「私も、花!」のあらすじ
強者(つわもの)揃い
世知辛い世の中、喧嘩腰で突っかかる強い女、チャ・ボンソン。
どうせなら最高のブランド女になりたいキム・ダル。
欲張りで嫉妬深い女性CEOのパク・ファヨン。
3人の女性から猛アタックされる覆面ボス、ソ・ジェヒ。
1人の男と3人の女が織りなすドタバタドラマ。
笑えるストーリー
鬱病の偏屈婦人警官が、冴えない駐車係と勘違いして恋した男は大資産家と知ってうそをつく。チャ・ボンソンは古いタイプの女で、ソ・ジェヒはそんな女を恋する育ちの悪い男だ。そんな2人があれこれ衝突しながら魅かれていく。
したたかなドラマ
男は強く、女は美しくなりたくて、人間は仮面を被って生きる。
抜け目なく行動しないと生き残れないと強迫観念に駆られる人々。
でも本当は明るく楽しいネットワークを切望しているはずだ。
健康的で愉快な人間関係作りを積極的に描いてみようと思う。
各話あらすじ
- 第1話
昇進試験に落ちた巡査のチャ・ボンソンは人事評価に納得がいかず、署の前で1人デモをする。
署長はボンソンに意思の疎通に問題があり、市民への不親切な態度を取ったことを理由に、カウンセリングを受けることを勧める。
仕方なくカウンセリングを受けたボンソンは、鬱と診断されてしまう。
カウンセリングの帰り道、ソ・ジェヒのバイクとぶつかりそうになる。
一方、ステキな派出所で勤務することになったチョ・マルは、先輩であるボンソンに一目惚れするも、まったく相手にされない。
マルの教育係となったボンソンは、通報を受けブティックショップのペルケ"に駆けつける。
そこにはジェヒが駐車係として働いていた。
ジェヒは、客の車をボンソンのパトカーにぶつけてしまい、その原因の1つとして駐車場の構造をあげる。
ジェヒがペルケの共同経営者の1人であることを知らない上司は、ジェヒをクビにしてしまうのだが・・・。
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- 第2話
ボンソンによって顧客の車をレッカー移動されたジェヒ。
ボンソンを告訴するために交番でボンソンに告訴状を書かせようとするが、ボンソンに噛みつかれてしまう。
ジェヒは駐車場を確保するためにボンソンに寿司を差し入れするも、手錠をかけられてしまう。
一方、華やかな生活にあこがれるダルは、300万もするコートをせっかくだからと1日だけ着て払い戻ししようとするのだが、彼氏に家柄をだましたことがバレてはり倒されてしまい、300万のコートを汚す。
ダルは自分をはり倒した元彼の会社へ行き、妊娠したと泣き崩れる作戦に出る。
ファヨンにアインの子守を頼まれたジェヒは、アインに名字が違う理由をたずねられ返事に困ってしまう。
ジェヒは眠るアインのまくら元で大人になったらすべて話すと打ち明ける。
そんなある日、交番を訪ねてきた男の子を可愛がるつもりで頭を小突いたボンソンは、男の子の母親に暴力警官に罵られ、母親との口論のすえ上司に交番を追い出されてしまう。
- 第3話
母親のよって、江南の部屋を引き払うことになったダルは、義理の姉ボンソンの家で暮らすことになる。
母親を憎むボンソンは、母親の再婚相手の連れ子であるダルにいろんなルールを突きつけて追いだそうとする。
一方、会社の運営のことでジェヒに相談があるファヨンは、ジェヒと連絡を取ろうとするのだが、なかなか電話がつながらず、ジェヒの周りの人にジェヒの居場所を探る。
そんなジェヒはボンソンがひったくりに遭う場面にたまたま遭遇。
見事犯人を捕まえるが、寒さと飢えのせいでひったくったという犯人に同情して帰してしまう。
ジェヒの身勝手な行動に腹を立てたボンソンは、バッグを取り返すのに協力したジェヒにお礼として食事をごちそうしながら嫌みを言う。
ジェヒも、泣きながら自分が嫌いだと電話したことをからかう。
そして、ジェヒと経営のことで意見のズレが生じ始め、不安を抱いたファヨンは、昔働いていた工場とは縁を切るようにとジェヒに話す。
- 第4話
ボンソンの存在が気になるファヨンは、買い物に訪れたボンソンを呼び止る。
そんなファヨンにボンソンはステキだと言う。
一方、ジェヒはボンソンに先日のことを謝ろうとするがボンソンはそれを受け入れようとしない。
ジェヒはボンソンと和解できないまま、高級なスーツに身を包み、クラブへと行く。
そこでダルと再会し、ダルは友達からジェヒが3千億の資産を持つ金持ちであることを知らされる。
幼稚園で女の子に髪留めをもらったアインは、女の子がアインを大切に思っているから髪留めをくれたのだとジェヒに言われ、アインはジェヒに自分や自分のママも大切に思っているのかとたずねる。
身勝手でボンソンが伝えたルールを1つも守らないダルは、ついにボンソンの家から追い出されてしまい、庭のテントで勝手に生活をする。そんな時に父親が訪ねてきて・・・。
- 第5話
ボンソンに他人と言われたジェヒは、いきなりボンソンにキスをし、これで他人ではないと言う。
ボンソンのパトカーからジェヒが降りるのを見たマルは、ジェヒに決闘を申し込む。
二度とボンソンにちょっかいを出すなと言うも、ジェヒに約束できないと言われてしまう。
一方、ジェヒを口説くためにジェヒの通うテニスクラブに行ったダルは、ジェヒが放った球が目に当たり、病院へ運ばれる。
ちょうどその時、ジェヒにダイヤを飾った20億のバッグが盗まれたとの連絡が入る。
ペルケのバッグ盗難事件で、ボンソンは聞き込みを始める。
ジェヒが怪しいとの証言が集まり、防犯映像に映ったジェヒの不審な行動を理由に、ジェヒは参考人として半強制的に警察署へ連れて行かれる。
キスの一件以来、ジェヒが気になりだしたボンソンは、取り調べでジェヒが過去に人を死なせたことを知り複雑な心境になる。
ファヨンのおかげで無実が証明されたジェヒは、忘れていたファヨンの夫が死ぬ瞬間を思い出してしまい・・・。
- 第6話
ボンソンは無実を確信していたことをジェヒに伝えるのだが、ジェヒは人を見ればどんな人か分かるというボンソンに、それは思い込みだと指摘する。
財閥2世たちに誘われて高級バーへ行ったジェヒは、苦労も知らずに育った彼らにジェヒは嫌気が差してしまう。
一方、意外な心理テストの結果に驚いたボンソンは、ジェヒと和解をするためにジェヒのスクーターのバッグにリンゴを入れようとする。
そこには盗難に遭ったはずの20億のバッグが入っていた。
ボンソンにバッグを突きつけられたジェヒは、無実を訴える。
義理の娘のダルが心配で、ボンソンの家にやって来たボンソンの母親は、自分を目の敵にしているボンソンに、ボンソンを人に預けてホテルへ行ったことを問い詰められてしまう。
謎めいたジェヒのことを知りたいダルは、目にアザを作らせたお詫びとしてジェヒから高級バックを買ってもらう。
- 第7話
ベネチアから革の供給を打ち切ると連絡が入り、ジェヒは職場に一方的に休暇を出して現地へ向かう。
一方、ジェヒに心を奪われてしまったボンソンは、ジェヒからの電話を待つのだが、お互いに番号を交わしていないことに気づく。
マルのアドバイスで、ジェヒの現住所となっているカバン工場へ行ったボンソンは、工場の社長のサンオクから、ジェヒの話を聞き、ますますジェヒに惹かれてしまう。
革の件を解決して戻ったジェヒは、ボンソンを昼食に誘って好きだと伝え、仕事が終わったあと会う約束をする。
そんな中、テファと偶然再会したダルは、連絡が取れないジェヒと連絡を取るためにテファと食事をするハメになる。
そして、ボンソンと待ち合わせをしているジェヒにアインが危篤だとの連絡が入り、ボンソンは約束をすっぽかされてしまう。
熱にうなされながら父親を呼ぶアインの姿に、ジェヒは涙をこぼすのだった。
- 第8話
客に謝罪を要求されたヨンヒを見かねたボンソンは、客の理不尽な要求を責め、ファヨンに謝罪を迫られる。
その光景を見たジェヒはボンソンをその場から連れ去り、ファヨンはショックを受ける。
ファヨンとアインが気がかりで、一度はボンソンとの交際をあきらめたジェヒだが、これをきっかけに2人は交際することになる。
一方、ジェヒとボンソンが別れたと思っているマルは、ボンソンに手の込んだ告白をするのだが、ボンソンに断られてしまう。
ある日、ボンソンが仕事から戻ると家に父親が来ていた。
ボンソンが母親を蔑ろにしてきた父親を責めると、腹を立てた父親はそのまま家を出て行ってしまう。
ボンソンとジェヒは親に恵まれなかったお互いの境遇を共感し、ジェヒはボンソンと真剣につき合っていることをファヨンに打ち明ける。
ジェヒを手放したくないファヨンは、偶然ボンソンとダルが姉妹であることを知り、ダルをペルケのモデルにしようとするのだが・・・。
- 第9話
ペルケのお披露目パーティーに招待されたボンソンは、ワインをがぶ飲みしファヨンを軽蔑する態度を見せる。
ショーが終盤にさしかかると、ファヨンはジェヒをペルケのオーナーとして発表し、ボンソンもジェヒも驚きを隠せない。
相談もなく自分の正体を公にされたジェヒは、ファヨンを責め、ファヨンはテファからジェヒが社会恐怖症を患っていることを知らされる。
ジェヒはボンソンに正体を隠していたことを謝るために何度も電話をかけ、家まで訪ねるも、ボンソンに会えない。
ジェヒへの執着が強いファヨンは、ジェヒからボンソンを切り離すために、ダルを利用しようとするが、ダルはジェヒとボンソンが交際していることを知らず・・・。
テファは、表に出るようにカウンセラーらしくジェヒを言い聞かせ、ファヨンにはジェヒへの気持ちをはっきりさせろとアドバイスする。
ジェヒにだまされたショックから立ち直れないボンソンは、謝りに来たジェヒに銃を向け・・・。
- 第10話
ジェヒの正体を知ったボンソンは、だまされたことへの怒りが爆発して派出所の中でジェヒに銃を向け、同僚たちによって止められる。
交際を続けたいジェヒはボンソンを説得するが、ボンソンはジェヒに別れ話を切り出してしまう。
一方、ジェヒを誰にも奪われたくないファヨンはダルを利用してジェヒとボンソンを別れさせようとする。
ジェヒの恋人がボンソンであることを知らないダルは、ファヨンに成功とお金を条件にジェヒから恋人を切り離すことを提案され、それを引き受けてしまう。
ジェヒとは釣り合わないと判断したボンソンは、カウンセラーであるテファにそのことを打ち明ける。
そこにジェヒがあらわれ・・・。
どうしてもボンソンのことがあきらめきれないジェヒは、テファと泥酔するまで飲んだあと、ボンソンにパトカーで家まで自分を送り届けさせるのだが、そこにはファヨンがいた。