「彼らが生きる世界」のあらすじ

正義感が強く人間味あふれるドラマプロデューサーのチョン・ジオ(ヒョンビン)は、以前恋人だった新人プロデューサーのチュ・ジュンヨン(ソン・へギョ)と同じドラマの製作現場で働く。
お互い性格の違うジオとジュンヨンは撮影方法などをめぐり時としてぶつかるものの、恋人時代の思い出を語らえるような、お互いの心を理解しあった友人でもある。
数々のヒット作を輩出してきたピョ・ミンスプロデューサーと作家ノ・ヒギョンが手を組み、放送局内部の人々の葛藤や現場の姿や生き方などをリアルに描いた注目の大作ドラマ。

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各話あらすじ

第11話



ジオは高校時代に友達を裏切ったことなどを思い出しながら自分の決断を正当化しようとする。


ジュンギと会っているジュニョンを残して家に帰ってきたジオはジュンギへのひがみを感じる。


チョリのデビュー作を手伝っていたジオは助監督時代のジュニョンとのエピソードを語る。


そこにジュニョンが電話してきて、ジュンギと朝までいるとジオをからかう。本当はユニョンの事務所を訪ねて母親との関係についてアドバイスを求めていたのだ。


ギュホは渉外部長が見つけた海岸のロケ地が気に入らず、スギョンが勧めるアシ原に移動する。


ドラマ局ではある制作会社が放送1ヶ月前に番組を他局に譲り渡したため、穴があいた放送枠を埋めるべく会議が開かれる。


担当を決める場でミョンジンが手を挙げるのだった。


ジオの甥のドンソンは留学させてくれない親に腹を立てて、学校をサボっていた。


姉の相談にのるために来たジオは姉の食堂でヨニとばったり会う。



第12話



ジオに別れを告げられたジュニョンは、別れの理由を聞くためジオの家を訪れる。


だがジオは何も答えない。傷心のまま撮影所へ向かうジュニョンだが大雨のため車が動かなくなってしまう。


雨に打たれて号泣するジュニョンは翌朝、熱を出してしまう。


そんなジュニョンを、プロ根性が足りないと叱責するギュホ。


ソウルへ帰る途中、チョリの現場に来ているジオを見かける。


彼と別れる理由を一生懸命にこじつけようとするが、悲しみに耐えきれず、家に仲間を呼んで号泣するジュニョンだった。


一方、放送を前倒しにするため台本の完成を急かされるソウは、パソコンに水をこぼしてしまい、せっかく仕上げたデータを失う。



第13話



ジュニョンはジオと過ごした時間を思い出し、別れた今も彼に対して一種の中毒を患っていると考える。


つらい気持ちで向かった海辺の家は、ジオがドラマの撮影に使うために取り壊され、工事の担当者ヨニも来ていた。


ユニョンとミンチョルはお互いの違いを認めて幸せな日常を過ごす。


ギュホとジュニョンの撮影現場がジオの実家近くだったため、夕食をご馳走になったうえ、一晩泊めてもらう。


ジュニョンは気乗りしないがスギョンや他のスタッフに押し切られてしまう。


そしてジオの母親にジオとは付き合っていないと伝える。


そこにジュニョンの母親が電話してきてジオが他の女性と飲んでいることを知らせる。ジュニョンはジオに電話して実家に来てることを話す。



第14話



チョン・ジオと別れたチュ・ジュニョンは、助監督のヤン・スギョンと付き合ってみることにしたが、ヤキモチ焼きのスギョンはジュニョンが元恋人のカン・ジュンギと電話しているだけで怒る。


そんなスギョンにジュニョンはいささかウンザリする。


一方、ジオはドラマの撮影や準備などの仕事に没頭して失恋の痛みを忘れようとしていた。


監督ソン・ギュホはドラマ「天地淵」がクランクアップした日、女優チャン・ヘジンの事務所に電話して無理やり了承を取り付け、ヘジンと一緒にお寺へ行って5日間無言の修行を積む。


そして修業が終わったあと2人は涙ながらに別れたのだった。


ジオとジュニョンはテレビ局で偶然顔を合わせたが、まだ仲直りができない。


ジュニョンはスギョンをクラブに誘い、踊りまくって憂さを晴らすが、ジュニョンに会う前から飲んでいたスギョンは泥酔してしまう。



第15話



ジュニョンはスギョンと仲良くして、ジオに嫉妬させようとする。


自分を情けなく思いながらも、ことあるごとにジオと口論してしまう。


そして失恋しただけでなく尊敬する先輩を失ったという気持ちをジオにぶつける。


ミンチョルは指輪を買ってユニョンを待っていたが、株価操作の嫌疑をかけられたユニョンは急遽帰国してしまう。


帰国便で目から出血したジオは病院で手術を受ける。


スギョンはジオのためにビデオで同僚のメッセージを撮るが、カメラを向けられたジュニョンは言葉が詰まってしまう。


何も知らないスギョンにミニは2人の関係をほのめかすが、スギョンは信じない。


ジオは目の検査を受けるが結果は思ったより悪かった。


母親を帰したあとジュニョンの家に行き、一夜をともに過ごす。



第16話【完結】



港町でドラマの撮影を行っていたチョン・ジオは、撮影中に漁師の商売道具を壊してしまう。


怒った漁師と助監督のヤン・スギョンはケンカになり、止めに入ったジオはスギョンと共に留置所に入れられる。


示談金を払うことで釈放されたジオたちだが、迎えに来たソン・ギュホにさんざんイヤミを言われる。


スギョンはチュ・ジュニョンを呼び出し、フラれた腹いせにジュニョンを殴って号泣する。


ようやく落ち着きを取り戻したスギョンはジュニョンと和解するのだった。


ジオは再びジュニョンの家に出入りするようになり、痴話ゲンカしたりラブラブモードになったりと恋人らしい間柄に戻る。


株価操作の件で世間に騒がれている女優ユニョンは脚本家イ・ソウの家に身を寄せるが、アルコール依存症の症状が悪化する。そんなユニョンに局長キム・ミンチョルは献身的に尽くし、酒を断つよう説得する。



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