「赤道の男」のあらすじ

各話あらすじ

第11話



成功した事業家、デビッド・キムとしてジャンイルの前に現れたソヌ。


つい先日、目の不自由なソヌに会ったばかりで驚きを隠せないジャンイルは、デビッド・キムと名乗る男の一挙手一投足を見守りながら、ソヌに対して恐怖心を抱いていく。


ジャンイルに呼び止められたデビッドは、自分がソヌであることを打ち明けると、目の見えないふりをしていたのだと足早に去って行ってしまう。


ホテルでソヌの会議を見守るジウォン。


でもソヌは自分の名を明かさないまま、ジウォンに嫌みばかりを言う。


ソヌは時効間近の父親の死についてひそかに調べ上げて、ついに警察署に陳情書を出すが、ジャンイルと彼の父親の名は伏せておく。


ジャンイルの同僚ジュノは、チン会長からの情報のとおり、チン会長の不正を暴くために追っていた。しかし、ジャンイルの説得も重なり、ジュノは捜査を棚上げにする。



第12話



事あるごとにチン会長に呼び出されるジャンイルはたまりかねて、チン会長に反発する。


公私にわたり支援してきたチン・ノシクは、ジャンイルの態度に腹を立てるが、ジャンイルはソヌの父親を殺したのはチン会長で、父親のヨンベはチン会長の命令に従っただけだと反論する。


ところが匿名の手紙でソヌの父親が生きていたことを知っているノシクは、山に運ばれた時、ギョンピルが生きていたことを伝える。


ヨンベがギョンピルを殺したかもしれないことを知ったジャンイルはショックを受け混乱する。


一方、提出した陳情書が無嫌疑だという結論が出ると、ソヌはジャンイルを訪ねていき、ギョンピルの自殺に関する陳情書を再捜査してほしいと頼む。


ジャンイルは事件担当の後輩検事に頼むと言ってソヌを安心させる。


ところがジャンイルは自分が見下していたスミが、ソヌの事故を目撃していたことを知る。


追い詰められるジャンイルは部長からギョンピル事件の陳情書を担当するよう命じられる。



第13話



ノシクを追っていたジュノは何とかこの機会にノシクの尻尾をつかもうと躍起になっている。


検察側もジャンイルの提出した陳情書をきっかけにノシクを暴こうというムードに包まれていた。


そんな中で偶然事件を担当することになったジャンイルは気が気でならない。


ジャンイルは仕方なくノシクに会い、検察で自分の同期とチームが事件を担当することになったことを伝え、今後の言動を自粛するようアドバイスするが、ノシクはジャンイルにうまく処理してくれると信じていると半ば脅迫するように突き放す。


ジャンイルはソヌを訪ねて自分が担当検事になり、事件の捜査が開始することを告げる。


捜査が始まるとジャンイルはチームの一員として一緒に捜査に加わりながら、重要事項をノシクに流し、ノシクが言い逃れできるよう手伝う。


一方、ジウォンはソヌが持っていた自分の写真を見つけるのだが・・・。



第14話



これまで自分のことを知りながら知らん顔をしてきたソヌに対して、寂しさと怒りをぶつけるジウォン。


そんなジウォンを見て、申し訳なさで胸を痛めるソヌ。


思いが伝わらずすれ違う2人だが、福祉館でお互いの気持ちを確かめ合って誤解を解く。


ジャンイルは陳情書の捜査のために、15年前に別荘で働いていた人たちが参考人として呼ばれることを父親のヨンベに伝える


話を聞いて動揺するヨンベ。


一方、陳情書の件で参考人となったスミとグァンチュンは検察の呼び出しに応じるもののソヌのプラスになるような陳述を避ける。


それどころかグァンチュンは事件については一切知らぬ存ぜぬを貫き通し、スミはまったく別の話を検事に話す。


ところがソヌはジウォンが持っていたグァンチュンの手紙を見て、新たな事実を知る。



第15話



ヨンベがギョンピルを殺した犯人ではないのかと聞いたソヌの言葉を聞いて、心の中では動揺しつつも必死に怯えた感情を隠して反論するジャンイル。


興奮したジャンイルがソヌを殴ろうとすると、ソヌはその腕を取り二度と自分の体に触れるなと警告する。


ジウォンは何とかソヌの力になろうとするが、ジウォンを巻き込みたくないソヌはなるべく関わらせないようにする。


ノシクとソヌに同時に送った手紙を見せられたグァンチュンは、驚いてすぐさま否定し、逃げるようにソヌの会社から立ち去る。


動揺をかくせなかったグァンチュンはその足でスミに会いに行き、スミのアトリエでジャンイルとソヌの絵を見てしまう。


グァンチュンはソヌを訪ねていくと自分の見たことを話し、ジャンイルに未練を持つスミを止めるために検察で陳述すると約束する。


一方、ソヌはノソクにも手紙を見せるが、まったく動揺しないノシクに、一番大切なものを奪ってやると公言する。



第16話



ジュノはソヌに会いスミが検察でウソの証言をしたことを伝える。


スミの証言に食い違いがあることを知ったソヌは、15年前のことを調べてスミに伝える。


アトリエに戻ったスミは、グァンチュンがソヌに事件の詳細を話したと聞き驚き、さらに翌日検察で事実を証言するという話に戸惑い、ジャンイルをあきらめるから証言しないでくれと懇願する。


翌日、陳述を約束したはずのグァンチュンが検察に現れなかったため、ジウォンはソヌを手伝うためにスミを訪ねていく。


ジウォンはそこでスミが描いた事件の絵を見てしまう。


そしてソヌもその絵の存在を知ることになる。


ギョンピルの事件は嫌疑なしとして処理され、時効を迎える。


新たな復讐を誓ったソヌは生放送番組に出演したジャンイルを危機に追い込み、窮地に追い込まれたジャンイルに新たな提案をする。



第17話



ノシクの時効が過ぎ、ついにノシクがギョンピルを殺したことをソヌに白状するジャンイル。


憤りを抑えられないソヌは、その時を待っていたかのように自ら復讐を誓う。


ジャンイルは自分を支え助けてくれたテジュを父親だと思おうとするが、テジュは否定し続ける。


そして復讐を誓うソヌに母親の墓参りに行くことを勧める。


一方、時効が過ぎてもジャンイルの同僚のジュノはあきらめることなく、ギョンピルの死を明らかにしようとする。


そしてジャンイルはノシクとヨンベを直接対決させ、ノシクを窮地に追い込む。


ところが15年前のソヌとジャンイルの事件をシリーズ化したスミの絵は、ソヌの力によって展示会で公開される。


ソヌは15年後、取材陣を呼び集め、自分とジャンイルが立場を変えて、再びスミが絵を描くことにしたと宣伝する。



第18話



ジャンイルを追い詰めて復讐しようとするソヌ。


ジャンイルは15年前にもっと強く殴ってソヌを殺すべきだったと話す。


怒り心頭に発したソヌはビルの屋上でジャンイルを殺そうとする。


父親を殺したことを隠したグァンチュンと、自分の殺人未遂を隠したスミに対しても怒りを露わにするソヌは、2人を順番に窮地に追い込んでいく。


ソヌの復讐心に怖じ気づき許しを乞うもののソヌの復讐は止まらない。


そばで見ていたそんなソヌを見ていたジウォンは何とか気持ちをなだめようとするが、ソヌはまったく聞く耳を持たず、何が何でも最後までやり遂げると話す。


鉱山の開発に関してテジュにライバル意識を持つノシクは、側近の助言に耳を貸さず焦りで判断を誤り、ソヌとテジュの思惑どおりに動いていく。


ヨンベはグァンチュンとノシクを殺そうとするが失敗し、自殺を試みる。


そしてウネの墓地でノシクにばったり会ったソヌは、ノシクが母親の婚約者だったという意外な話を聞いてテジュを追及する。



第19話



チン・ノシクが実の父であることを知りショックを受けるソヌ。


しかし自分には生物学的な実父は意味がないと言い張る。


誰が何を言おうとタイのリゾートヘブンの社長の座からチン・ノシクを解任させ復讐しようとする。


ソヌはヨンベが自殺をはかり意識不明の状態が続いているという話を聞いてもまったく驚かず、自分が味わった苦しみを同じように味わえばいいと冷たく言い放つ。


検察に呼ばれたジャンイルは、ソヌに対する殺人未遂で調査を受ける。


ジャンイルは否定し続けるが、証人として呼ばれたソヌはスミがウソをついていると言い、自分を後ろから殴ったのはジャンイルの父であるヨンベだと話す。


ノシクの妻であるヒジョンは、夫に利用されたことを知ると、ソヌを訪ねていき条件を提示して取引をする。


一方、ヨンベを殺されたジャンイルは、チン・ノシクを殺すためにタイに行きノシクに銃を向ける。


それを知ったソヌは体を張って止めようとする。



第20話【完結】



ジャンイルに撃たれたノシクを背負い、ソヌは病院に運ぶ。


ノシクはソヌに自分の息子だろうと問いかけるがソヌは最後まで否定する。


ノシクを撃ったことを誤発にして伏せようとするソヌ。そしてノシクを殺し損ねて悔しがるジャンイルが精神に異常をきたしていることを知ったソヌは、そのまま韓国に連れていき病院で治療を受けさせる。


ジャンイルが入院したことを知ったグムジュルは、グァンチュンとスミにそのことを知らせに行く。


すべてを失ったノシク。そんなノシクに追い打ちをかけるように、妻のヒジョンと娘のユンジュは家を去って行く。


そしてついに逮捕されるノシク。刑務所でテジュから送られてきたDNA鑑定書を見てソヌが実の息子であることを知るノシク。


病院で過去にあったことをすべて思い出すジャンイル。


ジャンイルはソヌに謝罪し、2人は一緒に故郷の釜山に行くのだが・・・。



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