「芙蓉閣の女たち~新妓生伝」のあらすじ
物静かな性格ながら、誰をも引きつける美貌を持つタン・サラン。ある日、サランは高級料亭、芙蓉閣からスカウトを受けた。芙蓉閣は、美と教養を兼ね備えた妓生のみを抱えることで誉れ高い、韓国唯一の料亭。最初は妓生へのイメージがサランを思いとどまらせていたものの、恋人で大企業の御曹司タモとの別れで心が動く。同じ頃、継母がサランの出生の秘密を明らかにし衝撃を受ける。これで自身の運命を悟ったサランは、妓生として生きることを決意し芙蓉閣の座敷に上がった。一方、サランを忘れられないタモは、彼女が妓生であることに心を痛め、今すぐ辞めて結婚しようと説得をする。サランの心は揺れるが、タモとの身分の差という現実、そして運命を受け入れて歩み始めた妓生の道。涙をのんで拒み続ける。ある日、タモの情熱的な求愛に心の葛藤が最高潮に達したサランは一大決心をする。それはタモと一生共に生きることができない選択だった…。
各話あらすじ
- 第51話
ア・スラ会長は退魔治療を受けて憑依状態から脱することができた。
サランがクム院長とハン・スンドクの娘であることを突き止めたオ・マダムは、当事者たちに事実を伝える。
妻に嫉妬させるため、浮気しているふりをしたジャは、デート現場を目撃したゴンジュに離婚を迫られる。
だが芝居だと説明し、難を逃れた。
- 第52話【完結】
クム・オサン院長はサラン夫妻と2~3年間の同居を希望するが、ア・スラ会長は頑として認めない。
サランの陣痛が始まったにもかかわらず、登山に出かけた継母と育ての父は、下山途中で崖に落ち2人とも他界した。
サランは女の子を出産し、ア・リアと名付けた。
かわいい孫を巡り、クム家とア家で争奪戦が繰り広げられる。