「光と影」のあらすじ
各話あらすじ
- 第51話
ジョンヘがチョン将軍と食事をしていることを知ったギテは、ジョンへに事情を確かめるのだが、ジョンへは政治家たちに呼ばれるのを最後にするために行ったと伝える。
そして、ミョングクによって制作中の映画にストップがかかったギテは、シナリオを全面的に修正して撮影を強行することを決める。
そんな中、1人でスロット事業を始めることにしたチョルファンは、多くの部下を抱え、収入源に困っていたテスに一緒に手を組むことを提案し、テスはギテに自分の状況を伝え、チョルファンと手を組む可能性もあると言う。
ジョンヘを守る手段は結婚しかないと思ったギテは、新聞にジョンへとの結婚を発表し、記事を読んだジョンへは自分のためにここまでしなくていいとギテに伝える。
するとギテは無理をしているのではなく、今でもジョンへを愛していると打ち明ける。
そんな時、チョルファンはギテの映画に対抗するために、ミョングクに今の政権を宣伝する映画の制作を命じるのだが・・・。
- 第52話
ジョンへとの結婚を発表したギテは、撮影現場に押しかけた記者たちの前で、簡単なインタビューをしながらジョンへとツーショットの写真を撮る。
その野次馬の中にスヒョクがいた。
ギテに殴られたことでボディーガードを雇ったチョルファンは、ギテとミジンが高利貸しと会っていると聞き、2人を冷やかしに行くのだが、逆に恥をかいてしまう。
そんな中、日本の政治家が韓国を訪問する時、イ・ヒョンスという在日韓国人の実業家が同行すると情報を得たスヒョクは、そのイ・スヒョクがジョンへの父親であることを知り、驚きを隠せない。
一方、ギテがスロット事業を断念したことで、テスとその部下たちは当てにしていた収入源を失いテスの部下たちはテスにつらい心境を打ち明ける。
そして、ギテとジョンへの両家の顔合わせの日を迎えるのだが、その場にキム・プンギルやギテと対立関係だったイ・スヒョクが現れる。
- 第53話
ジョンへの結婚相手がギテであることを知ったヒョンスは、ギテやプンギルとの日本での関係をジョンへに話し、結婚を反対し、テソンにはジョンへとギテを別れさせるように命じる。
そして、ミョングクは、ギテと泥沼の戦いをするためにテソンにジョンへのハンコを持ち出させて、国策映画への出演契約書にジョンへのハンコを押す。
このことを知ったジョンはテソンと縁を切り、ギテはミョングクに絶対に思い通りにはさせないと断言する。
そんな中、ミョングクがチョルファンと組んだことを知ったスヒョクは、チョルファンとミョングクに事実を確か2人を許さないと言う。
一方、テスまでもチョルファンに奪われたギテは、チョルファンが雇ったヤクザにクラブを襲われてしまい、ますます追い込まれてしまう。
ピエールからジョンへの父親に結婚を反対されたことを知ったチェヨンは、スネにそそのかされてギテの近くに行くために歌手としてビンナラに入るのだが・・・。
- 第54話
ヒョンスがチョルファンと手を組んだことを知ったギテは、ヒョンスを説得するのだが、ヒョンスは聞く耳を持たずにギテを追い返す。
そんな中、ギテの家族は新しい家に引っ越す。
プンギルは居候の身分だからと、カラーテレビを引っ越し祝に贈ることにする。
ミョングクとテソンによって、ジョンへはテヤン社と映画の出演契約を結んでしまう。
ギテは訴訟になってもジョンへを出演させないと結論を下す。
しかし、それはミョングクの狙いでもあった。
そして、ヒョンスと手を組んでスロット事業を始めたいチョルファンは、ヒョンスがスヒョクと交流を持ったことを知り、スヒョクは信用できないとヒョンスに助言するのだが、ヒョンスはスヒョクを高く評価する。
テスが手を引いたことで、チョルファンが雇ったヤクザがギテのクラブを乗っ取ろうとし、ギテはそのヤクザたちに対抗するために、かつてハン・ジピョンの子分だった男を訪ねて行く。
- 第55話
チョルファンが企業に金を貸し、その数倍の額の手形をもらって金を儲けていたことを知ったギテは、それを暴露するかもしれないとチョルファンに揺さぶりをかける。
ジェウクからチョルファンの横暴の深刻さを聞いたチョン将軍は、スヒョクたちにその調査を命じる。
チョルファンが割った、ハンチャン土建の350億の手形の満期日が近づき、チョルファンはそれを支払わなければならないのだが、チョン将軍の指示によって、もうほかから手形をもらうことができなくなり、イ・ヒョンスから金を得る計画を立てる。
一方、ビンナラの新人であるシャニーボーイズが人気を集め、レコードがいくら売れても歌番組で常に2位しか取れないことに疑問を抱いたギテは、テレビ局が1位の歌手からワイロをもらっていることを知り、ビンナラの歌手はその局には出演させないと言ってしまう。
そして、チョルファンの信頼を取り戻したミョングクは、資金繰りに困っているチョルファンのために興行主たちからお金を集める計画を立てる。
- 第56話
チョルファンに命じられて、国策を宣伝する映画を制作したミョングクは、公開日を迎えるのだが、客がほとんど入らず、大失敗を喫することになる。
チョルファンの期待を裏切ってしまったミョングクは、汚名を返上するために、何としてでもチョルファンに約束した50億の金を興行主たちから集めようとする。
ついにハンチャン土建が不渡りを出してしまい、チョルファンが倒産の危機にひんしたことを知ったヒョンスは、チョルファンに預けた150億の金を取り戻す方法をスヒョクに相談するのだが、スヒョクは力になれないと言う。
ヒョンスに金を預けたアン・ドンミョンは、チョルファンが倒産したと聞きつけ、ヒョンスに今すぐ預けた金を返すか、ヒョンスの日本のパチンコ店をすべて渡すようにと要求する。
チョルファンによってヒョンスまでもが追い込まれていることを知ったギテは、ドンミョンに金を取り戻す方法を伝える。
そして、チョルファンは金を作るために自分のホテルを売りに出すのだが・・・。
- 第57話
ギテが制作した映画が大ヒットしたことでビンナラの映画事業も軌道にのることになる。
そして、ギテのことを見直したヒョンスはギテとジョンへの結婚を承諾する。
そんな中、政府ではチョルファンの手形詐欺を断罪する方向で話が進み、チョルファンを擁護していた大統領までもがチョルファンを見限ることになる。
追い込まれたチョルファンは再起のためにミョングクに自分の代わりに罪をかぶるようにと命じる。
一方、チョルファンのホテルを買ったギテはホテルで式を挙げるために明け渡しを急ぐようにとチョルファンに要求する。
スヒョクがジョンへに未練を抱いていることを知ったチョルファンは、ギテを消す計画を話し、その見返りとして大統領への説得を頼む。
ミョングクはバーで映画のヒットを祝うソンウォンたちを見かけ、ミヒョンにからむが、ソンウォンに殴られてしまう。
そして、ミョングクに身代わりを断られたチョルファンはギテを殺す計画を実行に移そうとするのだが・・・。
- 第58話
ミョングクに身代わりを断られたチョルファンは、スヒョクにギテの殺害の計画の話を持ちかけ、ミョングクと関わりのあるチンピラに依頼する。
一方、ジョンへとの結婚が決まったギテは、スヒョクと和解しようとするのだが、スヒョクはジョンへのことをあきらめないと言う。
ギテとジョンへが結婚することを聞いたチェヨンは、チョルファンにギテはもうすぐ消えるかも知れないからギテへの未練を捨てるようにと言われる。それから間もなくして、ギテとジョンへの乗った車が交通事故に遭い、ギテは一命をとりとめ、ジョンヘが意識不明の状態に陥ってしまう。
チェヨンからチョルファンの話を聞いたギテは、事故をチョルファンとミョングクの計略であると考え、ミョングクをさらうのだが、ミョングクは関わっていないと主張する。
ジョンへは助からないかも知れないと医者に言われたギテは、自暴自棄になりチョルファンを殺そうとするのだが・・・。
- 第59話
月日が流れて、チョルファンからホテルを買い取ったプンギルは、ホテルの経営をミジンに任せ、チョルファンの最終審議の日が間近に迫る。
そして、ギテはいつ意識が戻るか分からないジョンへの病室へ毎日訪れるのだが、ジョンへの父親のヒョンスは、もうジョンへのことは忘れて自分の人生を生きろとギテに言う。
チョルファンの無期懲役が確実視される中、大統領がオリンピックの開催をこだわり、官僚たちは頭を悩ませる。
そんな時、IOCと親交のあるチャン・チョルファンを活用する話が持ち出される。
チョルファンが赦免されるかもしれないという噂が流れ、チョルファンの最終審議を待っていた者たちは驚きを隠せない。
その一方で、会社の経営状況が悪化し追い込まれてしまったミョングクは、スヒョクにまで見限られてしまい、ギテにまで助けを求め、ギテはミョングクにチャンスを与える。
チョルファンの赦免を阻止したいギテは、チョルファンがギテを殺害するために雇ったチョン・インスを捜すことにするのだが・・・。
- 第60話
ジョンへの意識が戻ったという連絡を受けたスヒョクは、ジョンへの病室へ訪れる。
そこで、ジョンヘが一生歩けない可能性があることを知る。
そんなスヒョクにチョルファンが赦免になったという知らせが入る。
そして、大統領によって自由を手に入れたチョルファンは、ギテとミョングクを潰す計画を立てる。
一方、チョルファンが再び権力を得たことでギテはミョングクにチョルファンの不正の証拠でチョルファンに立ち向かう計画を話し、ミョングクはギテに協力する。
意識が戻ったジョンへは自分の下半身が動かないことを知り、ギテのために別れを決心する。
オリンピックの誘致にこだわるチョン大統領は、チョルファンにその役目を任せ、スヒョクにチョルファンのサポートを命じるのだが、スヒョクはチョルファンと手を組むことを拒む。
そんな中、ジヘとのデュエット曲の発表を控えたヘビンは、テスの子供を妊娠したことに気づき、テスにそのことを伝える。