「光と影」のあらすじ
各話あらすじ
- 第31話
チョ・テスの脱走に便乗したギテは、テスの隠れ家まで無事にたどり着く。
密航を提案するテスに、ギテはチョルファンたちに復讐するために脱獄したと言って、誘いを断る。
ギテが脱走したことを知らないキム部長は、ハン・ジピョンが死ぬ前にスヒョクに脅されていたことを知り、チョルファンを陥れる計画を立てる。
そして、ギテたちが脱走したと知ったチョルファンは、このことが公になると不利になるからとギテたちへの追跡を極秘に開始する。
そんな中、ジョングとジョンヘは、ギテの裁判が延期になったことで、翌日拘置所に面会を申し込むのだが、理由も教えられずに面会を禁止されてしまう。
不安になったジョンヘは、スヒョクにギテの様子を調べてほしいと頼み、そこでスヒョクはギテが脱走したことを伝える。
チョルファンは、ギテへの報復に備えてミョングクに護身用の銃を渡す。
そしてミョングクに復讐するためにミョングクの前に現れたギテは、ミョングクに撃たれてしまうのだが・・・。
- 第32話
密航の準備がととのい、テスとギテたちは隠れ家を出ようとしたところ、スヒョクたちに包囲されてしまい、人質がいるとウソをつく。
しかし、チョルファンは人質など構わずに突撃し2人を消せと命じるのだが、ギテとテスは地下の秘密通路から外への脱出に成功する。
偶然、ギテを見かけてしまったスヒョクは1人でギテのあとを追い、自首を求めるもテスによって人質となってしまう。
スヒョクがとらわれたことを知らないチョルファンは、2人が脱走したことを大統領に知られてしまい、冷静さを失ってしまう。
ハン・ジピョンを殺したのが、ミョングクの秘書である可能性をつかんだキム部長は、チョルファンの調査と、ギテの捜索を同時に進め、ジョングはギテのために中央情報部に協力することになる。
スヒョクを人質にし、何とか検問を通過できたギテは、電話でミョンヒとジョンヘに別れを告げ、チョルファンとミョングクを料亭に呼び出すのだが・・・。
- 第33話
ギテは、スヒョクにチョルファンとミョングクを料亭におびき出させ、ハン・ジピョンを殺せと命じたのはチョルファンであることを白状させるのだが、料亭を包囲されて間一髪でテスと逃げ切る。
一方、ギテを助けたいチェヨンは、料亭の女将によってチョルファンとギテの因縁を知ることになる。
チョルファンを潰すために証拠を集めていたキム部長は、チョルファンとスヒョクを内乱陰謀罪の容疑で身柄を確保し、スヒョクにチョルファンを裏切るようにと取り引きを持ちかける。
そんな中、実の父親との再会をためらうジョンヘのために、テソンは自分が先にジョンヘの父親と会うことにする。
そしてソンウォンはヘビンと2人でお酒を飲むのだが、積極的なヘビンの態度に困惑してしまう。
チョルファンがキム部長に逮捕されたことを知ったミジンは、ギテにチョルファンの罪を暴く証拠である録音テープをキム部長に渡すようにと言うも、ギテはキム部長を信用できないと言う。
- 第34話
チョルファンがすべての罪を認める肉声の録音に成功したギテは、そのテープをどうすべきかミジンに相談する。
ミジンはキム部長に渡すべきだと言う。
ギテとテスはキム部長にテープを渡すことをためらいながらも、キム部長を待つ。
すると、約束の場所へ来たのは、キム部長ではなく、チョルファンの部下たちだった。
ハンビッ会によって、キム部長は身柄を拘束されてしまう。
スヒョクはチョルファンを裏切ることを決心する。
間一髪で追ってから逃れたギテは、録音テープをマスコミに公表することを決め、ジョングは、チェヨンとソンウォンの緊急記者会見を計画する。
そんな中、巷ではソンウォンとチェヨンが結婚するとの噂が流れ、料亭の女将はチョルファンにチェヨンが結婚を発表することを告げ、チョルファンは記者会見に目をつける。
結婚の噂を聞いたミョンヒはチェヨンに電話をかけ、チェヨンは記者会見の時、母親を連れて会場へ来るようにとミョンヒに頼むのだが・・・。
- 第35話
チェヨンたちの協力で、チョルファンの罪を暴露する記者会見を開くことになったギテ。
しかし、会見場へ向かう途中、中央情報部に捕まってしまう。
一方、政治資金に関する汚職が発覚したチョルファンは、スヒョクに裏切られ検察の取り調べを受ける。
チョルファンとの戦いに勝利し、スヒョクまで手に入れたキム部長は、スヒョクの要求をのんで、ギテとテスを海外へ送る。
時は流れ1980年を迎えた韓国。
キム部長は韓国から去り、新たな政権が発足する。
そこの中心にはスヒョクがいた。
ピエールのショップに勤めるミョンヒは、ついにチーフデザイナーになり、スヒョクにふさわしい女性になったことをスヒョクに伝える。
ギテのいないビンナラ企画は、ジョングが経営を続けるのだが、経営状況は厳しく、団員たちは貧しい生活を送る。
そして、チョルファンは政治家から退き、事業家になるのだが極悪非道な生き方は昔と変わらず、映画界を牛耳るミョングクはミジンの会社の存続がかかった契約を横取りしようとする。
- 第36話
スヒョクは新しい政権を発足のため、政策プランを立て、政治資金の調達をミョングクに相談するのだが、ミョングクはチョルファンを利用すべきだと言う。
数年ぶりにスヒョクと再会したチョルファンは、在日韓国人から政治資金を集める方法を提案し、在日韓国人の代理人を名乗る男に会う。
その代理人は、かつて中情の部長だったキム・ジェウクだった。
一方、ミジンを潰しにかかっているミョングクは、ヤクザを動員してミジンが経営するビクトリアの営業妨害を始める。
その時ギテとテスが現れる。
ギテとの再会にジョングは大喜びし、ギテのために守っていたビンナラ企画の事務所へギテを案内する。
団員たちがほとんどよその事務所へ移り、ビンナラ企画にはスボンとヘビンしか残っていなかったが、ギテは芸能界の頂点に立つと豪語する。
そんな中、スヒョクに尾行をつけたミョンヒは、スヒョクがジョンヘの家に毎週訪れていることを知り・・・。
- 第37話
ウジュ興業の起死回生のかかった、ショウ・ブラザーズとの投資契約をミョングクに邪魔されたあげく、ショウ・ブラザーズのランラン・ショウ会長は、テヤン社との契約を前向きに考えている様子まで見せる。
追い込まれたミジンは、ギテに助けを求め、4年ぶりに韓国へ戻ったギテは、昔とは違って仕事で落ち着きと冷静さを見せた。
ギテが現れたことでスヒョクやミョングク、そしてチョルファンはギテを警戒するのだが、ギテはもう恨んでいないと3人に伝えるが・・・。
一方、ギテと同じ時期に韓国に戻ったチェヨンは、チョルファンに取り引きを持ちかけ、チョルファンのホテルにバーを出そうとする。
ギテが韓国へ戻ったことを知ったジョンヘは、ギテに未練は残っていないと、スヒョクに伝えるのだが、スヒョクはそれをギテに手を出すな"と解釈する。
そして、ついにランラン・ショウが韓国を訪れ・・・。
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- 第38話
ランラン・ショウがパーティーにミジンやギテを招待したと知ったミョングクは、驚きを隠せずにいた。
また、その場にいたジョンヘも4年ぶりに再会したギテによそよそしい態度をとる。
ミョングクをけん制するために、ギテはサンテクに手を組もうと提案し、サンテクは悩んだすえにギテと手を組むことにする。
何としてでもランラン・ショウと契約を結びたいミョングクに、契約担当チームから連絡が入り、合作映画への200万ドルの投資を条件に突きつけられる。
それと同時に、キム部長はチョルファンにパチンコ事業への投資の話を持ちかけるのだが、その投資金額も200万ドルだった。
ランラン・ショウと契約を結んだミョングクは、ハリウッドが参加する香港との合作映画のヒロイン役をジョンヘにプレゼントするとスヒョクに話し、、スヒョクは、そのことをジョンヘに伝える。
チョルファンに、パチンコ事業への投資の話に続き、チェヨンから武器の売買で大金を稼げる話が舞い込むのだが・・・。
- 第39話
ミョングクは、香港との合作映画やジョンヘのハリウッド進出を祝うために、スヒョクやジョンヘと食事をする。
そこでチョルファンとでくわし、チョルファンはミョングクに200万ドルを用意しろと言う。
ミョングクは自分が使ったチョルファンのお金を埋めるために、急いでスニャン劇場や会社を処分しようとするのだが、ギテはそれを逃さずに、スニャン劇場を買い取る。
一方、ミョングクが200万ドルを用意せずに、劇場や会社を処分していることを知ったチョルファンは、ミョングクをさらい本当のことを吐かせるためにミョングクを痛めつける。
そんな中、ヘビンにほれてしまったテスは、ヘビンにからむ酔っ払いを退治し、ヘビンとお酒を飲むことになる。
ヘビンがテスと飲みに行ったことを知ったソンウォンは、2人がいる店に行くのだが、ヘビンとテスに追い返されてしまう。
そして、ランラン・ショウの通訳を担当した、ミヒョンはミジンの会社で働くことになるのだが、ミジンは香港からいい知らせを持ってくる。
- 第40話
ジョンヘは、「スキャン伝」の権利を買った、新しい制作会社の社長がギテであることを知り、ギテに他人行儀を取る。
スヒョクはミョングクが詐欺に遭ったと知り、捜査を始める。
そこで、ミョングクをだました男が、かつてテスの部下だったことを突き止め、ミョングクとスヒョクはギテが黒幕だろうと推測する。
一方、映画業界への進出まで考えているギテは、第1作目のヒロインをイ・ジョンヘにしたいと思うも、ジョンヘは香港との合作映画を理由にそれを断る。
しかし、記者によって合作映画の話が詐欺だったことを知ったジョンヘは、スヒョクに事実を確かめ、スヒョクは自分たちをだました人間を許さないと言う。
ミョングクをだました黒幕がギテやテスであることに心証はあっても証拠がないスヒョクは、テスを取り調べることにする。
そんな中、ミョングクから所属歌手までもを奪おうと計画しているギテは、契約にサンテクとテソンを行かせるのだが、ミョングクはギテがからんでいることを見抜き、契約を断る。