「女の香り」のあらすじ
各話あらすじ
- 第11話
ヨンジェと連絡が取れなくなったジウクは、へウォンの後をつけて病院に行く。
ウンソクは、ヨンジェがガン病棟に入院していることを知り呆然としているジウクに声をかける。
ジウクはウンソクから話を聞きショックを受け、ぼうっとしたまま帰宅し、これまでヨンジェが死を意識した発言をしていたことをあれこれ思い浮かべ、再びヨンジェが入院している病院へ向かう。
ジウクはヨンジェに、自分はガンだと知っていながらなぜ近づいてきたのかと問い詰める。
ジウクと別れたヨンジェは食欲もなく病室でただ呆然とする。
ウンソクはヨンジェのことが心配でジウクに会い、ヨンジェがジウクと別れると言ったのは本心ではないと言うが、ジウクはもうすぐ死ぬ人のそばにいる自信がないと言い返す。
ヨンジェは高校時代の先生に許しを請うため、連絡のつかない先生を捜す。
- 第12話
ヨンジェはウンソクに、ジウクとの別れを決めたのは、かつてヨンジェの父親がガンで闘病生活を送っていた時の経験から、そばにいる人はつらい思いをすることをよく知っているためであると話す。
ヨンジェとジウクは別々の場所にいても、2人で楽しく過ごした時のことを思い出して切ない気持ちになる。
ヨンジェは部屋にある服や本などを処分する。
そして大切にしていたアクセサリーをヘウォンに譲り、ヨンジェはスンジョンに服やバッグなどを買う。
スンジョンがヨンジェに冬物のコートを買おうとするが、ヨンジェはいらないと言う。
ヨンジェは高校時代の先生に許しを請うため足を運ぶが、顔も見たくないと言われ拒否されてしまう。
ヘウォンの結婚が急に決まり、スンジョンは機嫌を損ねてヨンジェに当たり散らす。
ヨンジェはヘウォンのウエディングドレスを一緒に見に行く。
- 第13話
ジウクはヨンジェを助けるために車で飛び出して交通事故に遭い病院に搬送される。
どうにか目を覚ましたジウクは無事であるヨンジェの姿を見ると、会いたかったと言って再び目を閉じる。
胸を痛めたヨンジェは涙を流し、どうしていいかわからずに困り果てる。
ジウクは事故の瞬間、自分はヨンジェがいないと幸せではない、ヨンジェが必要であることを確信する。
退院したジウクはセギョンに、自分の心の中はヨンジェのことで一杯であると告げる。
ヨンジェは高校時代の先生に謝りに行き許してもらう。
ジウクはヨンジェの今の容体を詳しく知るために、ウンソクの病院を訪ねる。
ヨンジェが発案した莞島の島巡りツアーが好評を博したため、部署で会食をし、2次会の席にヨンジェも合流する。
ジウクは好きな人ができたらこの歌を歌いたかったと言ってヨンジェをステージに呼び一緒に歌う。
- 第14話
カン会長はヨンジェの家を訪ね、余命いくばくもない立場でジウクとつきあうのはお前のワガママだから、ジウクと別れるように諭すが、ヨンジェは別れると言わない。
セギョンは酒を飲んでジウクの家を訪ね、ジウクのことをあきらめられないから待つと言い、ジウクを怒らせてしまう。
ジウクはスンジョンに挨拶に来て、スンジョンはたくさんの料理でもてなす。
スンジョンはヨンジェが彼氏を連れてきて内心うれしいのを隠し、ジウクに厳しく接する。
ジウクはスンジョンの店を訪ねる。
ウンソクは病院の庭のベンチでぼんやり座り、すべてのことをむなしく思っているそこにヒジュがやってきて、もう病院に来られないかもしれないから、頼みを聞いてほしいと言う。
ウンソクはヒジュの頼みを聞き、ヒジュの手を取りタンゴを踊る。
ウンソクと踊るヒジュは幸せな気分に浸る。
- 第15話
ヨンジェはスンジョンに自分がガンであることを打ち明ける。
スンジョンは突然のことで驚き、何かの間違いだから病院に行って調べてもらおうと言うがヨンジェは手術も手遅れだったことを告げるとスンジョンは泣きわめく。
ヨンジェはスンジョンに現状を受け入れてもらうため、ウンソクからヨンジェの病状を説明してもらうことにする。
スンジョンはドンミョンに、娘が病気なのに男性とつきあうのは母親として自分が許せないと言い別れを切り出す。
ウンソクと仲良くタンゴを踊るヨンジェを見たジウクは嫉妬に燃える。
しかしすぐに険しい表情はほぐれ、ヨンジェとウンソクが踊る姿をほほ笑ましく思い、いつの間か笑顔になる。
ジウクはスンジョンにヨンジェが書いたバケットリストを見せると、スンジョンは胸を痛めて涙を流す。
遠くで自分に手を振るヨンジェを見て、スンジョンは泣きながらもほほ笑み手を振る。
- 第16話【完結】
スンジョンはドンミョンと再婚し、ヨンジェとジウクと写真館に結婚の記念写真を撮りに行く。
ヨンジェは旅行プロジェクトの企画をノ部長に託そうとするが、ジウクはヨンジェ本人がやることを勧めたため、一時的に会社に復帰する。
セギョンの父はセギョンに見合いの話を持ってくるが、セギョンは普通の人と同じように恋愛して結婚したいから放っておいてほしいと頼む。
仕事の後の会食でヨンジェは高熱を出しジウクの車で急いで病院に向かう。
ベッドに力なく横たわっているヨンジェの手をしっかりと握るスンジョンはとめどなく涙を流す。
その隣に立つドンミョンはもどかしい気持ちになる。
ウンソクも胸を痛め、目をつぶって座っている。
ウンソクの隣に来て座ったジウクはウンソクにどうすればいいかと聞き、ウンソクは自分でもどうすべきなのかわからないと答える。