「光と影」のあらすじ
各話あらすじ
- 第11話
ノ団長の手下たちによって事務所へ連れて行かれたギテは、コ室長の報復を受け、チェヨンはコ室長からギテを助けるためにノ団長やコ室長とクラブへ行く。
一方、ギテに約束をすっぽかされたテソンは、シン団長を誘ってノ団長たちがいるクラブでお酒を飲みに行き、自分がいることがノ団長にバレてしまう。
チャン室長のご指名でお酒の席に呼ばれたジョンへは、宴会の席で歌手以外の仕事をするつもりはないと言い、チャン室長はそんなジョンヘを気に入ってしまう。
偶然、通禁時間の取り締まりで捕まったギテとジョンヘは、翌日一緒に朝食をとりながら楽しい時間をすごす。
そんな中、ギテの母親はお金の工面のために、スニャンへ足を運ぶが、お金を借りることができず、スヒョクの母親に借金の相談をする。
ドンチョルに厳しく言われたギテは、シン団長に借金の代わりにビンナラ・ショー団と団長の免許証をもらい、団員たちに集合をかけるのだが・・・。
- 第12話
サンテクに裏切り者がいると言われたギテは、ミョングクの会社の開業式に行きサンテクを問い詰めるが、ミョングクに邪魔されてしまう。
一方、開業式でギテと再会したチェヨンはギテに電話番号を渡すも、連絡しないと言われてしまう。
テソンによって家業が潰れたことに疑問を抱いたギテは、以前シン団長をさらったマンシクから手がかりを得るためにドンチョルとジヌをスニャンへ送る。
そして、ドンチョルたちからの連絡を待つ間、シン団長からビンナラ・ショー団と団長の免許証を譲ってもらったギテは、団員たちに残留の説得をしながら、ジョンヘを看板歌手にしようとする。
だが、ジョンヘはすでにセブンスターと契約を結んでいた。
そんな中、ギテの母親が詐欺に遭い、唯一残ったミョンヒの名義になっている今の家が借金の担保に差し押さえられる状況に追い込まれる。
団員たちの説得も難航し、家まで失うはめになり自暴自棄のギテに、ドンチョルから連絡が入るのだが・・・。
- 第13話
マンスからミョングクの裏切りを聞いたギテは、その足でミョングクに会いに行く。
裏切りを知っていることは伏せたまま、借金を申し込むも、ミョングクに説教をされて断られてしまう。
一方、チャン室長に呼ばれたサンテクは、セブンスターのAランク歌手や俳優を連れて宴会に行き、そこにジョンヘを同行させる。
チャン室長はジョンヘに気があることを伝えるのだが、ジョンヘは好きな人がいると言って誘いを断る。
チャン室長やミョングクに復讐するためにギテはビンナラ・ショー団を軌道に乗せようとするのだが、経験もなく若いギテにはなかなか仕事が取れない。
セブンスターに移ったことを後悔しているジョンヘは、ギテを訪ねて行き、何かを打ち明けようとする。
すると、そこにチェヨンがやって来る。
シン団長のアドバイスで、トップクラスの歌手しか立てないと言われている屈指のナイトクラブのビクトリアへ行くが・・・。
- 第14話
サンテクは、シン・ミジンが経営する屈指のナイトクラブであるビクトリアとのショーの契約の更新に常識外れなギャラを要求する。
しかしミジンはサンテクとの更新を断り、違うショー団を探すが、歌謡界を牛耳るサンテクに邪魔されてしまう。
一方、ビンナラを引き継いだギテはなかなか仕事が取れず、チェヨンに紹介されたナイトクラブへ行く。
そこはサンテクの息がかかった店だった。
ビンナラの団員たちはまともな仕事が取れないギテに失望する。
そんな時にビクトリアから契約の話が舞い込む。
セブンスターに所属するジョンヘは、有名な作曲家の曲でレコードデビューが決まるが、その曲はもともとチェヨンが獲得した曲だった。
ビクトリアが降参すると思っていたサンテクは、ビンナラがビクトリアで公演していることを知りギテを脅すもギテは動じない。
そして、ビクトリアの公演を任されたことで、道が開かれたと思っていたギテにミジンは契約を打ち切ると言うのだが・・・。
- 第15話
サンテクは、ギテをビクトリアから追い出すために、ミジンに降参することにし、ミジンはその場でビンナラ・ショー団をクビにした。
サンテクの恐ろしさを知るジョングはクビだけで済んだことを幸いに思うようにとギテを言い聞かせる。
しかし、ギテはギャラを1か月分前金でもらっていることを理由に、オープニングや最後の回のショーだけでも立たせてくれるようにとミジンを説得する。
一方、チョルファンがジョンヘに興味を抱いたことで、自分の仕事に嫌気が差したスヒョクは、チョルファンにジョンヘに対する自分の気持ちを打ち明けて辞表を渡す。
ビクトリアからビンナラを追い出したと喜んでいたサンテクは、ビンナラがビクトリアでショーを続けることを知り、ミジンとギテを懲らしめるためにヤクザのチョ・テスを雇う。
そして、アクション映画を制作中のソンウォンは、脚本を修正し新しく女性の役を加えるのだが、テソンはその役にジョンヘをキャスティングしようとする。
- 第16話
ヤクザのテスを利用し、ミジンとギテに思い知らせようとしたサンテクの目的は、テスとミジンの取り引きによって、失敗で終わってしまう。
さらに、それが裏目に出てしまいビクトリアとの契約も解消されてしまう。
一方、ビクトリアのすべてのショーを任されたギテは、歌手の確保とショーの質を上げるためにジョングに協力を求める。
そんな中、チョルファンにジョンヘの気持ちを打ち明け、仕事を辞めたスヒョクは、偶然母親が経営する食堂でジョンヘと再会し、ジョンヘにチョルファンの恐ろしさを教えてギテを断念するようにと言い聞かせる。
ギテは、セブンスターからジョンヘを引き抜こうとするが、ジョンヘは歌手をやめると言ってギテの誘いを断る。
中央情報部のキム部長と犬猿の仲であるチョルファンは、キム部長の挑発に憤りを抱き、スヒョクを呼び戻すことにする。
そして、ミジンはギテをキム部長に紹介しようとするのだが・・・。
- 第17話
セブンスターがギテによってビクトリアから追い出されたことを知ったチョルファンは、サンテクとミョングクを宮井洞の接待所に呼ぶ。
そして、ギテも同じ時間にその接待所でミジンにキム部長を紹介され、キム部長がギテの父親が死んだ中央情報部の幹部であることを知る。
一方、ジョンヘが歌手をやめたことを知ったスヒョクは、ジョンヘを訪ねて行き理由を聞くのだが、今後は自分に関わらないでほしいと言われてしまう。
ジョンヘに続いてチェヨンまでもがセブンスターをやめることになり、チェヨンはそのままビンナラに入団する。
チェヨンが入団したことで看板歌手ができたギテたちは大喜びをするが、ビンナラへの入団はサンテクによる計画だった。
そしてジョンヘが歌手をやめたことを知ったギテはジョンヘに会いに行くも、冷たい態度で突き放されてしまう。
ジョンヘの態度に納得ができないギテは、ミョンヒからジョンヘとスヒョクの話を聞いてしまい・・・。
- 第18話
ジョンヘが政治家の宴会に借り出されていたと聞いたギテは、スヒョクに真実を確かめる。
そんな時、ミョングクからジョンヘが好きな男はギテであることを聞いたチョルファンは、ミョングクにジョンヘとの食事の席を設けるように命じる。
一方、ギテとミジンを思い知らせたいサンテクは、テスとマドロス・パクの歌謡ショーを妨害しようとするのだが、ヤクザの親分であるテスが返り討ちに遭ってしまう。
ギテがジョンヘに気があることを知りながらも、ギテのことがあきらめられないチェヨンは、ギテに思いを伝えるも、ギテに受け入れてもらえない。
ミジンとキム部長に会ったギテは、接待所の女将からジョンヘの話を聞き、一度ちゃんと話をするためにゲスンにジョンヘの居場所を尋ねる。
映画会社の社長であるミョングクに食事に誘われたジョンへとテソンはホテルのレストランへ向かうと、その場にチョルファンが現れ・・・。
- 第19話
ジョンヘがチョルファンと会っていることを知ったギテは、2人がいるホテルのレストランへ向かい、ジョンヘを連れ去ろうとするのだが、ミョングクに止められる。
スヒョクはジョンヘを忘れるとの約束を破ったチョルファンを問い詰める。
チョルファンは自分をだましたスヒョクにギテを始末しろと命令する。
ジョンヘとギテはこの件をきっかけに正直な気持ちをお互いに伝え、ついに恋人となる。
そんな中、ギテの家で下宿を始めたソンジュンは、部屋に練炭のガスが漏れて意識を失ってしまう。
しかし、ギテの母親とドンチョルが早く気づいて一命をとりとめるのだった。
ソンジュンが助かったことで一安心するギテの母親に、ソンジュンは欠陥のある部屋を貸した責任があるからと、ギテの母親に示談を持ちかける。
スヒョクによってビクトリアが3か月の営業停止を強いられたことで、ビンナラの団員たちは不安を抱き、ギテは仕事を確保するためにハニャン倶楽部へ向かう。
- 第20話
ハニャン倶楽部がある東大門の縄張りを手に入れるために、テスはハン・ジピョンを襲撃するのだが、ギテによって阻止されてしまう。
その一件でセブンスターまでもがハニャン倶楽部から追い出されてしまい、サンテクとテスは苦杯をなめる結果となる。
そして、ミジンとギテを利用してキム部長に罠をしかけたチョルファンは、その罠が墓穴を掘った結果となり、窮地に立たされてしまう。
一方、名声は手にしているものの、サンテクに縛られているチェヨンは、自由と力を手に入れるために、宮井洞の接待所へ行く決心をする。
そんな中、ギテの家に間借りしているユ・ソンジュンは、スヒョクの母親をお茶に誘い愛を告白する。
ビクトリアの営業停止も解かれ、ハニャン倶楽部への出演も決まり、すべてが順調のギテを見ていると自分が情けなく思えるジョングは、サンテクにそそのかされてビンナラの団員を連れてセブンスターへ移籍してしまう。