「武神」のあらすじ

各話あらすじ

第41話



キム・ジュンの腕の中で息絶えるソンイ。


大雨の降りしきる中、キム・ジュンはチェ・ウに結果を報告する。


死去したイ・ギュボに代わりチェ・ジャが率いる朝廷では、チェ・ウの命令によって都房(トバン)の後継者が議論されるが、紛糾して意見がまとまらない。


チェ・ウはテ・ジプソンを呼んで権力への野心に釘を刺し、後継者の座に欲を出すキム・ミはキム・ギョンソンに叱責される。


そんな中、キム・ジュンは南部一帯の視察のため固城(コソン)を訪れる。



第42話



官吏の暴挙に反抗して捕らえられていたイム・ヨンは、自分を解放してくれたキム・ジュンを父と呼んで慕い、行動を共にするようになる。


その頃、テ・ジプソンとオ・スンジョクはチェ・ウの警告で都房(トバン)から距離を置くようになり、キム・ミを推挙しようとした若い武臣たちはチェ・ウによって処刑され、キム・ミ自身も出家させられてしまう。


一方、チェ・ウの密命を受けたキム・ジュンは、寺に追放されていた萬宗(マンジョン)と萬全(マンジョン)のもとを訪ねる。



第43話



都に連れて行ってくれとキム・ジュンに懇願する萬全(マンジョン)。


キム・ジュンは、今のその切実な思いを忘れるなと言い、萬全(マンジョン)を主君と仰ぐ。


そんな中、母の死に衝撃を受けた太子妃が、チェ・ウを恨みながら息を引き取る。


萬宗(マンジョン)よりも萬全(マンジョン)が後継者にふさわしいと報告するキム・ジュン。


チェ・ウはキム・ジュンに、萬全(マンジョン)を通じて理想の高麗を運営するよう言い、加えてアンシムと所帯を構えさせる。


そして盛大な出迎えの中、萬全(マンジョン)が江都(カンド)に戻ってくる。



第44話



チェ・ウは萬全(マンジョン)にチェ・ハンという名を与え、キム・ジュンを師と仰ぐよう言い、家臣一同にもチェ・ハンに忠誠を誓わせる。


大提学(テジェハク)ソン・インニョルとリュ・ヌンがチェ・ハンに学問を教え、チェ・ヤンベクが親衛隊長に就任する。またキム・ジュンは、都房(トバン)を廃止して王政復古を企むチュ・スクを牽制する。


月日は流れ、大蔵経が完成する。


1251年、臨終の時を迎えたチェ・ウは、キム・ジュンに高麗の未来を託しながら、息を引き取る。



第45話



強い高麗を作り蒙古への徹底抗戦を宣言して、都房(トバン)の長の座に就任したチェ・ハン。


しかしチェ・ハンは、わずか二日で喪服を脱いだばかりか、チェ・ウの愛妾たちと戯れ、テ氏の怒りを買う。


チェ・ハンの暴挙に、キム・ジュンは主君を正しく補佐するよう要請するが、チェ・ヤンベクは主の命令に服従するのは家臣の義務と言い放つ。


そんな中、チェ・ハンは、キム・ミとオ・スンジョクが都房(トバン)の後継者の座を狙っていたことを聞かされる。



第46話



キム・ミが密かにキム・ギョンソンに手紙を送っていたことが発覚する。


手紙の引き渡しを拒むキム・ジュンに対し、チェ・ヤンベクは主君を騙すつもりかと責める。


一方、チェ・ハンは、テ・ジプソンを追放し、オ・スンジョクを海に突き落として殺害させるが、オ・スンジョクは密かに助けられる。


さらにチェ・ハンは、都房(トバン)の廃止を企んだチュ・スクを処刑する。


チェ・ハンの非道な振る舞いに、キム・ジュンは自らの選択を後悔する。



第47話



事実を打ち明け、チェ・ハンに許しを請うキム・ギョンソン。


人望の厚いキム・ギョンソンを危険視するチェ・ハンは、民心を鎮めるために執り行われた大蔵経の落成式のさなか、彼を島流しにし、さらにソン・ギリュを送って殺害させる。


方々から赦免を求める声が挙がるが、もはやチェ・ハンの暴走はキム・ジュンにも止められない。


そんな中、撃毬(キョック)大会が開催されることになり、チェ・ヤンベクの希望でキム・ジュンとの対決が実現する。



第48話



キム・ジュンとチェ・ヤンベクの撃毬(キョック)対決が行われ、雷雨の中の一騎打ちで、チェ・ヤンベクが勝利を収める。


わざと隙を見せたと言ってキム・ジュンを責めるチェ・ヤンベクだが、キム・ジュンは二人の対決よりも、蒙古との対決の方が重要だと諭す。


そんな中、キム・ギョンソンが毒をあおって自決し、テ氏に会うため江都(カンド)に戻ったオ・スンジョクは、捕らえられて激しい尋問を受ける。


さらにチェ・ハンは、テ氏までも連行しようとする。



第49話



このまま事態を見ているつもりかとキム・ジュンを問い詰めるテ氏。


キム・ジュンは人払いをしてチェ・ハンと対面し、強い口調で叱責する。


劣等感を克服しろというキム・ジュンの言葉が胸に刺さるチェ・ハンだが、憤慨を抑えられず、結局テ氏に強引に毒薬を飲ませて殺害してしまう。


そんな中、蒙古の使者が訪れ、高宗(コジョン)の来訪を求める。


戦争を防ぎたい文臣たちの主張にチェ・ハンは、高宗(コジョン)が江都(カンド)を出ることは降伏を意味すると反対する。



第50話



蒙古の大軍が再び侵攻を開始し、春州(チュンジュ)城などが次々と陥落する。


江華島(カンファド)の対岸に集結した蒙古軍に対し無為無策のチェ・ハンは、自身に非難を繰り返すチョン・アンを追放し、さらに殺害してしまう。


一方、蒙古軍に包囲された忠州(チュンジュ)城では、城主となっていたキム・ユヌが奴婢たちを集めて身分を解放し、共に徹底抗戦を呼びかける。


そんな中、キム・ジュンはチェ・ハンの排除を決意し、都房(トバン)の厨房に戻って働いていたカンナンに協力を仰ぐ。



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