百済復興を唱えたイ・ヨンニョンの反乱が起こり、キム・ギョンソンが鎮圧に向かうが、兵士不足という現実に悩まされる。
- 第35話
チェ・ヤンベクやソンイの制止も聞かず、アンシムとの関係をチェ・ウに告白しようとするキム・ジュン。
キム・ヤクソンは、部下たちのキム・ジュンの暗殺計画に対し、女性を使って罠を張るのは卑怯だとたしなめ、一方のソンイはアンシムを訪ねて、キム・ジュンを放してくれるよう頼み込む。
その頃、竹州(チュクチュ)城では城主ソン・ムンジュが蒙古軍の猛攻を退け、羅州(ナジュ)でも反乱軍との戦闘が始まる。
そんな中、大蔵経の再制作事業が開始される。
- 第36話
パク承宣(スンソン)は、キム・ジュン暗殺を企てている一味を反逆者に仕立て上げようとソンイに提案し、チュ・ヨンジを利用して、近いうちに謀反が起きるとチェ・ウに警告させる。
一方その頃、ソンイの娘である太子妃が男児を出産する。
そんな中、チェ・ウは、キム・ジュンやアンシムを連れて掘浦川開発の視察に出向くが、そこへ謀反の知らせが舞い込む。
折しも、近くの山で狩りをしていたキム・ヤクソンが、謀反の首謀者として捕らえられる。
- 第37話
太子夫妻やキム・ミがキム・ヤクソンの助命に奔走する中、イ・ジャンヨンらはこの機会に都房(トバン)を廃止すべきと高宗(コジョン)に進言する。
そんな中、パク承宣(スンソン)は、さらにチュ・ヨンジをそそのかして、チェ・ウを王位に就けようと画策する。
一方、キム・ヤクソンの処罰に反対するキム・ジュンは、密かにパク承宣(スンソン)の調査を行い、この謀反が捏造であることを突き止める。
しかし、当のキム・ヤクソンは、重圧の日々から解放されることを願っていた。
- 第38話
ソンイが独身に戻ったら結婚する気があるかとキム・ジュンに尋ねるチェ・ウ。
その頃、チェ・ウの贈った酒がソンイの手で注がれ、キム・ヤクソンはそれを飲み干した。
パク・ソンビが教定都監に就任し、キム・ジュンは別将に昇進する。
キム・ジュンは、パク承宣(スンソン)の調査を進めるうちに、真実を暴けばソンイも無事では済まないことを知る。
一方、羅州(ナジュ)ではキム・ギョンソンがイ・ヨンニョン兄弟を斬って反乱を鎮圧し、蒙古軍も撤退する。
- 第39話
捕らえられたチュ・ヨンジは、チェ・ウ擁立計画とキム・ヤクソンの謀反捏造を自白し、一方のパク承宣(スンソン)は、この計画がキム・ジュンとアンシムを助けるために仕組んだことだと言う。
事実を聞いて衝撃を受けるチェ・ウ。
キム・ジュンが許しを請うよう勧めるも、キム・ジュンさえ無事ならばそれでいいと言い放つソンイ。
キム・ジュンはチェ・ウにアンシムとの関係を告白する手紙を残して都房(トバン)を去り、アンシムのもとで自害しようとする。
- 第40話
キム・ジュンが自害しようとするところへチェ・ヤンベクが駆けつけ、キム・ジュンとアンシムを連行する。
そんな中、チェ・ウは家族たちを連れて奉恩(ポンウン)寺を訪れ、ソンイの最期が近いことを暗示させる。
羅州(ナジュ)から凱旋したキム・ギョンソンをはじめ、家臣一同がチェ・ウに助命を願い出るが聞き入れられず、太子妃はチェ・ウを恨むあまり倒れてしまう。
届けられた毒入りの酒を突き返すソンイ。
チェ・ウは、キム・ジュンに酒を届けさせる。