「かぼちゃの花の純情」のあらすじ

各話あらすじ

第81話



ジュンソンはスンジョンに「あなたが私の娘だとしても、何も変わることはない」と言い放ち、驚いたスンジョンは、いつそのことを知ったのかと聞き返す。


ジュンソンは、「あなたを捨てて走ってきた私の人生、他でもない、あなたが妨げることはできない」と言う。


スンジョンはぽかんとして魂が抜けたように歩き、激しく泣く。


スンジョンは漢江に向かう。ジュンソンは家に帰り酒を浴びるように飲むが、その姿を見たグァンウンは死ぬ気なのかと言って酒を飲むのをやめさせようとする。


スンジョンはヒョンムクにジュンソンがどんな人かと聞くが、ヒョンムクは年を取ってから話すと言う。


一方、家を出ていたピルスンが帰ってきて、ヒョジュンと口論になる。


第82話



プロジェクトの責任者交代の知らせを聞いた、スンジョンとミンス。


驚いたスンジョンは社長室に飛び込む。


秘書室を通して来い、という冷静なジュンソンに、スンジョンは自分のプロジェクトを勝手に他人に渡すなと詰め寄る。


だがジュンソンは、役員会議で決まったことだから仕方ないと言うのだった。


愛するミンスのためになるのなら、たとえ結婚できなくてもいいというスンジョンに、ジュンソンはバカな所ばかり父親に似たのだと、冷たく言い放つ。


つらくて涙を流すスンジョンを、どうしていいかわからないグァンウン。


このままプロジェクトをスンジョンにやらせてやってほしいとジュンソンに頼むのだが、頑として聞き入れてもらえない。


第83話



プロジェクトの責任者の座をサラに奪われたスンジョン。


たとえ責任者ではなくなっても、会社の危機を救ってミンスの立場を確かなものにするために、サラの代わりに研究に励む。


そんな姿を見て、グァンウンは気の毒に、ジュンソンは愚かなことをしていると思うのだった。


オ家ではスンジョンとヒョジュンの結婚をめぐって激しい言い争いが繰り広げられていた。


ヒョンムクはどうしてもスンジョンをヒョジュンと結婚させたいのだが、ピルスンは立派な息子を何の取り柄もない女とは結婚させられないと言う。


息子を恵んでやるわけにはいかない、というピルスンの言葉に、ついにスンジョンが割って入るのだが。


第84話



ミンスは晴れて常務となり、これからはスンジョンの力になりたいと言う。


ミンスの常務就任でジュンソンは自分の地位が危ぶまれるのではと不安になる。


ジュンソンはグァンウンに、キム・ジェピルを財務チームに置いて、秘密資金を集めていることは昔からバレていたということを話すが、グァンウンは、キム部長がジュンソンを裏切るはずはないと言う。


ジュンソンは人なんて薄情なものだから、自分が生き残るためには有利な側につくのは当然のことだと言う。


そして、これからが血も涙もない戦争であると宣言する。スンジョンはヒョジュンに会い、結婚できないと告げる。


ヒョジュンは家を出るからスンジョンも会社を辞め2人だけで式を挙げようと言う。


第85話



ユッケジャンのプロジェクト責任者が再びスンジョンになったのかと問うグァンウン。


役員はみんなミンス側につこうと隙を狙っているのだというジュンソン。


社長室で深刻に話し合っている2人だった。


その一方で、常務室ではミンスとスンジョンが楽しそうに話していた。


ミンスは自分にも力ができたことを純粋に喜んでいる。


そんな時、突然ジュンソンがやってくる。キム部長が頻繁にミンスの部屋を訪れることを知り、その話をしているところにキム部長が来て、険悪なムードに。


スンジョンが責任者となって、販売戦略のプレゼンを行うと、その素晴らしさにカン社長は、さすが自分の娘だ、と感心するのだった。


そんなジュンソンをグァンウンは不思議がる。


第86話



発ガン性物質の記事をマスコミにリークしたのはカン社長だ…。


スンジョンの告発を聞いたユ会長は驚いてジュンソンを責める。


ジュンソンは突然のことに、何と答えていいかわからず、親しい記者とのおしゃべりで出た話を書かれてしまった、と苦しい言い訳をする。


ヤン次長とスンジョンが2人で話しているのを、ミンスは偶然耳にする。


ヤン次長がいつからスンジョンのことを「お前」と呼ぶほど親しくなったのか、不思議に思うのだが、2人ともその理由を答えてくれない。腑に落ちないミンスだった。


翌日、カン社長はスンジョンを呼び、ユ会長の前で恥をかかされたことを責める。


だが、スンジョンは、「これは戦争だ」と言い、娘だからと甘く見るなと警告する。


第87話



スンジョンはジュンソンと口論した後、走って屋上に行き、歯を食いしばって泣くのを我慢していた。


スンジョンのことが心配になってついてきたグァンウンは、スンジョンのそばに行き同情する。


スンジョンはジョンソンが、自分に対して申し訳なかったとひと言だけでも言ってくれればいいのに、会いたかったと言ってくれたらいいのにと言いながら泣く。


ジュンソンが中絶できなかったことが悔やまれる、いないとせいせいすると言ったことにスンジョンはショックを受ける。


一方、ヨンガムがグムボクに、サラの結婚話はどうなったのかと聞いていると、そばにいたウンボクが調べたところ、ミンスは大したことはないが、その継母は財界でも有力だと言う。


第88話



ジュンソンは、会社を救うためにはスンジョンがヒョジュンと結婚して会社を辞めることを提案する。


スンジョンはヒョジュンに「悪いけど私と結婚してくれないか」と聞く。


ヒョジュンは「なぜ悪いのか、僕が結婚したいのに」と言う。


ミンスのために自分と結婚しなければならないのかと聞く。


スンジョンはヒョジュンにカン社長が自分を産んで捨てた人だと打ち明ける。


一方、ギョンボクの表情を読んだヒョンムクは、ギョンボクに何でも話してくれと言ってなだめようとする。


ギョンボクはヒョンムクにジュンソンを愛しているか正直に答えてほしいと言う。


ギョンボクは自分とヒョンムク、ジュンソンの関係がジュンソンの思惑通に進んでいることに不満を示す。


第89話



危機に瀕した会社を尻目に、ジュンソンは辞表を出すという。


ミンスには今の危機を乗り越えられないとわかっているため、わざとそう言うのだった。


このままジュンソンが去ったら、すぐに会社はつぶれてしまう。


スンジョンはジュンソンに、ヒョジュンと結婚して会社を去ると言うのだが、ジュンソンはもう手遅れなのだと言う。


万事休すとなるが、ジュンソンのことをよく知っているスンジョンは、ミンスにそのまま放っておくように言う。


ジュンソンは絶対に会社をつぶすようなことをしないと自信があるのだった。


結局、ジュンソンはぎりぎりで耐えられなくなり、銀行に融資を申し込む。今回もスンジョンにしてやられたのだった。


第90話



グァンウンは気絶してしまったスンジョンを見て驚き、背中におぶって社長室から飛び出していく。


自分の子があまりにも可哀想で詫びながら泣き顔で走っていくグァンウン。


社長室に向かっていたミンスはその様子を見て何ごとかと聞くのだが、ついてくるなと言うグァンウンの言葉に制止されてしまう。


思わず社長室のほうを睨みつけるミンス。


一方、ピルスンはジュンソンに会うために、セミに一番高い服を貸してほしいと頼む。


セミはどこへ行くのかと心配するのだが、スンジョンの実の親が現れたことにすぐ気がつく。


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